遊戯王観察録 2017年5月

アニメ「遊戯王ARC-V」が、3月に終わったようです。
私が遊戯王をやっていた頃から続いていたものが一つ、終わった事になります。あとは漫画版でしょうか。
そして、次回作「遊戯王VRAINS」が今月より放映開始されると言います。
このように、AR-Vの放映から次回作の放映まで期間が空いているとの事で、今回記事を書いてみます。

遊戯王OCGに関して
「終わりの始まり」とも言うべき9期が終わり、私にとっては未知の領域、というか最早どうでもいい10期が始まったようですね。
新しいルールができ、多くのデッキが影響を受けたようです。中には従来の様な動きができなくなったデッキもあるとか。
また、4月より新たなリミットレギュレーションが施行されたと言います。前の環境を牛耳っていた十二獣に大きな規制がかけられています。
しかし、大会の結果を見てみると、前に記事を書いた後に新しく出たテーマやデッキに加え、相変わらず十二獣やらメタルフォーゼと言った名前も見受けられます。
ルール変更や制限改訂を行ったにも関わらず、環境トップには何ら効果が無いのは明らかですね。

アニメ出身のカードに関して
前の記事でコズミック・ブレイザー・ドラゴンについて書いた5D's関連のカードですが、今度は「時戒神」のOCG化が確定したようです。
流石にコズミック・ブレイザー・ドラゴン程のインパクトは無いものの、その貪欲なゾンビっぷりには呆れ返るばかりです。
他のアニメのラスボスのカードはそんなに忠実にOCG化されておらず、「ボスデュエル」という特殊ルールで再現されており、時戒神もその一角として再現されていたにも関わらず、今の今になってOCG化…空気読めよまったく。

水属性に関して
今後新しく出るカードの情報の中には、思いの外水属性モンスターが多いです。これだけ多くの水属性の情報が出てくるのは、私が引退する直前、クリストロンや餅カエル等が出た時以来じゃないでしょうか。
辞める前には、今後万一そういった状況が発生し、それを私が知った場合、少しは心が揺らぐのではないかと思っていましたが、実際引退して時間が経ってみると、本当に「今更もう遅い」以外の感想が湧いて来ないものですね。
例えば白闘気白鯨なんてのは、初の魚族シンクロモンスターであり、このブログで最も炎上した記事であった、グレイドル・ドラゴンの情報が出た直後に書いた記事内で、「やりたかったができなかった」と書いていた事が全てできるようになるのですが、「あっそう、良かったね」位いしか思いません。
まあ今後色々出ても、水属性の中ではガエルやバージェストマ、すなわちレベル2・水族が主役という点はいつまでも変わらないでしょう。あとはせいぜい儀式でしょうか。

また、驚くべきことにシャークのデッキに関して動きがあったようです。
No.71 リバリアン・シャークという、シャーク(ナッシュ)を意識したようなナンバーズが出るとの事です。
しかしその性能は・・・半年程前からのデュエリストのカンからすると微妙としか思えません。海皇の効果の発動トリガーになる効果すら持っていないなんて一体どういうこっちゃ。
ナンバーの付け方や効果に関しては評判は良いみたいですが、上でも触れたようなインフレ環境の中では「だからどうした」としか言いようのない微弱なレベルですね。せめて前のルールならまだ幾らか使いやすくはあったのですが。
前に考えていたNo.101をメインとしたデッキとは相性が良さそうかと思いましたが、そもそも(1)の効果で蘇生させるべきS・H・Dark knightを出すには(2)の効果でサーチするRUMが必要になる訳で…。何だか鶏が先か、卵が先かみたいな話になりそうですね。
好きだった身としては、こんな微妙なカード一枚をしてゾンビだゾンビだと罵るのは流石に気が引けます。シャークの関連カードは、これを最後に安らかに眠って欲しいです。

氷結界に関して
リミットレギュレーションではブリューナクが準制限に緩和されたみたいです。昔に規制されたカードを緩和するよりも先に、割と最近にエラッタによって緩和されたばかりのカードを緩和していくのがいかにもKONAMIらしい所です。

遊戯王を辞める直前の時期に動画サイトで【氷結界】のプレイ動画を見た事があるのですが、その動画では観ててムカムカするレベルで軍師やチョコマジシャンガールの効果を、使える状況がいくらでもあったにも関わらず使っていませんでした。その動画内では軍師よりも封魔団の効果を使っている回数の方が多かった位でした。
仮にこのプレイ動画内でのプレイングを正とするならば、このブログを凍結する直前に触れていたような「封魔団は使えない」と言っていた人や、それに踊らされていた私はとてつもない馬鹿者だったのか?
まあ封魔団や交霊師は、新ルールによって弱体化しましたが(というか元の鞘に戻った)。

金のなる木
私が遊戯王の引退を決意したのと同時期に、週間少年ジャンプに流星方界器デューザというカードが付録カードとして登場しました。
そのカードは、【方界】デッキの主軸となるカードであり、実際に「方界」が登場した後に高騰しました。
しかし、私は「金のなる木」と分かりきっていたにも関わらず、そのカードをスルーしました。最も、このカードが収録された雑誌自体、そんなに見かけた事が無かった気もしますが。
スルーした理由は、「方界には水属性がいない(この事は過去に記事で書いていた事があった)から」という理由の他に、「どうせ引退するのだから意味がないだろう」というのもありました。
雑誌付録のカードや、雑誌の応募特典のカードは、デューザがそうだったように後に高騰するケースがあります。しかし私は、他に欲しい付録があったり、読みたい情報や漫画が載っている時はともかく、Vジャンプ等を遊戯王のカードだけを目当てに買う事はありません。
皆が皆、遊戯王やVジャンプを知っている訳ではない、その「知らない」人間に戻るだけです。
もしも仮に、皆が皆この「金のなる木」の事を知っていたら、全日本国民が我先にと雑誌を買い漁る事でしょう。現実に起こっている買占めや即日品薄になるといったトラブルなど比ではない程の騒動が起こる事でしょう。
そうならないのは、遊戯王や雑誌を知らない人も多くいるおかげだと思うのです。

アイドルカードについて
今になって振り返ってみると、やっぱり遊戯王のアイドルカードって嫌いだわ。
遊戯王OCGの中で「アイドルカードがいるのも関わらず、それらがデッキに入らない」という事で有名なテーマだった氷結界が好きだった反動で、可愛くて強いアイドルカードには自ずと拒否反応を起こすものでした。
遊戯王OCGのアイドルカードと言うと古くは霊使い、そしてリチュアやガスタ、マドルチェ、蟲惑魔、そして幽鬼うさぎや浮幽さくらといった系統のカード…弾が経つにつれて公式側が、プレイヤーがどういう傾向のアイドルカードが好みなのかを把握していっている節があり、そしてそれらに強力な効果を持たせるようになっていったような気がします。更に、幽鬼うさぎや灰流うららのように、効果とイラストの両方で需要が高まり高騰したカードもあります。
まあ、それらのアイドルカードが単純に自分の好みでは無かったというのも、アイドルカードが嫌いだった理由の一つです。
公式側が「こんなの好きだろ?」と言わんばかりに出している上記の様なアイドルカードに、悉く興味を抱けない自分は少数派どころか異常ではないかと感じた事すらありましたが、今となっては遊戯王から離れる良いきっかけの一つだったと思います。やはり周りがどうこうよりも自分の意思を貫く事が大事ですね。
アイドルカードの話題抜きにしても、DT世界の水属性テーマは氷結界の後に、氷結界と設定上は繋がりがあるが別のカテゴリのリチュアを出し、更にその後に同じくリチュアと設定上は繋がりはあるものの(属性と「儀式」というコンセプトだけは共通した)影霊衣を出したあたりにも、
「古いモンはさっさと忘れて、我々が用意したより洗練されたものを使い愛してください」という風な魂胆が見えます。
自分の性癖であったり好き好みを捻じ曲げてまで、こんなゲームについて行こうとは思わんよ…。

アイドルテーマとして圧倒的な人気を誇る蟲惑魔には、新弾また新規カードが出た様ですね。まったくゾンビもいいところです。
こういう「人気テーマ」が好きな人は、定期的に新規カードが貰える快感に味を占めて、なかなか辞める事もできずに搾取され続ける事でしょう。

アイドルカードと言えば、上でも書いたように幽鬼うさぎや灰流うららは、現在の環境では採用率が非常に高く、もはや必須カードと化しているようです。当然、価格も高騰しています。
当たり前のようにこれらの高額カードが複数枚入っている最近のデッキレシピを見ると、今や遊戯王は、灰流うららや幽鬼うさぎや神の通告といった高額必須級カードがどれだけ入っているかを見せ合うゲームになってるんじゃねぇか?と錯覚する程です。
今は特に灰流うららがモンスターカードの中でデッキの採用率ナンバー1必須カードと化しています。しかし幽鬼うさぎの例を見るに、規制される事も無く、再録されるまでには2年程位の長い時間がかかり、再録されても入手難易度は大して変わらないような汚い再録方というオチでしょう。
当然幽鬼うさぎがそうであったように、再録されるまでも再録されてからも、レートは高いままで入手困難な状況が続きます。
今、灰流うららを持っていない人にとっての選択肢は、灰流うららを高い金を出してシングル買いするか、今出てるパックなり遠い未来に出るであろう再録パックで灰流うららが当たるまでKONAMIに搾取され続けるか、遊戯王を辞めるかのどれかです。
最もリスクが少なく、かつ容易な選択肢はどれなのかは考えるまでもないでしょう。


今回も締めは、引退を勧める内容とさせていただきます。
今のこのブログのアクセス数はだいたい20弱位のようですが、せめてその人達に伝われば幸いです。他所でこんな事を書くと単なる長文荒らしでしかないため、ここでのみ書かせて貰います。

前に「2014年以降、辞める機会はいくらでもあった」という事を書いていましたが、今思うと、それより前にも辞める機会はあいくらでもありました。
例えば、8期が始まった直後。ARC-Vやおそらく今のVRAINSも、始まった直後にはカードパワーが大きくインフレしている一方で、(シャークが初登場した)ZEXALが始まった頃のカードは明らかにデフレしてました。自分が好きだった水属性がアニメで日の目を見た時に限ってこれだったのだから、辞めるタイミングとしては適切でした。
また、その後にストラクチャーデッキ「海皇の咆哮」やアビス・ライジングで水属性の強化が来て、それなりの評価を得ていた中で、自分の中ではそれらの弾パッケージを飾っていたポセイドラやシャーク・ドレイク・バイスの評価が低かった事が影を落としていました。こういった不満を抱える位なら、辞めた方が良かったと思います。
このように、少しでも不満を感じたならば、身を引く事をお勧めします。
そしてそのタイミングは、OCGでは大幅なルール変更が行われ、アニメシリーズが空白になっている今しかないと思うのです。前作品のARC-Vの評判がよろしく無かった様なので尚更です。
アニメの出来が悪かった、キャラデザが好みでは無い、ストーリーが微妙だった…どんな些細なきっかけでも良いです。
この記事を書いたタイミングは遅かったため、遊戯王VRAINSの放映開始までそんなに時間はありませんが、今もし辞めなければ、遊戯王VRAINSの放映が終わるまでダラダラと遊戯王を続ける事になるかもしれません。
遊戯王VRAINSの放映期間がどれだけなのかは分かりませんが、その間に、今感じている不満が解消される保障はありますか?
私の様に後々になってから辞めなくて後悔する位ならば、今辞めた方が良いでしょう。
私には、他の人が遊戯王を辞めるのを強制する権利はないというのは分かっていますが、それでも今しかないと思い、急遽この記事を書いた限りです。

一歩を踏み出し、トライしよう

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心残りがあったので

今日から遊戯王に復帰します。
それに伴い、このブログの更新も再開いたします。
どうぞよろしく願いします。

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遊戯王観察録 2017年2月

遊戯王から身を引く際に、「今後も、嫌でも遊戯王と関わる機会はあるだろう」と書きました。
その後も案の定ネット上で遊戯王関連のワードや話題が目に付く事が多かったですが、いくつか意外なものが目に入りました。
それらの内のいくつかをきっかけに、私が辞めた後の遊戯王について自分なりに調べ、今回記事を書くに至りました。

このブログには、これまで編集ミス等で非公開になっていた記事がいくつかあったので、それらの記事番号を使って特別に記事を書き起こしてみます。

アニメに関して
ニコニコ大百科というサイトを見ていると、「遊☆戯☆王アーク・ファイブ炎上問題」というワードが目に入りました。
アニメ「遊戯王ARC-V」は、展開やキャラの扱い等で、何かと評判がよろしくない様です。遊戯王関連で何かと盛り上がっているであろうサイトで、このような(遊戯王にとって)見るからにマイナスイメージのある単語が目に付いたのは意外でした。
しかし、シンクロ次元編で「遊戯王5D's」の要素が全面に出されたのに嫌気がさして、遊戯王そのものに先駆けてアニメシリーズに見切りをつけていた身としては、心底「ザマーミロ」としか思いません。
その批判の矛先は、更に同じ方が監督をされていた5D'sにまで飛び火しているという話も聞きます。
何であれ「完璧」なものなんてのは存在しません。遊戯王5D'sだってその例外ではなかったというだけの話です。
遊戯王に嫌悪感を抱いて見切りをつけた私にとっては、ある意味で「朗報」とも言えるこの流れこそが、今回あえてこの凍結させたブログに新たな記事を書くきっかけの一つとなりました。

ただ、「遊☆戯☆王アーク・ファイブ炎上問題」の項目で一つ気に入らないのは、今の遊戯王OCGのパワーインフレ環境については「OCG方面でもカードパワーの全体的な強化により充分にキャラデッキとして使える強さを持ったものも少なくはない」と、さも良い事のように書かれている点です。
私が遊戯王に嫌気が差したきっかけは、決してアニメだけでなく、OCGによるところが非常に大きかったというのに…。
私は自分がデッキを組んでいた過去作キャラ(具体的に言うと神代兄妹)がARC-Vに登場して、それによってデッキが強化される事を望んでいたものでしたが、登場した過去作キャラの全てが全て、既存のデッキを上手に強化できたとは言えない様です。
そして登場した過去作キャラの扱いに至っては、ファンにとって、闇に葬りたくなる程の散々な扱いだったようです。
自分がデッキの強化を望んでた神代兄妹がARC-Vに客演を果たせなかったというのが、私が遊戯王を辞める際の決定打だった訳ですが、上記の様に評価散々なアニメに、出ても得にならないような客演が果たせなかった位で辞めた事に対して、「果たして本当にこれで良かったのか?」という気持ちも正直無かった訳ではありませんでした。長い間氷結界を推していた割に、氷結界とは何の関係も無い様なきっかけですし。
しかし、そんな気持ちを跡形も無く消し去ったのは、他ならぬ後述するOCGがきっかけでした。

他のジャンルで交流のあった人が、ARC-Vで遊戯王を視聴し、遊戯王関連のネタを使うようになったのを見た時には、悲しい気分になりました。
「初めて触れた遊戯王作品がARC-Vだったから」ではなく、その人が「遊戯王関連作品そのものに触れてしまった」からです。
今後、「遊戯王を知らない人」は増えていく事はあっても減る事は無いのか…。

ARC-Vが終わった後も、新たな遊戯王のアニメが放映される事は確定しています…。悔しいやら無念やら、そんな気分でいっぱいです。
初見の印象は遊馬にベクターの前髪を貼りつけたコラ画像かと思ったキャラが、新主人公の「藤木遊作」というではありませんか。
どうやら私にとって遊戯王と何の関係も無い日々を過ごせるようになるには当分時間が掛かるようです…。

OCGに関して
今回このブログを更新するに至ったもう一つのきっかけとして、「コズミック・ブレイザー・ドラゴン」がOCG化されるとの情報を目にしました。
「コズミック・ブレイザー・ドラゴン」とは、「遊戯王5D's」で名前だけでていたモンスターです。しかも台詞で登場した訳ですらなく、ワンカットのみ、それも静止画で観ないと解読できないような名前が書かれていただけです。
未だにOCG化されていないアニメカードが幾多ある中で、それらを差し置いて形すら存在していなかったモンスターであるコズミック・ブレイザー・ドラゴンがOCG化されたのです。
「コズミック・ブレイザー・ドラゴンのOCG化」を望む声は、5D's放映時にその名前が確認された当時からずっとありました。5D'sが嫌いだった私はもちろん反対で、「そんなもん出る訳ないだろ」としか思っていませんでしたが。
似た響きのパックのコズモ・ブレイザーでも登場する事はなく(もちろん、この時もコズミック・ブレイザー・ドラゴンのOCG化を望む声はあった)、「ああ、こりゃもう今後登場する事はねーわ」と思っていたところに、今回のコズミック・ブレイザー・ドラゴンのOCG化です。
以前「人気者は、どんな声でも公式に反映されていいですね」みたいな事を書いていましたが、それがここに極めりです
シューティング・クェーサー・ドラゴンがいて、更にスターダスト・シフルまで出たところに更にコズミック・ブレイザー・ドラゴン…。遊星ファンは一体どれだけ貪欲なんだよ…。
まったく「誇り高きシンクロ召喚」が聞いて呆れます。ARC-Vでのジャックとクロウの再登場とデッキの強化も然り、シンクロ召喚やその代名詞とも言うべき作品である5D'sのファンにとっては、綺麗に完結したはずのものに対していつまでも粘着して未登場のカードのOCG化やら強化やらの願望を叫び続けて、それを現実化にまでこぎつける事が「誇り高き」事なのか?
嘘も百回言えば真実となるってか?
私に目にはみっともないとしか映りません。この歌詞、「みっともないシンクロ召喚」の間違いなんじゃないの?
氷結界の新規カードが登場しなくなって久しくなっても尚氷結界にこだわっていた私の事を怨霊地縛霊等と例えている人がいましたが、それならばコズミック・ブレイザー・ドラゴンのOCG化やジャックやクロウ等のデッキの強化を望んでいた人達を一言で例えるとゾンビです。
第9期以降のWP枠で強化されたテーマ、ARC-Vで再登場して強化された過去作のキャラのデッキ、みんなゾンビです。今の遊戯王OCGというのは、そんなゾンビだらけのみっともないゲーム。

それに比べて、私が好きだったシャークのデッキは何と潔い事よ。
元々(Vジャンプの応募パック等での)強化に恵まれていなかったとはいえ、アニメが終わってからはサッパリと強化が無くなりました。
本来、これが当たり前であり、あるべき姿なのです。シャークのデッキは、他のゾンビ共とは違うんです。
どんなものでも死んでしまったら、終わりが来たならそれで終わりです。それが当たり前にも関わらず、周りは皆ゾンビなのだからそりゃ勝てなくて当然です。
ZEXALが終わるより前にも、Vジャンプの応募パック等でシャークの関連カードが登場しなかったり、ZEXAL最後の弾のWP枠でシャークを強化しなかったといった問題点はありましたが、もはや部外者である私はその事をとやかく言う気キはありません。
上述の通り私が遊戯王を引退するきっかけとなった直接の引き金は、神代兄妹のデッキの強化が実現しなかった事でしたが、今となってはゾンビの仲間入りしなくて良かったと思います。
嘆くべきは強化されない事よりも、強化される事だったんです。強化されなかった事は、嘆くべきでは無く誇るべき事だったのです。
今では二度と強化するなとすら思います。
もっとも、強化しろだの強化するなだの言ったところで、これまで通り何も出ないままなのは分かり切った事ですが。
ただ、「強化に粘着する」方向から「強化を拒否する」方向へ考え方が変わったからと言って、遊戯王に復帰する気はありません。四方八方ゾンビだらけと分かりきったところに好きで飛び込む人間なんてまずいないです。
そもそも、遊戯王を辞めたからこそこの発想に至る事ができたのかもしれません。
いくら辞めたからと言っても、長いやってきた事には変わりないので、せめて自分が好きだったものだけはゾンビ化して欲しくない、気高い存在のままであり続けて欲しいです。

あと、カードの再録の下手さにも呆れ返ります。自分が身を引いた後に出た弾を見てみても、堕天使が出る弾に堕天使ナース-レフィキュルを再録しなかったり、機械族のストラクチャーデッキRに、機械族のデュエリストボックスのパックには入っていた安全地帯を再録しなかったり…。
その癖、過去に何度か再録された事のある「元高額カード」を何度か再録したり。そしてそういうカードは自分が既に持っているカードばかりです。
この事も、少なからず遊戯王への嫌悪感に結びついていました。

再録と言えば、去年のゴールドパックが出たあたりで幾度となくネタにしていた幽鬼うさぎが、上記のコズミック・ブレイザー・ドラゴンが収録されたのと同じ弾で再録されたようです。初登場からおよそ二年ぶりの再録という事になるのでしょうか。
しかしそのレアリティはスーパーレアであり、一箱買っても一枚も当たらない可能性がある点は変わらず、結局高額カードである事には変わりないようです。現に幽鬼うさぎは今回の再録パックの中でもトップレアです。
高需要の高額カードの汚い再録法と言えば、ゴールドシリーズのノーマルレアが思い浮かびますが、ゴールドシリーズの頃に出たノーマルレアかつ当時高需要・高額カードだったカードの中には二年も再録を引っ張ったカードなんてありませんでした。
しかもGSのノーマルレアで再録された高需要・高額カードだったカード達はその多くがエクストラデッキのカードであったり当時は規制されていたカードだったのに対し、幽鬼うさぎは、どんなデッキでも使える程の汎用性を持った無制限カードです。
高需要・高額カードだったカードの中でも異例の再録の遅さだったにも関わらず、(他の私が既に複数枚入手していたような元高額カードとは違って)ばら撒く事すらしない…。一体何がKONAMIをそうさせるんだ?
自分が持ってる高額カードは再録されてばら撒かれる一方で、自分が入手に苦労したカードはなかなか再録されなかったり、再録されたとしても入手困難なままだったり…こういうのがキッカケで遊戯王に嫌気がさして離れるような人がいてもいいじゃないの?

あと、幽鬼うさぎと言えば、浮幽さくらに続いておなじような系統のモンスターがまたしても最近出たみたいですね。
現役時代はあえて書いていませんでしたが、幽鬼うさぎに浮幽さくらと、氷雪を連想する単語が由来になってるカードが水属性じゃなかった中で、新しく出た灰流うららが炎属性って…そんなのありか?(ちなみに触れていなかった理由は、そもsも「氷雪系=水属性」というイメージを持っている事自体が良くない事なのではないかと思っていたからです)
まあ、たとえ水属性で汎用的なカードがでたところでどうせノーデンの様にすぐ規制されるか、S・H・Ark Knightの様にすぐに上位互換が出て立場が無くなってしまうのがオチでしょうが。

再録関連についてあともう一つ、鳥銃士カステルもこれまた同じ弾で再録されています。これによって、「値段が安い」という、S・H・Ark Knightがカステルに勝っていた数少ない利点の一つが無くなる事になります…。
「S・H・Ark Knightよりカステルの方が高い」という点は変わらないものの、再録によって、カステルが以前の様なとても手が出し難い程の値段のカードでは無くなったでしょう。

水属性に関して
S・H・Ark Knight以外にも、水属性の動向についても見てみました。

一昨年の記事で「ジャンプフェスタでプロモパックが無くなって新規水属性が登場する機会が減った」と嘆いていましたが、去年のジャンプフェスタに至っては、先行販売のプレミアムパックにすら水属性が0体だったようです。
もしこの時まで続けていたらショックはデカかったでしょう。辞めていて正解です。
もう今後は漫画版出身の水属性の登場なんて望めそうにありませんね。

水属性では今年1月のリミットレギュレーションで餅カエルが制限カードに指定されました。規制されるのが思いの外早かったですね。
餅カエルが出た時には、あちこちで「これでシャークのデッキが強化された」「氷結界が強化された」と(半ばネタ気味とはいえ)言われており、実際に自分も餅カエルが登場した時には(既に引退時期を決めていたにも関わらず)不覚にも少なからず心が躍ったものでしたが、同時にその危うさについても理解していました。
ガエルからのお零れを頂いた形とはいえ、氷結界もシャークも、他の水属性のデッキも、確かに「強化されている」という実感がありましたが、その一方で「もし餅カエルが規制されたらどうなるのか?」「餅カエルが規制されたら、一気に瓦解するのではないか」という危機感もあったのです。
イレカエル、フィッシュボーグ-ガンナー、タイダル、ディーヴァ…今までそんな事が何度もありました(先に挙げた2体に関しては、個人的に好きなカードではなかったので伝聞だけであまり実感はありませんが)。そして今回この中に餅カエルが追加された形となりました。
強いキーカードが出ては規制され環境から消えていく…水属性はそんなのばかりです。

一方で、餅カエルと同じく私が引退する直前に新しく出た水属性テーマの「クリストロン」は、いくら辞めるとはいえ軽々しく予想するのは良くないと思いあえて書いていませんでしたが「たぶんダメだろうな」と予想していましたが本当にダメだったようです環境には影も形も残せていません。
クリストロンより前の同系統テーマのメタルフォーゼが長い事環境で結果を出しており、次のテーマである十二獣が現在の環境を牛耳っているというので余計に悲惨さが目立ちます。メタルフォーゼと十二獣を混ぜたデッキというのも、大会でよく結果を残している様なので尚更です。
完全に、前のシリーズの水属性担当だったダイナミストの二の舞です。ちなみに、ダイナミストもクリストロンと同じく水属性・機械族で統一されたテーマです。
ダイナミストも、それまで出た多くのペンデュラムテーマが環境で名を馳せていたにも関わらず、環境に影も形も残せなかったテーマでした。
マジェスペクターやイグナイト等がいる中でのダイナミスト、十二獣やメタルフォーゼがいる中でのクリストロンと、水属性テーマは二回連続でハズレを引いている事になります。
第9期で登場・強化された機械族として見ると更に悲惨であり、超重武者、ブンボーグ、クリフォート、SR、ガジェット、サイバー流、ABC、古代機械と、環境に名を馳せた強豪テーマやアニメシリーズで登場した「名門」クラスのテーマが名を連ねていますが、そんな中でのダイナミストクリストロンなのです。
正直、遊戯王を辞めたはずの私ですらも恥ずかしくなってくるレベルです。
結局、ダイナミストとクリストロンは、環境クラスのテーマが次々と出る中でその流れに乗る事が出来ず、環境に影も形も現せなかったポンコツだった。それ以上でもそれ以下でもありません。
これからも次々と壊れカードが量産され続ける事を考えると、今後これらのテーマが環境で活躍する機会なんて、ダイナミストとクリストロンを除く第9期以降に登場したカード全てが禁止にでもならない限りまず不可能でしょう。

第9期で登場した水属性テーマで、環境を一色に染める位に活躍したのは結局影霊衣だけでした(これは、厳密には水属性統一テーマではありませんが)。
これによって改めて、遊戯王OCGでの水属性は、儀式以外はやる気がないという事が浮き彫りになりました。
しかし水属性テーマの【氷結界】や【クリストロン】も、その気になれば【ガエル】の様に強化しようと思えばできたかもしれないというのが余計にタチが悪いです。
というのも、粋カエルは氷結界の三方陣と、餅カエルはクリストロンと同じ弾で登場しているのです。
粋カエルは【ガエル】の枢軸となるモンスターの一体であり、餅カエルが出た頃には高額カードに片足を突っ込んだ程の強力カードです。そして、もはや説明不要であろう餅カエル。【ガエル】とも相性が良く、「壊れ」とも言われる非常に強力な効果を持っており、割と早く規制された事からもそれが窺えるカードです。
これらのカードの有用さが少しでも氷結界の三方陣やクリストロンに分け与えられていたら…きっと水属性や環境のあり方も変わっていた事でしょう。
水にゆかりのある様々な生き物(架空のものも含む)をモチーフにした多種多様なキャラクターが登場するゲームは多々あれど、それらの中で蛙が最も強いゲームなんてのは遊戯王位のものでしょう。なので、蛙が好きな人にはお勧めできるゲームかもしれないですね。
あとバージェストマは多少結果を残しているようですね。現に、この機会に2chの水属性スレを除いてみると、案の定バージェストマとガエルが主役でした。
バージェストマは、水属性で水族・レベル2という点はガエルと共通しています。昔から、水属性・水族・レベル2のものは他の水属性に比べて優遇されているように感じていましたが、どんどんそれがあからさまになってる気がします。水属性にとっては「水属性・水族・レベル2」というステータスは、ノアの方舟のようなものなのでしょうね。

氷結界に関して
2017年1月1日のリミットレギュレーションで、ドゥローレンが制限カードに規制強化されました。海外では先駆けて制限カードになっていましたが、これで禁止カード化に王手をかけたと取る事もできます。
【氷結界】では、これによってセルフバウンスの戦法が取り難くなります。
そしてあともう一つ、「氷結界」の盟友にして最大の天敵でもあったブリューナクが、エラッタされた上で制限復帰を果たしました。
エラッタによって効果の使用回数に制限がつき、相手のカードしかバウンスできなくなりした。が、「好きな手札を切れる」「手札の数だけ相手のカードを除去できる」という凶悪性能は何ら変わっていません。
今まで、強力な耐性を持ったモンスターが出ては、「トリシュでおk」「カステルでおk」「ライトニングでおk」等と言われていたところに、新たに(禁止カードになる以前は定番だった)「ブリュでおk」が加わる事でしょう。
キーカードの規制強化に天敵の緩和…氷結界にとっては悪い事だらけです。

一番割を食っているのは、遊戯王OCG界の「正直者が馬鹿を見る」の体現者こと氷結界の龍 グングニールです。
遊戯王カードwikiにも案の定追記されていましたが、ただでさえドラゴン族・レベル7のシンクロモンスターにはブラックローズ、同じ属性・種族で同じような除去効果を持った瑚之龍がいたところに、同じ属性・カテゴリでどう足掻いても上位互換の除去効果を持ったブリューナクが復帰するとあらば、いよいよもって八方塞がりです。こんな事があって良いのか。
ついでに、再録されるブリューナク(エラッタ)もトリシューラも、相変わらず高レアリティで再録されます。KONAMIは意地でもこいつらをグングニールの様に低レアリティで再録したくないんですね…。何つーこだわりなんだ。

以前、氷結界ファンに対しては「栄光を掴んで欲しい」と書いていましたが、そんなものはコズミック・ブレイザー・ドラゴンのOCG化を望んでいた方々の様に半ばカルトじみた一大勢力でも無い限りまず不可能です。
それよりもまず、遊戯王から身を引く事を考える方が、現実的かつ理想的です。


プレミアムパックに水属性なし、ドゥローレンの制限化、ブリューナクの制限復帰、餅カエルの規制、コズミック・ブレイザー・ドラゴンのOCG化と、年末年始は(遊戯王をやっていた当時の私の視点から見て)悪い事ばかりだったので、たとえもし去年の春ごろに引退を考えなかったとしても、夏に引退していなかったとしても、ここで確実に心が折れていたでしょう。良かった事なんてせいぜい黄泉ガエルが再録された事位です。
グングニールやS・H・Ark Knightやリバイス・ドラゴンといった、いずれも当時の遊戯王に対する見方に大きく影響を与えた程思い入れの強いカードも、どんどんと立場が悪くなっていく一方です(ちなみに、これらの中で最も長く面目を保てていたのは、意外にもリバイス・ドラゴン。ダンテが今も制限カードな事を踏まえると、現在進行形で何とか面目を保てているとすら言えます)。
今思えば、これらのカードが私を引退へと導いてくれていたのかもしれません。私が遊戯王を辞めたのは偶然ではなく必然だったのだと感じます。
ただ、それでも辞める時期が遅かったです…。私の中で、遊戯王OCGは2013年で終わっていた。これから先どれだけ遊戯王が長く続こうと、DP神代兄妹編が出てからの五ヶ月程より良い時期なんてある筈がない。
2014年以降もダラダラと続いている遊戯王(の様なもの)は、私の知る「遊戯王OCGデュエルモンスターズ」(5D'sやらZEXALやらARC-Vと付いていた時期もありますが)などではなく、「遊戯王みっともないゾンビーズ」でしかありません。
私が辞めた頃やその後の動向を見ていると、妙にアンデット族を優遇しようとしている傾向がある様に感じます。名実共にゾンビを目指そうとしているのか?このゲームは。

この記事を読んで、ブログを凍結すると宣言したのに今こうして記事を書いている私こそゾンビなのではないかと思う人がいるかもしれませんが、むしろそう思って頂けた方が光栄です。
遊戯王をやっていて、尚且つ私の事をみっともないと思った人には、人の振りを見て我が振りを直して欲しい。私もみっともないですが、今一度、自分がやっているカードゲームもまたみっともないものである事に気付いて欲しいです。
とはいえ、今後このブログを再開する気はありません。遊戯王の駄目さ、みっともなさを伝えられるなら記事を書いても良いと思っていますが、アンチブログなんてもの自体に良いイメージは無いし、第一今遊戯王をやってる人にはそれは伝わらないでしょう。
私が遊戯王をやっていた頃、遊戯王を罵倒して他のカードゲームを勧めて来る荒らしがいたものでしたが、私は遊戯王に嫌気が差して辞めたものの、今のところそのカードゲームに手を出してはいません。むしろ、遊戯王時代に遭遇した荒らしによるマイナスイメージを未だに引きずってすらいます。
敵の敵は、味方ではないのです。この事は、私が遊戯王をやっていたおかげで身を持って知る事ができた事でもあります。
このように、遊戯王をやっている内は他人がどう言おうと遊戯王に対する考え方を変える、ましてや否定的な角度から見る事なんてなかなかできないものでしょうが、時間の経過と共にじっくりと気付くと良いでしょう。
今こうして遊戯王を辞めた側の立場として記事を書いている私でも、辞めるのに2年掛かったのですから。

自分も他の人も、2017年以降は少しでも遊戯王と関わりのない日々を過ごせる事を願います。

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ジャンル : その他

最後の挨拶

本日をもって遊戯王から身を引き、このブログを凍結します。
今までありがとうございました。

引退を決めた発端に関してはこちらの記事で書いています。その記事で書いた通りの流れになった為、引退します。
ただ、こちらの記事で書いたように引退する決定する時期が思ったよりも伸びた為、その時期的にもどうせならと思い、引退するのは私にとって何かと激動の日付であった7月17日に定めました。
また、いずれ辞めるにも関わらず、中途半端にダラダラと恨み辛みの内容中心の更新を続ける事で、それまでこのブログを見ていた人達にこのブログを絶ち切って貰うという意図もありました。

私が遊戯王OCGをやり出したのが2007年頃だった記憶があるので、今年で9年目という事になります。
このブログを立ち上げたのは2009年11月であり、およそ6年と8ヶ月に渡って更新してきました。
6年にしろ9年にしろ、遊戯王の歴史から見ても私のこれまでの人生から見ても決して短くはない時間でしたが、思えば色んな事がありました。最後の2年位は完全に蛇足だったような気もしますが。
ちょうど今から5年前に、念願の氷結界の新規カードの氷結界の伝道師が登場し、それがきっかけでそれまで100前後だった記憶のある一日のアクセスが一気に300を超え、その後も長らくの間アクセス数が100以上を維持していた事。これがこのブログの最初の盛り上がりでした。
DTのスピードデュエルやアクションデュエルについて考察したり、このブログにアクセスして下さった方々の何人かと共にDT NEXTのSDGPで競い合った事。SDGPのトップ常連の方もこのブログに来られて驚くと同時に非常に嬉しく、この頃が一番楽しかった気がします。
こちらも念願だった、7年越しの水属性のストラクチャーデッキ「海皇の咆哮」が登場した事。続くABYRでのプッシュもあり、水属性に最も勢いがあったのは、間違いなくこの頃でした。
そして、DP神代兄妹編が発売し、続くLVALではシャーク(ナッシュ)の切り札であるNo.101が登場し、今振り返るとこの時期が、自分の中で最も勢いのあった期間でした。
その後のカードパワーの強烈なインフレ等もあり、もう今後この頃の盛り上がりを超えるのは無理だと判断したのも、このブログ凍結の一因です。

以前の記事のコメント欄で、「遊戯王以外の趣味を見つけてみては」というコメントがありましたが、そうさせていただきます。それをわざわざこのブログで宣伝する事はしませんが。
今持っている他の趣味も、これから新しく見つけるであろう趣味も、遊戯王と比べてメジャーかどうかは分かりません、ただ、カードゲームとなると、遊戯王は世界で最も売れたカードゲームとしてギネス登録されているので、確実に遊戯王よりもマイナーという事になります。
今のところ、他のカードゲームに手を出す事は考えていませんが、もし他のカードゲームを始めるならば、雰囲気やコンセプトが自分の好みとマッチしているという大前提の元で、尚且つ公式からある程度テコ入れされており、十分に伸び代がある勢力やデッキをチョイスして使うようにします。もう、遊戯王OCGでの水属性(特に「氷結界」やシャークのデッキ、ダイヤモンド・ダスト)の様な思いは御免なのでね。

ただこれからも、嫌でも遊戯王と関わる機会はあるでしょう。
例えば、他のアニメ作品を見ていたとしても、展開の類似性や声優繋がり等から、遊戯王ネタを持ち出して来る人は多かれ少なかれいる事でしょう。ニコニコ動画やニコニコ大百科等のサイトを開いて、遊戯王関連のものが目に飛び込んでくる事もあるでしょう。
酷い時には、蟹や蟹に関連するものというだけで不動遊星(遊戯王5D'sの主人公で、そのヘアースタイルから通称「蟹」と呼ばれている)やそれを連想させるワード(作中での台詞など)が書き込まれたり、バイクが出ただけで「どうしてバイクと合体しないんだ…?」という台詞が書かれたり、「満足」という言葉なんて、今やネット上では遊戯王関連に結び付けられない方が奇跡なんじゃないかとさえ思える有様です。
おかげで、以前は遊戯王関連の場で他のカードゲームの話題を持ち込む人に対して不快感を抱いていたのが、たまたま他のカード作品に関するページを開いた時に、何かと遊戯王の名前を持ち出されているのを見て、「遊戯王遊戯王うるせーよ」と思うようになった程には、遊戯王そのものに対しての嫌悪感も抱き始めていました。そもそも、どちらにせよ他の作品の話題を持ち出す事自体がマナー違反な気もしますが。
評価がマイナスに振り切れた上での引退なので、もう遊戯王OCGをやるより前(いわばゼロだった頃)の様な視点で遊戯王を見る事もできないでしょう。
別に遊戯王を辞める人が、必ずしも遊戯王を嫌いにならなければならないというものでもありませんが、これが私の選んだ道と思想です。

良い事ばかりでなく、悪い事もありましたが、今となっては夢から覚めたような清々しい気分です。
以前の記事で、ここ二年間であった「悪い事」を書いていましたが、それらすらも単なる一晩の悪夢に過ぎなかったように思えます。
前回の記事では、「(氷結界ファンには)自分とは違ったやり方で栄光を掴んで欲しい」と書いていましたが、一番の願望は、好きなテーマやデッキは関係なく一人でも多くの人に目を覚まして貰う事です。私にはそれを強制するつもりも権利もありませんが。

ちなみに、復帰は考えていません。今まで散々ボロクソ書いた以上(ボロクソだと感じるかどうかは人それぞれかもしれませんが)、おめおめと復帰する気など無いです。
仮にもし復帰したとしても、それはあくまで2013年までの遊戯王の延長線上として楽しむ程度に留めるでしょう。
自分が興味を持つものというのは、何故か既に勢いのないもの展開自体が終了しているものが多い傾向にある(いつまでも「氷結界やシャークが好きだ」と言っていた事からも、その片鱗を感じられるかもしれませんが)ので、ひょっとしたら遊戯王の展開が完全に終わった後にはひょっこり戻ってくる事があるかもしれませんが。
仮にもし、今後遊戯王OCGで「氷結界」やシャークのデッキ、その他水属性に大きな強化が来たとしても、それが私の知るところとなったとしても、「今更もう遅い」切り捨てます。(もっとも、その見込みが無いからこそ辞めるのですが)

改めて、6年と8ヶ月の間ありがとうございました。
これまでの活動が自分や他の人にとってプラスになったかどうかは分かりませんが、何らかの形で少しでも良い影響があれば幸いです。

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ネット上での氷結界への評価

一ヶ月ほど前に、ふたばちゃんねるというサイトで「氷結界」を激しく罵倒している人物がいるのを目撃しました。
このサイトでは、「氷結界に親でも殺されたのか」と言われる程氷結界に噛み付く人がたまに現れるのですが(複数の人間によるものなのか、一人だけなのかは不明)、私が目撃するのはこれで最後だろうという事で、あえてその内容について触れてみます。

そこでの書き込み主曰く、「氷結界」は一切制限ない万能サーチある紙束との事です。
遊戯王OCGには、一切制限ない万能サーチ魔法を擁するテーマは「トゥーン」、「E・HERO」「リゾネーター」「氷結界」「聖刻」と5つありますが、ちょうど一年ほど前にも書いたように、この中で環境トップに食い込んだ(≒サーチカードが規制されていた時期があった)事も、第9期になって強化から強化を貰った事も無いテーマは「氷結界」だけです。
その点から、少なくともこれらのテーマの中では「氷結界」は見劣りしてしまうのは否定できないでしょう…。
この書き込みに対するレスでは、更に「あんなに誰からも羨ましがられないサーチ他に無いと思う」「レベルや種族縛りもなくコストもなく1ターンに一度もないのに凄いと言われないサーチとそのテーマなんて未来永劫ないぞ」とまで言われていました。
前回の記事でも同じ様な事を書いていましたが、自分が応援していたテーマに限ってピンポイントでそうなってしまった事は、辞める事を決めた今となっては逆に誇るべきなんじゃないかと思えてきます。
この書き込みがあった掲示板ではこの話題の直前にリゾネーターの話題が交わされていたのが、より一層哀愁を際立たせます…。しかもそのリゾネーターを擁するジャックのデッキは、前回の記事で書いた様に「20th ライバル・コレクション」でそのサイトでも絶賛される程の劇的な強化を貰いました。私はARC-Vでのジャックの再登場から、「氷結界」やシャークのデッキの強化の希望を見出していましたが、結局蓋をあければジャックの一人勝ちでした。
そしてその話題の中には、「(水属性でもレベル5でもない様なモンスターから)アビスクリスタルに進化出来る」などという訳の分からない書き込みもありました。

更に、「(【氷結界】は)ガンターラ中心の虎将ビートと伝道師を利用したランク4デッキ以外に何があるんだ」「六武衆とかも数が多いけどヤリザやニサシみたいなネタキャラ枠が多くて使われるのは一握りだろう」「封魔団とかそういうのがキャラ的に六武衆で言うヤリザ枠的なものだ」というレスがありました。
ここでヤリザというのは、「六武衆」カテゴリの中で特に「デッキに入れる枠が無い」とネタにされる傾向が強かったカードで、そのネタが広まった影響か、アニメARC-Vでは公式で「クズカード」呼ばわりされた事がある程の存在です。
ちなみに、モンスター効果的に言うと(ダイレクトアタッカー繋がりで)水影がヤリザ枠的なものです。「六武衆」の中で評価の低いヤリザと、「氷結界」の下級の中でも最強の水影が、同じ方向性の効果持ちというのは何とも皮肉な話ですが…。
ここで封魔団の名前が挙げられているのは、「【氷結界】に入るのはガンターラや伝道師といったカードで、封魔団等のアイドルカードは入らない(所謂『おっさんデッキ』)」というイメージによるものでしょう。
「氷結界は紙束ではない」と気付いた人達が構想を練ってできた「おっさんデッキ」というイメージさえも、皮肉にもそれ以外の氷結界(特にアイドルカード)にとってはマイナスでしか無いので、たまったものではないです。
特に封魔団は、DTマスターガイドのデッキレシピでも省かれているので、悔しいですが「ヤリザ枠的なもの」というのは否定できまないです…(六武衆にとっては失礼な言い方になっているかもしれませんが)。
そこから更に、「ヤリザは腐っても六武衆のサポートを受けられる。 封魔団もヤリザみたいに強引にでもネタ扱いされているのか?ないならただの空気だし一緒にすんのもなぁ」というレスもありました。
ネタはともかく、「氷結界」はサポートカードがそんなに多くないのも悩みだと思います。六武衆程の豊富なサポートがあればなぁというのはよく思いました。

また、そこでの「伝道師出てすぐの頃はフリーで遊べるくらいのパワーあった」という擁護するような書き込みに対しては、「短い春だったんだな。そんな短い期間は強化と言えないけど」というレスが返されていました。
私は上で名前が出ていた封魔団に対する擁護としては、先日の記事で書いたような活用法を挙げますが、まぁこの手の人物からすれば「それはコストや素材として使っているだけであり、そのカード自身の強さでは無い」とでも返されるのがオチでしょう。

このブログが凍結してからは、ネット上での「氷結界」のイメージはどうなるでしょう。
この罵倒している人の様な意見が主体となり、「氷結界」にとっては本当の地獄と化すのか、それとも逆にイメージが良くなるのか、それとも何も変わらないのか…。
個人的には十中八九「何も変わらない」と思いますが。

この記事も含めて、これまでのこのブログを読んで、「こんな奴が『氷結界』と名の付けたブログを作ってるのか」「自分の方が氷結界が好きな自身がある」と怒りを感じた人がいたとすれば、そういう人の方が、少なくとも私などよりは余程「真の氷結界ファン」と呼ぶに相応しい存在でしょう。
そんな「真の氷結界ファン」の人達には、上で名前を挙げたリゾネーターやトゥーン、その他多くの人気のテーマがそうなった様に、私などとは違った方法で「氷結界」をアピールして、栄光を掴んで欲しいです。それが、曲りなりにも自分が好きだったものに対しての、せめてものエールです。

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プロフィール

ザルトム

Author:ザルトム
(2016年7月17日 凍結)
6年と8ヶ月の間、ありがとうございました。

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