N・グラン・モール

今回は、【氷結界】にとって天敵となり得るカードを紹介します。


N・グラン・モール

N・グラン・モール
効果モンスター(制限カード、13/09/01から準制限カード)
星3/地属性/岩石族/攻 900/守 300
このカードが相手モンスターと戦闘を行う場合、
ダメージ計算を行わずその相手モンスターとこのカードを
持ち主の手札に戻す事ができる。



「N(ネオスペーシアン)」の一体であるN・グラン・モールです。
このカードが【氷結界】の「天敵」たる最大の理由は、守護陣のロックも術者のロックも効かない点に他なりません。
通常、これらのロックが効かないカードというと、攻撃力が1600(守護陣の元々の守備力値)に満たない弱小モンスターがほとんどです。
異次元の女戦士は、厄介な除去効果を持っている上に守護陣のロックが効きませんが、レベルが4である為、術者のロックは効きます。
しかしこのカードは攻撃力は、レベル3で低い攻撃力でありながら、相手モンスターと戦闘を行う場合、 ダメージ計算を行わずそのモンスターと自身をバウンスする効果を持っています。この効果が非常に厄介なのです。
この効果によるバウンスで、こちらは確実に布陣を崩されてしまいます。この効果は対象を取る効果ではない為、御庭番による耐性も全く意味を成しません。
例えば守護陣をバウンスされれば、そこから他のモンスターで一気に攻め込まれてしまいます。
たとえ立て直したとしても、このカード自身もバウンスされるため再利用は容易であり、また同じように除去されてしまう可能性が高いです。
このカードの前では、あのカタストルでさえも無力であり、どちらから攻撃した場合でも、このカードの効果によって両者ともバウンス(カタストルは手札ではなくエクストラデッキに戻る)されてしまいます。

このカードの弱点は、ミラーフォース次元幽閉といった攻撃反応型の罠カードですが、これらのカードは現在の環境では非常に対策されやすいのに加え、【氷結界】では相手の攻撃対策にはロックを利用する事が多いので、デッキに投入する機会は少ないです。
デモンズ・チェーンなら、攻撃と効果の両方を防げるので効果的です。ただ、セルフバウンスを行うと効果も復活してしまうので、このカードを倒すにはデモンズ・チェーンを使い捨てにして戦闘破壊しなければなりません…。
また、たとえ破壊できたとしてもリミット・リバース等で再利用される可能性があります。

このカードは、小回りが効き再利用も容易な効果が強力と判断されたのか、制限カードに指定されていました。
長い間制限に留まり続けていたこのカードでしたが、準制限カードに緩和される事になりました。
相手にする度に「こんなカード、制限にされて然るべきだ」と感じていただけに、今回の緩和には驚きました。もっとも、制限カードの中では「そろそろ緩和してもいいのでは?」という声が比較的多いカードではありましたが。
なので、今後は2体を場に揃えて、1体を除去用のアタッカーに、もう1体を「壁」として運用しるような戦術を取る事もできます。
天敵となり得るカードの緩和は、【氷結界】にとっては脅威が増えるという事に他なりません。
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昇天の黒角笛

今日考察する「トリシューラ対策用カード」は、昇天の黒角笛です。


昇天の黒角笛

昇天の黒角笛
カウンター罠
相手モンスター1体の特殊召喚を無効にし破壊する。



トリシューラの対策法には、エフェクト・ヴェーラーデモンズ・チェーンなどの様に効果を無効にする事、王宮の鉄壁などの様に除外を封じる事、そしてトリシューラのシンクロ召喚そのものを無効にする事が挙げられます。
このカードは、チェーンブロックに乗らない相手モンスター1体の特殊召喚を無効にし破壊する効果を持ったカウンター罠であり、トリシューラのシンクロ召喚を無効にできます。
カウンター罠なので無効にされ難いのもポイントです。

上でも書いた様に、このカードの効果で無効にできるのはチェーンブロックに乗らない特殊召喚のみです。
これには、シンクロ召喚やエクシーズ召喚、召喚ルール効果による特殊召喚が挙げられます。
逆に、融合カードを使用する融合召喚、儀式召喚、死者蘇生などを使用した特殊召喚は防げません。
氷結界で言えば、伝道師交霊師の自身の効果による特殊召喚は無効にされますが、ガンターラの蘇生効果は無効にされません。

同じカウンター罠の神の警告と比較すると、無効にできる範囲で劣ります。あちらはモンスターを特殊召喚する効果を含む効果モンスターの効果・魔法・罠カードの発動も無効にできるのです。
しかし、こちらはノーコストで発動できる点で勝ります。
また、あちらは現在制限カードに指定されています。一方で、こちらは現在無制限です。
このカードと同様の特殊召喚無効効果を持ったライオウもまた、準制限カードに指定されています。

悩みはやはり、使う前に割られてしまう恐れがある点です。
とはいえ、これは罠カード全般に言える悩みです。相手によってこのカードを破壊されてからトリシューラのシンクロ召喚を許してしまったのでは元も子もありません。
なので、2年前の「大嵐対策用カード」も今一度チェックしておいた方がいいかもしれませんね。

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王宮の鉄壁

今日考察する「トリシューラ対策用カード」は、王宮の鉄壁です。


王宮の鉄壁

王宮の鉄壁
永続罠
このカードがフィールド上に存在する限り、
カードをゲームから除外する事はできない。



ストラクチャーデッキ-アンデットワールド-で初登場した永続罠カードです。
「除外」という行為そのものを封じる効果を持っており、最近でも征竜や魔導へのメタとして注目を集めたカードです。
今やメインデッキから投入されている事すらあると聞きます。
ありとあらゆる「除外」を封じるため、当然トリシューラが持つ3つの場所のカードを除外する効果も完封する事ができます。

トリシューラのみならず、除外を利用する相手に対しては大ダメージを与える事ができます。
【征竜】では、最上級の征竜を自身の効果で手札・墓地から特殊召喚できなくなり、封印の黄金櫃の発動も不可能になります。
その他【ドラゴン族】でも、レダメの特殊召喚やエクリプス・ワイバーンのサーチ効果、「カオス」の要素を混ぜたデッキならば開闢カオス・ソーサラーの特殊召喚及び(一部)効果の使用も封じる事ができます。
闇属性のデッキでは、闇の誘惑を発動できず、ダーク・アームド・ドラゴンの効果の発動もできなくなります。
【氷結界】にとって天敵となる、マクロコスモス次元の裂け目といった、除外を強要してくる永続カードを無力化できる点は偉大です。
他にも、墓地メタ効果を持つDDクロウの効果や、守護陣ロックが効かない異次元の女戦士の効果も防ぐ事が可能です。
逆に、自分の除外も封じる事になってしまう為、このカードをデッキに入れる場合は、なるべくこちらから何らかの「除外」を行う効果を持つ効果を持つカードの投入は避ける等の工夫が欲しいところです。

悩みは、永続カード故にサイクロン大嵐などで非常に割られやすいという点です。
いくらトリシューラが来る前にこのカードを引けたとしても、破壊されてしまうと何の意味もありません。
しかし、そこは永続罠。宮廷のしきたりの効果で破壊から守る事ができます!
同じくトリシューラに対して有効な永続罠であるデモンズ・チェーン共々、しきたりで上手く守ってやれば、「対トリシューラ用」の永続罠カードの布陣を敷く事も可能です。
リビデなど他の永続罠や、ドゥローレンのセルフバウンスも組み合わせれば、より有効にはたらく事でしょう。

あと一つの悩みは、このカードが登場したストラクチャーは現在絶版であるため、このカード自体が入手困難であるという点です。
前述のように現環境のトップへのメタとして注目を集めた事もあって、シングルで買うにもそれなりに値が張りそうです。
トリシューラはもちろんの事、それ以外にも非常に多くのカードに影響を及ぼす事ができるカードなので、このカードをメインとしてデッキの構築も考えていきたいです。

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エフェクト・ヴェーラー

次期環境の中で台風の目となるモンスターは、間違いなく氷結界の龍 トリシューラです。【氷結界】にとって最も脅威となるカードの1枚であり、一度でもその効果を受けてしまえばひとたまりもありません。
そこで、大嵐の時と同様に、今の段階からトリシューラの対策となりそうなカードを紹介していきたいと思います。


エフェクト・ヴェーラー

エフェクト・ヴェーラー
チューナー(効果モンスター)
星1/光属性/魔法使い族/攻 0/守 0
このカードを手札から墓地へ送り、
相手フィールド上の効果モンスター1体を選択して発動できる。
選択した相手モンスターの効果をエンドフェイズ時まで無効にする。
この効果は相手のメインフェイズ時にのみ発動できる。



まず最初に紹介するのはこのカードです。メインデッキのモンスターカードの採用率ぶっちぎりの第一位にして、トリシューラ制限復帰の最大の要因だと思われるモンスターカード、エフェクト・ヴェーラーです。

相手のメインフェイズにこのカードを手札から墓地に送って、相手モンスター1体の効果を無効にできる効果を持ちます。
氷結界にとって最大の宿敵であるトリシューラやブラック・ローズといったモンスター効果による除去なので、これらのモンスター効果を相手のエンドフェイズ時までとはいえ無効化できるのはありがたいです。
デモンズ・チェーン等でもモンスター効果を無効にできますが、このカードはモンスターカードなのでサイクロンや大嵐で割られてしまう心配が無い上に、手札からの誘発効果故に無効にされ難いという点で大きく勝ります。
また、こちらが後攻であっても、このカードが手札にあれば相手モンスターの効果を封じる事ができるという、類似効果の魔法・罠カードには無い利点もあります。

また、このカードはレベル1のチューナーでもあります。なので、いざという時にはシンクロ召喚にも利用できます。
氷結界にはレベル1のチューナーが存在しない為、シンクロ召喚の幅を広げるのにも役立つでしょう。このカードの種族は魔法使い族であり、特に魔法使い族に重きを置いた【氷結界】デッキでは種族的なシナジーも期待できるかもしれません。

問題は、このカードを手札から墓地に送る効果なので、効果を使えば手札が減ってしまう点でしょうか。
しかし、トリシューラの効果を発動されてしまえば手札のカード1枚が除外されてしまい、それどころか更にフィールドや墓地のカードまで除外されてしまう事を考えると、トリシューラに対して使った場合はむしろアドバンテージを得る事ができるとさえ捉える事ができます。
また、効果を使えるのは「相手のメインフェイズ」のみであり、バトルフェイズや自分のメインフェイズに妨害してくる相手モンスターの効果は無効にできないという穴も存在します。よって、フォーミュラ・シンクロンやスチーム・シンクロン等の効果によって、こちらのターン中にチェーン1でトリシューラをシンクロ召喚されてしまうとひとたまりもありません。
属性が光属性なので氷結界とは属性的なシナジーが無く、サルベージで回収する事ができないのも辛いです。【氷結界】においてはほぼ使い捨てになるでしょう。

このカードはトリシューラ抑制の最有力候補であると同時に、トリシューラのシンクロ元のチューナーの最有力候補でもあります。
最初の方で「トリシューラ制限復帰の最大の要因」だと書いたのはそのためです。
このカードを使ってトリシューラを出せる組み合わせの一つとして、「レベル1チューナー+レベル4モンスター2体」という組み合わせが挙げられます。
この組み合わせによって、元々シンクロギミックの入っていたデッキはもちろんのこと、レベル4やランク4エクシーズ主体だったデッキでも、このカードさえ入れればトリシューラを出す事ができるのです。
水精鱗や炎星など、トリシューラが禁止になった後に登場したテーマのエクストラにすらも、トリシューラが採用されるようになる事でしょう。
トリシューラを出すギミックがないデッキでも、このカードさえ入れれば出せるようになるのだから。
デッキによってはもっと相性の良いカードもあるかもしれませんが、どんなデッキにも入る程の汎用性があり、腐る事が少ないレベル1チューナーと言うと、このカード以外には思い浮かびません。

トリシューラの素材としても抑制手段としても使えるエフェクト・ヴェーラー。これによって「戦略性の幅が広がる」と判断されてトリシューラが緩和されたのでしょうか?
もしそうだったとしたら、一体どんな判断だ?と言いたくなります。一応、緩和の理由には他にも強力な耐性効果への対抗手段なども考えられますが。
トリシューラの強力さと、他の対抗手段の割られやすさから、もはやトリシューラを出された際にはヴェーラーを握っていなければアウトさえ言えます。
次期改訂が明らかになる前の私の【氷結界】デッキのメインデッキ40枚にはこのカードは1枚も入れていませんでしたが、トリシューラが緩和されるともなると、流石に入れないわけにはいきませんでした。
という訳で、他に抜きたいカードも無いのでデッキの総数を43枚にしてこのカードを3積みしてみました。
「40枚オーバーしてもいいからデッキにモンスターカードを増やしてみたい」と思った事は今までにもありましたが、まさかこんな形で実現するとは思いませんでした。

モンスター効果への対策、そしてシンクロ素材として、このカードの活躍は今後まだまだ続く事でしょう。

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DP神代兄妹編新規カード

10月に発売されるデュエリストパック神代兄妹編
今の時点で明らかになっている新規カードを紹介してみます。


No.73 激瀧神アビス・スプラッシュ

No.73 激瀧神アビス・スプラッシュ
このカードについて言いたい事は、だいたいこちらの動画で述べています。
ポセイドラシャーク・ドレイク・バイスと、非常に使い難かった水属性の看板モンスター…、フリーザードンリオート・ハルピュイアと、使い物にならなかった水属性ランク5エクシーズ…。これらの「反省」を踏まえた上で良調整してOCG化されて欲しいと思っていましたが…少しでも期待していた私がバカでした
ランクが高いのに、ランク4で類似効果を持つエクスカリバーと比べて利点が見当たりません。レベル5の水属性2体とレベル4の戦士族2体…どちらの方が並べやすいかなんて一目瞭然です。
水属性のデッキで戦士族のデッキと戦う事が多いので、実際に身を持ってそれを痛感しています。
一応海皇を素材にできてそれらの効果を使える初の水属性ランク5エクシーズではありますが、除去なら同じランク5のヴォルカザウルスで事足りるでしょう。
ネット上で、水属性に対する酷い仕打ちがある度に「KONAMIは水属性が嫌いだ」という書き込みをよく見かけます。私はその手の発言をした事は今まで一度もありませんが、流石にこのカードを見ると、そう思わざるを得ません。


ダブルフィン・シャーク

ダブルフィン・シャーク
今までこのブログで幾度となく名前を出していたこのカードが、待望のOCG化を果たしました!
アニメであった「2体分のエクシーズ素材として扱う」効果は、レベル3またはレベル4の水属性・魚族1体を釣り上げるという効果に変更されています。釣り上げ効果を持つ水属性は、リチュア・ビースト以来の2体目です。
これまでの例から、同名カード1体を手札・墓地から特殊召喚できるという効果になるものだと思っていただけに、この変更には驚きました。
ネットでダブルフィン・シャークの話題になった時に「OCGではレベル4・水属性・魚族を釣り上げる効果になって欲しい」という書き込みを見かける事がよくありましたが、正直「とんだロマンチストだな」「同名カードの特殊召喚だけでも十分」だと思っていました。
それがまさかレベル4だけでなくレベル3の水属性・魚族まで釣り上げられるようになるとは…予想斜め上を行く改変と言わざるを得ません。
ただ、デメリットの方はアニメ版よりも厳しくなっており、水属性以外を特殊召喚できなくなってしまいます。
なので、竜宮の白タウナギを釣り上げても、水属性にレベル8のシンクロは存在しないためそこからシンクロに繋げる事はできません。


サイレント・アングラー

サイレント・アングラー
ダブルフィン・シャークと共にOCG化を望んでいたこのカードも、「サイレント・アングラー」の名で正式にOCG化される事が確定しました。
手札から特殊召喚できなくなるデメリットのせいでエクシーズ・リモーラに繋げられないのは残念ですが、特殊召喚効果のおかげで水属性・魚族のデッキでの速攻のエクシーズが可能となります。
ダブルフィン・シャーク共々、サルベージに対応しているのもポイントです。
あと、アニメでは不明だった属性・種族・守備力が、以前私が作ったオリカと全く同じだったのには驚きました!
特に守備力なんて、ダブルフィン・シャークの攻守の合計値からサイレント・アングラーの攻撃力分を引いただけという、本当に適当に設定したものだったのに…(笑


ガード・ペンギン

ガード・ペンギン
璃緒が使用したペンギンのモンスターです。
ペンギン初の鳥獣族ですが、そのせいでトランスターンには対応しません…。
効果はなんとダメージ・メイジと全く同じです。
また、名前の割にはダメージそのものを防ぐ事はできません…。シャーク・ドレイク・バイスの効果を使える時に、ガガガガンマン等によるバーンダメージを喰らって負けるパターンが多いだけに、バーンダメージを防げないのは残念です。
回復によってシャーク・ドレイク・バイスの効果が使えなくなる事も考えられますが、それでもそのまま負けるよりは遥かにマシです。


水神の護符

水神の護符
自分の水属性を相手のカードの効果による破壊から守る効果を持つ永続魔法です。
役割が海竜神の加護激流蘇生と似ている気がするので、それらとの比較も機会があればしてみたいと思います。
3ターン後の相手のエンドフェイズ時に自壊するデメリットがありますが、そんなに長く場に残り続ける事は考えにくいので、別に気にする事はないでしょう。
アニメでは「御庭番の水属性全体版」の様な効果だったのが、OCG化に際して「大僧正の水属性全体版」の様な効果に変更されました。


この他に、激流葬の再録が確定しています。イメージには合っているものの、作中では使用されていないだけに意外です。
サイレント・アングラーとガード・ペンギンの間のナンバーに2つの空きがありますが、その枠にはデプス・シャークセイバー・シャークが入るのでしょうか。

ダブルフィン・シャークとサイレント・アングラーがOCG化されたのを機に、これらがなかなか出なかった失望から一度は崩したシャークのデッキをまた組みなおしてみようと思います。
トリシューラが制限復帰する環境でどこまでやれるかは分かりませんが、今から発売が楽しみです。

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No.87 雪月花美神クイーン・オブ・ナイツ

今回紹介するのは、No.87 雪月花美神クイーン・オブ・ナイツです。
コレクターズパック-ZEXAL編-のて登場した、OCG産のナンバーズの1体です。


No.87 雪月花美神クイーン・オブ・ナイツ.jpg

No.87 雪月花美神クイーン・オブ・ナイツ
エクシーズ・効果モンスター
ランク8/水属性/植物族/攻3200/守2800
レベル8モンスター×3
1ターンに1度、このカードのエクシーズ素材を1つ取り除き、
以下の効果から1つを選択して発動できる。
この効果は相手ターンでも発動できる。
●相手フィールド上にセットされた魔法・罠カード1枚を選択して発動できる。
このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、選択されたカードは発動できない。
●フィールド上の植物族モンスター1体を選択して裏側守備表示にする。
●フィールド上のモンスター1体を選択し、
その攻撃力を300ポイントアップする。



素材がレベル8×3と非常に重いです。
相手の魔法・罠カード1枚の発動を封じる効果と、場の植物族モンスター1体を裏側守備表示にする効果と、場のモンスター1体の攻撃力を300ポイントアップするという3つの効果を持っており、1ターンに1度、それらの内から1つを選んで発動できます。
また、これらの効果はいずれも相手のターンにも発動できます
これらの効果の内、後の2つはこのカード自身も対象にできるため、発動機会に困る事はないでしょう。
ただ3つの効果を持っているものの、どの効果もその重さと釣り合っているとは言い難いです・・・。

このカードは、ジールギガスと並んで水属性の中で最高の攻撃力を持っています。また、植物族の最高攻撃力値も更新しています。
3つ目の効果で自身を選択すれば攻撃力は3500にまで上昇するので、実質的に攻撃力3500と見なす事もできます。
また、水属性初のランク8エクシーズです。水属性にはレベル8のシンクロが1体もおらず、これまで水属性にとっては「8」という数字自体が未知の領域でした
それだけに、このカードが重くて使い難いのは残念です・・・。
水属性ならば、エクシーズ・ディメンション・スプラッシュで素材を2体揃える事ができますが、その発動自体があまりにも非現実的です。
他にも、地属性がいる時に幻水龍を出すという手段もありますが、幻水龍の効果は1ターンに1度しか使用できません。
レミューリア等を使って海皇をエクシーズ素材にしようにも、多くのカードが必要になるためやはり困難です。

このカードの「87」というナンバーは、花(はな)と掛けていると思われます。
また、海外で先行登場したカードですが、海外版と比べてイラストが僅かに変更されています。



※2014/8/7に書き改めた記事はこちら↓
http://hyoukekkai.blog51.fc2.com/blog-entry-1288.html

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SDRE-EN039 Poseidon Wave

引き続き、海外版の「Structure Deck:Realm of the Sea Emperor」に収録されているカードを取り上げてみます。


SDRE-EN039 Poseidon Wave

ポセイドン・ウェーブ
通常罠
相手モンスターの攻撃宣言時に発動する事ができる。
相手モンスター1体の攻撃を無効にする。
自分フィールド上に魚族・海竜族・水族モンスターが表側表示で存在する場合、
その数×800ポイントダメージを相手ライフに与える。



最後に紹介するのは、Poseidon Waveことポセイドン・ウェーブです。
攻撃無効効果とバーン効果を持った罠カードです。

前半の攻撃無効効果は、自分の場にモンスターがいない場合でも発動できるため、使う機会は多いでしょう。
ただ、相手の攻撃宣言に対して妨害するならば、除去効果を持つミラーフォース次元幽閉などを使った方が良い場合が多いです(汗
なので、このカードを使うならば後半のバーン効果の方に着目したいです。

自分の場に魚族・海竜族・水族モンスターが表側表示で存在する場合には、その数×800ポイントのダメージを相手に与える事ができます。
1体だけだとわずか800ダメージですが、5体だと最大で4000もの大ダメージを叩き出せます。
多くのモンスターをフィールドに並べるのは難しいですが、ロマンがあって面白いと思います(笑
シーラカンスの効果を使えば、一度に5体の魚族をそろえる事ができます。
また、魚族・海竜族・水族には水属性のものが多いので、レベル3以下のモンスターを海竜神の加護で守ることで、揃えやすくなるでしょう。
該当するモンスターには黄泉ガエルフィッシュボーグ-ランチャー深海のディーヴァといった展開を強化する効果を持つモンスターがいるのもポイントです。これらは浮上エンジェル・リフトの効果で蘇生する事もできます。
ただ、モンスターをそろえる事ができたとしても、カード自体を破壊されてしまうと元も子も無いです(汗

さて、このカードはGENFのシャークの使用カードとしてナンバリングされていますが、このカード自体はアニメにも漫画にも登場していません
しかし、ZEXAL放映前のアニメPVや漫画版のVジャンプ掲載時には作中でシャークによって使用されていました。
どういう事かというと、元々このカードが使用されていたはずのシーンで、このカードが効果は同じで別の名前のカードに差し替えられたのです
アニメ版ではゼウス・ブレス、漫画版ではポセイドンウィンドという名前に変更され、イラストやエフェクトもそれぞれ微妙に異なっています。
これは、PVやZEXALの連載開始からZEXALの放映や単行本発売の間に起こった東日本大震災による津波の被害を配慮したものと思われます。
しかし、英語名ではそのまま「Poseidon Wave」となっています。
ちなみに、アニメや漫画では自分の場に水属性がいる時にダメージを与える効果であり、ダメージ量は800で固定されていました。
DTのスピードデュエルではシャークが使用するのはこのカードになっています。

ストラクチャーデッキ-海皇の咆哮-の収録カードには展開力を補助するカードが多く、グリズリーマザースクリーチ以外は全てこのカードに対応するので、ストラクチャーデッキとの相性は良いと思います。

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「悪夢」再び

※この記事は、魔法カード・悪夢再びの紹介記事ではありません。


2011/09/01…この日以降に適用された改訂で、当時私が最も恐れていた大嵐の制限復帰が現実のものとなってしまいました・・・。
この改訂は、私にとっては今なお悪夢として記憶に焼きついています。
そして、それから約2年後の2013年9月下旬、またしても私が最も恐れていた事態が現実になろうとしています・・・。

氷結界の龍 トリシューラ

あの氷結界の龍 トリシューラが、禁止から制限に復帰するというのです。
確かにトリシューラは、禁止カードの中では「もう復帰してもいいのでは?」「いつかは復帰すると思う」と制限復帰を予想・願望する声は多かったです(少なくとも、禁止カードだた4体のシンクロモンスターの中では間違いなく一番多かった)。
復帰待望の声が大きく、私の「絶句」とは裏腹に「復帰するべくして復帰した」とさえいえるような歓迎ムードは、まさに大嵐の時を彷彿とさせます・・・。
トリシューラといえば、シンクロ召喚のギミックのあるデッキのエクストラデッキには間違いなく入っていた1枚です。
シンクロ召喚を狙う場合、「いかにしてトリシューラをシンクロするか?」という点も重要な要素の内の一つだった程です。
そんなカードが果たして本当に復帰していいのでしょうか?

トリシューラは名前に「氷結界」と名がついているものの、【氷結界】デッキにとっては天敵以外の何ものでもありませんでした。
上記の様にこのカードの効果は対象を取る効果では無い為、御庭番の耐性効果も効かず、布陣を簡単に突破されてしまいます。
フィールド上のモンスターだけでなく、伝道師ガンターラにとって重要である墓地や、伝道師の特殊召喚の起点や軍師の効果の発動コストとして使える手札のカードまで除外されてしまいます。
しかも一度除外されたカードは、基本的には再利用する事もままなりません。
【氷結界】デッキに限った話ではありませんが、手札に墓地にと蓄えてきた戦術をすべて台無しにされるあの恐怖をまた味わうことになるなんて…今から考えただけでもゾッとします。
逆に【氷結界】でシンクロしようとした際にはレベルが合わせにくいためシンクロ召喚し辛く、そもそも他のカードと並べる事で効果を発揮するものが多い氷結界にとって、最低でも3体ものモンスターを素材にするというのはどうも噛み合わないです。
以上の点から、トリシューラの復帰は正直言って悔しい無念だとしか言いようがありません・・・。
「氷結界」が好きで、ブログのタイトルにまでしている身でありながら、「氷結界」に属するモンスターであるトリシューラの制限復帰を喜ぶのではなく逆に嘆いているなんて、我ながら変な気分です。

まさか、エフェクト・ヴェーラー王宮の鉄壁など、トリシューラに対して刺さるカードの採用率が増えたから、それらさえ刺されば大したことないとでも判断されたのか?
極端な話、「ヴェーラーが刺さるから許される」のなら、混沌帝龍だって許されてもいい事になります。
私は今まで【氷結界】デッキなどいくつかのにヴェーラーは1枚も入れていませんでしたが、これを期に入れようと思います。デッキ枚数が43枚以上になってでもいいから入れようと思っています
もはやここまで来ると、「無理やりヴェーラーを入れさせられている」ような気さえしますが・・・。
また、トリシューラに刺さるカードである神の警告ライオウは、以前トリシューラが現役だった頃よりも規制強化されています。
なので、トリシューラが相対的に弱体化したかと言われると、決してそんな事はありません

トリシューラの復帰を望む声のひとつとして、「エクシーズ環境にシンクロを活性化させるために復帰して欲しい」という意見を見たことがあります。
しかし、現環境の時点でエクストラデッキ採用率のトップを占めているのは、シンクロモンスターのクリムゾン・ブレーダーであり、それ以外にも多くのシンクロモンスターが上位に名を連ねています。
一方、前の環境ではトップを占めていたのはマエストロークやインヴェルズ・ローチ等のランク4のエクシーズモンスターで、シンクロモンスターの中で最も採用率が高かったのはカタストルでした。
何故カタストルだったのかというと、レベル4のモンスターと、上でも名前を挙げたレベル1のチューナーであるヴェーラー(前環境どころか現環境でもモンスターカードの中で採用率がトップ)との組み合わせでシンクロできるからに他なりませんでした。
さて、トリシューラはレベル1チューナー+レベル4モンスター2体という組み合わせでもシンクロできます。
つまりどういう事かと言うと、現環境でクリムゾン・ブレーダーを出していた様なもともとシンクロギミックの入っていたデッキはもちろんのこと、前環境で活躍していたレベル4やランク4エクシーズ主体だったデッキでも、ヴェーラーさえ入れればトリシューラを出せるということです。
前環境のトップデッキおよび現環境での3番手以降のデッキは、水精鱗をはじめトリシューラが禁止になった後に登場したテーマがほとんどです。それらのデッキにも、間違いなくトリシューラが採用されることでしょう…。
トリシューラを出すギミックがないデッキでも、ヴェーラーさえ入れれば出せるようになるのだから。
また、最近のシンクロプッシュも、トリシューラのシンクロ召喚のバリエーションの増加に拍車を掛けています。
このシンクロプッシュで水属性のシンクロモンスターが増えない事に憤りを感じていましたが、まさか「過去の遺物」を復活させるという形で水属性のシンクロモンスターを増やしてくるとは…。
現環境でエクストラデッキ採用率のトップがクリムゾン・ブレーダーであることも踏まえると、次期環境ではトリシューラがトップになるのは火を見るよりも明らかです
同じく制限復帰を騒がれたカードでも、光と闇のモンスターを必要とする上にエクストラデッキのモンスターではない開闢などとは訳が違うのです。

このカードの復帰に一番喜んでいる、もとい満足しているのは間違いなく【インフェルニティ】デッキでしょう。
トリシューラが無くてもやりたい放題できたデッキだったのに、そこにさらにトリシューラが帰ってくるのだと思うと、本当に恐ろしいです・・・。
今までADSで【インフェルニティ】と戦った時は、相手にインフェルニティ・ガンが来たのを確認した時点でサレンダーボタンを押していましたが、これからは相手のデッキを【インフェルニティ】だと確認した時点でサレンダーしようかとさえ思います。
あとトリシューラと言えば、インフェルニティ使いの「鬼柳京介」の声優の小野友樹さんが考えたオリジナル口上が割と有名ですが、正直これを目にする度に何とも言えない嫌悪感を覚えます…。

ブリューナクが禁止でトリシューラは現役」という状況はこれが初めてです。なので、様子見として「一時解放」されたのではないかとも考えられます。
もっとも「様子見」程度では済まない程の凶悪カードなのは誰の目から見ても明らかですが…。
また、フィッシュボーグ-ランチャーとトリシューラが本格的に共存できるのも次の環境が始めてです。

これを期に、私がまだ1枚も持っていないDTC版のトリシューラがショーケースに並ぶことでしょう(在庫のある店では)。
しかし、以前現役だった頃のようなとてつもない値段に戻るんでしょうか?

とりあえず、なんて事をしてくれるんだ、KONAMIと言う以外に言葉が出てきません…。
トリシューラ以外にも規制緩和されるカードは、黒い旋風ベストロウリィなど、各デッキの主力級のカードが名を連ねています。
これらを軸としたテーマは、あくまで近年の環境で結果を残せていないだけで、たとえ制限であったとしてもそのカードパワーの強力さは健在、少なくとも氷結界ではとても歯がたたない程だという事は、ADS等で嫌と言うほど味わいました。
もちろん、主力級のカードが緩和されたことによって、それらのデッキでもトリシューラが出しやすくなるのは言うまでもありません。
氷結界にとって次期環境は、「トップ二強が強すぎた」と割り切る事ができた現環境よりも厳しいものだと言えるでしょう。

このブログでは、新情報については、基本的に情報が一般に公表される、例えばその情報が掲載されている雑誌などの発売日になるまでは取り上げない方針でいます。
新情報に関する書き込みがあっても、正式な公表・発売日まではそれらに関する返信は行いません。
しかし、大嵐の復帰の時もそうだったように、あまりにもショックが大きかったので例外的に次期改訂について取り上げました。
確定ソースの画像が出る前にも情報自体は出ていましたが、信じたくありませんでした。

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SDRE-EN032 Big Wave Small Wave

今回も、海外版のストラクチャーデッキ-海皇の咆哮-に収録されているカードを取り上げてみます。


SDRE-EN032 Big Wave Small Wave

大波小波
通常魔法
自分フィールド上に表側表示で存在する水属性モンスターを全て破壊する。
その後、破壊した数と同じ数まで手札から水属性モンスターを特殊召喚する事ができる。



Big Wave Small Waveこと大波小波です。
前の水属性のストラクチャーデッキ-海竜神の怒り-には収録されていたものの、日本版のストラクチャーデッキ-海皇の咆哮-には収録されていませんでした。
そんな大波小波が、海外版の「Structure Deck:Realm of the Sea Emperor」にて堂々の「復活」を果たしました。

このカードの利点は、上手くいけばモンスターを大量に展開できる事、更に上級であっても手札から容易に特殊召喚できるという点です。
しかし、このカードを最大限に活かすには、手札と場の両方に水属性モンスターを出しておかなければならないという点が厄介です。
このカードを使うにあたっては「(大波小波で)展開する為に(破壊する為の水属性を)展開する」という事を考えなければなりません。
最低限の手札消費で展開できる水属性には、黄泉ガエル粋カエルフィッシュボーグ-ランチャー深海のディーヴァ海皇の狙撃兵ハイドロゲドン等が存在します。
手札を消費しながらも展開できるモンスターには鬼ガエルブリキンギョシャーク・サッカーハンマー・シャーク等が挙げられます。
レスキューラビットで水属性通常モンスター2体をリクルートするという手もあります。
展開力に秀でた他の属性のモンスターやスケープ・ゴートDNA移植手術で水属性に変更して大波小波に繋げるという手段も考えられますが…事故率は上がりそうです(汗
特殊召喚したいモンスターは、サルベージ儀水鏡の反魂術で墓地からの確保が可能です。

このカード1枚分と特殊召喚するモンスターの分…最低でも2枚の手札を消費してしまいます。
もし大量の手札を消費してこのカードによる特殊召喚に成功しても、そこから切り崩されてしまうと、立て直すのが難しいです…。
このカードで特殊召喚するならば、最上級モンスターなど、普段は出し難い強力なモンスターを出したいものです。
あと、このカードの効果による破壊に対して激流蘇生を発動する、という事はタイミングを逃すために不可能のようです。

【氷結界】において、モンスターを並べる手段として名前が挙げられる事もあります。
手札に貯まったロック要員を場に揃えたり、虎将などの上級モンスターを出すのに重宝します。
特殊召喚したいモンスターは氷結界の紋章で確保でき、伝道師の特殊召喚効果を使えばフィールド上にモンスターを確保できます。ただ、伝道師を自身の効果で特殊召喚した場合はレベル5以上のモンスターは出せませんが。
注意点として、場に大僧正がいる時にこのカードを使っても、大僧正の効果によって「氷結界」と名のついたモンスターは破壊されないので、その分手札の水属性を特殊召喚する事もできなくなります

ストラクチャーデッキ-海皇の咆哮-には、展開を補助する効果を持つカードやサルベージがある事から、このカードを発動させる事自体は難しくないものの、収録モンスターはポセイドラ以外下級ばかりなので、相性はあまり良くない気がします(汗

テーマ : 遊戯王OCG
ジャンル : ゲーム

SDRE-EN022 Friller Rabca

ストラクチャーデッキ-海皇の咆哮-の海外版である「Structure Deck:Realm of the Sea Emperor」には、貪欲な壺連鎖除外因果切断の3枚が収録されておらず、代わりに別のカードが収録されています。
日本版のみ収録の3枚はどれも汎用性が高く、特に連鎖除外は希少価値、需要共に高かった為、ストラクの発売前はレートが高く、入手困難でした。
それを考えると、日本版で良かったなぁと思います。

しかし、海外版の「海皇の咆哮」にはそれはそれで個性的なカードが収録されています。
それらのカードを今更ながら振り返ってみたいと思います。


SDRE-EN022 Friller Rabca

キラー・ラブカ
効果モンスター
星3/水属性/魚族/攻 700/守1500
自分フィールド上に表側表示で存在する
魚族・海竜族・水族モンスターが攻撃対象に選択された時、
墓地に存在するこのカードをゲームから除外して発動する。
攻撃モンスター1体の攻撃を無効にし、
その攻撃力を次の自分のエンドフェイズ時まで500ポイントダウンさせる。
「キラー・ラブカ」の効果は1ターンに1度しか使用できない。



まず最初に紹介するのは、Friller Rabcaことキラー・ラブカです。
モンスターカードのグリズリーマザーと魔法カードの海皇の咆哮の間に割り込む形でラインナップされています。
遊戯王ZEXALにて、シャークこと神代凌牙が使用したカードです。アニメ・漫画版共に登場しています。

「魚族・海竜族・水族専用のネクロ・ガードナー」と言える効果を持つカード。そのネクガは、このカードが出た当時は制限でしたが現在は無制限です…。
ネクガと比べると、種族が指定されている点、1ターンに1度しか使用できないという点で劣りますが、相手の攻撃力をエンドフェイズ時まで攻撃を無効にしたモンスターの攻撃力を500下げるという、ネクガには無い効果があります。

ジェネクス・ウンディーネの効果でこのカードを墓地に送れば、ジェネクス・ウンディーネを戦闘から守る事ができるでしょう。返しのターンで、サーチしたジェネクス・コントローラーと共にレベル6のシンクロやランク3のエクシーズを狙えます。
ラヴァルバル・チェインについても、同じように効果でこのカードを墓地へ落とす事で戦闘から守る事ができます。
このカードは除外した後でも、リヴァイエールシー・ランサーギョッ!異次元からの埋葬などの効果によって使い回す事ができます。
特にリヴァイエールはこのカードの恩恵を受ける事ができる上に、ランク3なのでこのカードを素材にしてエクシーズする事もできる為、相性は抜群です。

このカードは墓地にいる時に真価を発揮するので、手札に来た場合には優先的に墓地へ送りたいです。
レベル3の水属性という事で、手札からナイトメア・シャークのエクシーズ素材にしてしまう事もできます。
ナイトメア・シャークは海竜族であり、このカードに対応しているのでエクシーズ素材になっている場合は真っ先に取り除いて墓地へ送るのがベストです。
このカードをナイトメア・シャークの効果で手札から素材にし、その後取り除く事でサポートに繋げるという戦術は、実際に漫画版の遊戯王ZEXALでも披露されました(このカードの効果の使用自体は失敗に終わっていましたが…)。
ただ、このカードを除外する事でサルベージ浮上など墓地のカードに関する効果を持つカードの発動に弊害が生じてしまう事もあり得るので、フィールドや手札のカードだけでなく墓地のカードも見据えた上で、効果を発動するかどうかを決めていきたいです。

その性質上、自分の場にモンスターがいない場合には相手の攻撃を防げません。この点が、ネクガと比較した場合の最大の弱点と言っていいでしょう。
また、1ターンに1度しか発動できない点も、つい見落としてしまいがちなので気を付けたいです。

シャークの使用カードの中でも中々面白い効果を持っていますが、アニメでは登場したのは意外にも初登場時の1回のみです。
また、アニメ版ではシャークのエースモンスターは色々と出ていますが、このカードに対応するのはエアロ・シャークシャーク・ドレイク(及びその派生形態)のみです。
前者はステータス・効果共に非常に貧弱なのに加えて、エクシーズ素材を取り除きにくいという悩みがあります。一応、このカードを除外しておく事でエアロ・シャークの効果の発動には繋げられますが…火力は低いです(笑
後者はレベルが噛み合っておらず、事故要因になる恐れがあるのが悔やまれます。スピア・シャーク等でなんとかフォローしていきたいです。
あと、単発回で登場したシャーク・フォートレスシャーク・カイゼルも恩恵を受けられます。

ストラクチャーデッキ-海皇の咆哮-のモンスターは大半が海竜族または水族なので、相性は良いです。グリズリーマザーとスクリーチ以外は全て恩恵を受ける事ができます。
また、このカードはこのストラクで唯一の魚族モンスターという事になります。

テーマ : 遊戯王OCG
ジャンル : ゲーム

「イラストアド」と強さ

前のサルフアビスの記事で、「イラストが気に入ってるだけに、使い難いのは残念」という様な内容の文章を書きました。
サルフアビスに限らず、個人的にイラストが気に入っているにも関わらず、性能的に使い辛いカードというのが結構多い気がします。

イラストが気に入ったのがきっかけで、そのモンスターを中心としたデッキや、そのモンスターが属するテーマでデッキを組んだ事があるという人もいると思います。
気に入りのカードが、デッキのキーカードや切り札だったりしたら、それだけモチベーションが上がる事でしょう。
しかし、私にはイラストが気に入ったカードに限って使い辛くて、もどかしい思をした記憶の方が多いです(汗
その例を挙げてみると、
シンクロ以外の氷結界ほぼ全員覚醒の勇士 ガガギゴ、サルフアビス、ヴェルズ・アザトホース異国の剣士
パッと思い浮かぶのはこの辺りです。異国の剣士に関しては、使い難すぎる点が逆に愛着が湧いていたりするのですが(笑
専用デッキや中心に沿えた構築でデッキを組もうにも、どうにもならないもの(あるいは他のカードで事足りるようなもの)が多いです…。

イラストが良くて、しかも強いというカードが本当に羨ましく感じます。
特に、最近よく聞く「可愛くて強い」というのには、一種のコンプレックスの様なものを感じる程です(笑
私が好きなカードの中で、「可愛くて強い」という評価を比較的よく見かけたカードはというと、パッと思い浮かぶのはコダロス位です。女性型モンスターとなるとちょっと思い浮かばないです(汗

これからも色んなタイプのイラストがどんどん出てくる事でしょう。
感じ方や好き嫌いは人それぞれでしょうが、良いイラストと、出来れば使いやすい効果も兼ね備えたカードをお目にかかりたいものです。

テーマ : ひとりごと
ジャンル : その他

水精鱗-サルフアビス

今回紹介するカードは、水精鱗-サルフアビスです。


水精鱗-サルフアビス

水精鱗-サルフアビス
効果モンスター
星7/水属性/水族/攻2500/守2000
自分のメインフェイズ時、
手札から「水精鱗」と名のついたモンスター4体を墓地へ捨てて発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
この効果で特殊召喚した時、
このカードの攻撃力を500ポイントアップし、
自分の墓地の「水精鱗」と名のついたモンスターの数まで、
相手フィールド上のカードを選択して破壊する。
また、このカード以外の表側攻撃表示で存在する
「水精鱗」と名のついたモンスター1体をリリースする事で、
このターンこのカードが守備表示モンスターを攻撃した場合、
ダメージ計算を行わずそのモンスターを破壊する。



メガロアビスリードアビスディニクアビスに続く4体目のレベル7水精鱗です。
日本ではEXTRA PACK -SWORD OF KNIGHTS-でディニクアビスと同時に登場しましたが、海外先行販売時にはLTGYに収録されていたので、ディニクアビスよりも後出という事になります(ちなみにディニクアビスの方は海外版CBLZで登場)。

手札から自身を特殊召喚する際に、ディニクアビスが1体、メガロアビスが2体、リードアビスが3体の手札コストを要するのに対し、このカードは4体もの手札コストを必要とします。
自身の効果で特殊召喚すると、このカード自身も含めて実に5枚分もの手札を消費してしまいます…。あまりにも非効率的どころか、発動させる事自体が難しいです。
更に、他の3体とは違いその際の手札コストが水属性モンスターではなくから「水精鱗」と名のついたモンスターに指定されています。
水精鱗が全て水属性である点を踏まえると、ただでさえ重い上に他の3体よりも手札コストに使えるカードまでもが大幅に制限されている事になります。海皇のモンスターを捨ててそれらの効果を発動させる、という事もできません

この効果で特殊召喚に成功した時に、自身の攻撃力を500ポイントアップし、 更に自分の墓地の「水精鱗」と名のついたモンスターの数まで、 相手の場のカードを破壊するという効果を発動します。
しかし、前述の様にこのカードの効果による特殊召喚自体があまりにも非現実的であるため、この一連の効果は発動自体が困難です。
相手の場のカードを破壊する効果は、最低でも4枚のカードを破壊できます。相手の場を一掃してから3000の攻撃力で攻撃を叩き込めるというのは豪快ですが、それ以前に効率が悪いのでどうにもならないです。
また、メガロアビスで海皇のモンスターを捨てて除去を行った上で2回攻撃を行う方が低燃費かつダメージ効率も大きいです。相手の場にカードが4枚以上無い限りは、海皇のモンスター等による除去で事足りるケースが多いです。
更に悲しい事に、効果解決時に表側表示のこのカードが必要なため、特殊召喚した後に奈落の落とし穴などを使われた場合、破壊効果を使う事すらできません。つまり、無駄に5枚もの手札を消費しただけとなってしまいます。

いっその事自身の効果以外の方法で特召喚しようにも、より攻撃力の高いリードアビスが存在します。それ以外のレベル7水精鱗の存在もあり、このカードを優先してデッキに入れる理由はまず見当たりません…。
一応、自身以外の表側攻撃表示の水精鱗1体をリリースする事で、このカードが守備表示モンスターを攻撃した場合にダメージ計算を行わずそのモンスターを破壊する効果を持っていますが、やはり他のレベル7水精鱗の利点の前ではほんの些細なものでしかありません。
海竜族ではなく水族なので、ディニクアビスと同じく海皇の竜騎隊の効果でサーチする事もできません。

他のレベル7水精鱗の3体が、古代の巨大魚をモデルにしているのに対し、このカードはシロナガスクジラをモチーフにしています。
現在確認されている生物の中で最大という、非常に大きいスケールにも関わらず、効果・ステータス共に他のレベル7水精鱗に見劣りするというのは拍子抜けです。ビッグ・ホエールといい、遊戯王OCGではクジラ型のモンスターは、スケールの割にはどうも不遇な気がします。
イラストが何だか「アビス・ソルジャーの親玉」みたいな感じで面白くて結構気に入ってる(私はアビス・ソルジャーが水族モンスターの中で一番の気に入りなので)だけに、これ程までに使い難い性能なのは残念です。

テーマ : 遊戯王OCG
ジャンル : ゲーム

帝王の開岩

今回紹介するのは、SHSPで登場した帝王の開岩です。


帝王の開岩

帝王の開岩
永続魔法
このカードがフィールド上に存在する限り、
自分はエクストラデッキからモンスターを特殊召喚できない。
また、自分がアドバンス召喚に成功した時、
以下の効果から1つを選択して発動できる。
「帝王の開岩」のこの効果は1ターンに1度しか使用できない。
●アドバンス召喚したモンスターとカード名が異なる
攻撃力2400/守備力1000のモンスター1体をデッキから手札に加える。
●アドバンス召喚したモンスターとカード名が異なる
攻撃力2800/守備力1000のモンスター1体をデッキから手札に加える。



進撃の帝王に続く、アドバンス召喚サポートのカードです。永続魔法であり、自分のエクストラデッキからモンスターを召喚できなくなる点が共通しています。
アドバンス召喚成功時に、アドバンス召喚したカードと同名カード以外の攻撃力2400/守備力1000のモンスターまたは攻撃力2800/守備力1000のモンスター1体をデッキからサーチする効果を持っています。
サーチ先には、各種「帝」モンスターやダーク・アームド・ドラゴンといった強力なものも存在します。
しかし、この効果の発動にはただでさえ重いアドバンス召喚を要するのが最大のネックであり、更に永続魔法故にサイクロン等でチェーンして除去されてしまうと効果が不発に終わってしまうという弱点もあります。
なので、よほどアドバンス召喚に特化したデッキでないと発動は狙い難いでしょう。

水属性のモンスターとしては、攻撃力2400/守備力1000には氷帝メビウスバイトロンジェノサイドキングサーモンマザー・ブレインイビリチュア・ガストクラーケが存在し、攻撃力2800/守備力1000にはグルナードが存在します。
しかし、これらのモンスターをこのカードでサーチする利点は薄いです。
というのも、バイトロンにはキングレムリン、ジェノサイドキングサーモンには召喚師のスキル、マザー・ブレインにはオーシャンズ・オーパー、ガストクラーケにはリチュア・アビスヴィジョン・リチュア、そしてグルナードには氷結界の紋章決起隊と、既に他にサーチ手段が存在するのです。
上述のサーチ効果は発動条件も様々ですが、いずれも少なくともこのカードよりは発動しやすいと思います。決起隊の効果ですらもそう感じます。
唯一、他にサーチ手段を持たないのは氷帝メビウスのみです。このカードはイラストや名前や効果から、明らかに「帝」モンスターをイメージして作られており、氷帝メビウスもれっきとした「帝」の一体なので、まさにメビウスをサーチするのがベストです。

水属性にとっては恩恵の薄いカードかもしれませんが、「帝」モンスターを中心としたアドバンス召喚主体のデッキに入れてみると良いでしょう。

テーマ : 遊戯王OCG
ジャンル : ゲーム

永眠

海外版のJOTLの新規カードの全容が明らかになりました。
その中の1枚に、Tour Bus To Forbidden Realmsというカードがあります。
レベル3の効果モンスターであり、イラストを見てみると様々なモンスターが描かれています。

Tour Bus To Forbidden Realms

デビル・フランケン魔導サイエンティスト八汰烏レスキューキャット、そしてクリッターと、描かれている面子は全て禁止カードに指定されているモンスターです。
一番後ろに乗っている青い鬼のようなモンスターは、日本のSHSPで先に登場した罠カードの手違いのイラストに登場しているモンスターのようです。クリッターの前でバスに乗っている姿が描かれていました。
八汰烏達の前の席に一部だけ見えるモンスターは何なのかは分かりません。
そして、一番手前のクリッターが座っている席に3体、何やら見慣れないモンスターの姿が…。

このモンスターは、どうやら同族感染ウィルスのイラストに登場していたモンスターのようです。
ウィルスに感染し苦しそうにのた打ち回っていた同族感染ウィルスでのイラストから一変、元気よく3体でクリッターに絡んでいるような姿が描かれています。
ちなみにクリッターは、このカードが初登場した段階での改訂(2013/03/01~)で禁止カードに指定されています。怯えて泣いているような表情をしているのは、その為なのでしょう。
同族感染ウィルスのイラストでは、これらのモンスターの体色は赤色というイメージが強かったですが、このイラストでは緑色に描かれています。同族感染ウィルスのイラストでは、角度やエフェクトの関係で赤色っぽく見えていただけなのでしょうか?(同じような事はゴギガ・ガガギゴにも言えますが)

禁止カード達の中でも特に凶悪であり、「もう帰って来ないだろう」と言われる程の面子に紛れて描かれている同族感染ウィルス…。
厳密には「同族感染ウィルス」そのものではなく、それに感染したモンスターなのですが、とにかく禁止カードの同族感染ウィルスを意識して描かれた事には違いありません。
この中に描かれてるという事は、同族感染ウィルスももう二度と帰って来ないという事なのでしょうか?
前に記事で取り上げた時には、「制限復帰の可能性は無きにしも非ずだと思う」と書きました。当時はBF等のある程度種族が統一されたデッキが猛威を振るっており、私の中でも「復帰したら抑制力になるかも」という気持ちがありました。
ところが、その記事で「これから頭角を現すであろう」程度に触れた六武衆が、実際に発売してみると「これ程までとは!」と思うほど圧倒的に強く、瞬く間に環境を支配していきました。
その六武衆は戦士族で統一されており、その圧倒的パワーを目の当たりにする内に、いつしか私は本気で同族感染ウィルスの復帰を望むようになっていました
私以外にも、その次の改訂で同族感染ウィルスの復帰を予想している人は多かったです。
現に、一時期同族感染ウィルスが復帰したガセのリストが「確定情報」として出回った事がある程です。
程なくしてリストがガセであると分かり、同族感染ウィルスの復帰は無かったという事実を知った際には、何とも言えない気分になりました(汗
その後も改訂の度に制限復帰が囁かれるのかと思いきや、禁止カードのパロディ枠のカードとして同族感ウィルスが登場し、一気に復帰は非現実的となってしまいました…。
さらにその後、同族感染ウィルスの比ではない程に有名な禁止カードであった開闢が制限復帰を果たしたりもしましたが、同族感染ウィルスは未だに禁止のままです。

とまあ色々と書きましたが、流石に私も、海皇や水精鱗が出た時点で、同族感染ウィルスの復帰はマズイだろうと思い知りました。
もうすぐ時期の改訂が明らかになる時期です。ここ何度かの改訂では、水属性のモンスターが1体ずつ禁止になっていっていますが、もう使える水属性の数が減っていくのはごめんです。

テーマ : 遊戯王OCG
ジャンル : ゲーム

氷結界の軍師

以前にも一度取り上げた事があった氷結界の軍師を、また紹介してみます。


氷結界の軍師

氷結界の軍師
効果モンスター
星4/水属性/魔法使い族/攻1600/守1600
1ターンに1度、手札から「氷結界」と名のついたモンスター1体を墓地へ送って発動できる。
デッキからカードを1枚ドローする。



手札の氷結界1枚を捨てて、カードを1枚ドローするという手札交換効果を持つカードです。
手札の氷結界を墓地に送りつつデッキを掘り進める事ができます。なので、墓地肥やしとデッキの回転力のアップの両方に役立つカードと言えます。
同じく手札の氷結界モンスターを捨てる効果を持つ封魔団と違い、ドロー効果のおかげで手札枚数が減る事は無いのが嬉しいところです。
墓地へ送った氷結界を伝道師ガンターラの効果で蘇生すれば無駄がありません。特に、手札では腐りやすい上級・最上級の氷結界を優先して墓地に送るといいでしょう。
特に伝道師の蘇生効果は優秀なので、序盤からこのカードの効果の発動を積極的に行い、墓地を肥やしていきたいところです。
手札にサルベージがある時は、サルベージに対応するモンスターを優先して墓地へ送るといいかもしれません。

ステータス面でも重要な役割を持つカードです。
レベル4なので、レベル2チューナーの術者水影とシンクロする事でドゥローレンをはじめとしたレベル6シンクロ、レベル3チューナーの守護陣とシンクロする事でグングニールなどのレベル7シンクロに繋げる事ができます。
ここで名前を挙げた氷結界チューナーは全て水族であり、浮上に対応しています。なので、軍師の効果でこれらのチューナーを捨てた上で浮上で蘇生する事で、即座にシンクロする事ができます。
このカードは魔法使い族なので、アーカナイト・マジシャンのシンクロ素材にする事もできます。
また、ランク4のエクシーズ素材にできる点も見逃せません。このカードの効果で墓地を肥やした上で、伝道師の自身を特殊召喚する効果と蘇生効果の両方を駆使すれば、エクシーズ召喚を狙いやすくなるでしょう。
攻撃力・守備力が共に1600という点もポイントです。反転世界の効果を受けず、攻撃表示の場合でも守備表示の場合でも、表側守備表示の守護陣と並ぶ事で、強力なロックをかける事ができます。

残念なのは、優秀な墓地肥やし効果を持っていながら自身はサルベージに対応していない点です。
また、攻撃力1600故にグリズリーマザーによるリクルートにも対応しておらず、奈落の効果を受けてしまう点も悩みです。
特に効果を使う事無く奈落や警告などで除去されてしまうと非常に辛いです。この弱点は、氷結界の軍師の弱点というだけにはとどまらず、【氷結界】デッキそのものの弱点であると言えるでしょう。
墓地に行ってしまった場合は、伝道師の効果で蘇生し、再び手札交換効果の発動を狙いたいものです。

以上の点から、【氷結界】では主力となる下級モンスターの一体と言えると思います。紋章などで優先的に手札に呼び込みたいところです。
初めてこのカードの情報を見たときには正直、これ程にも重要なカードになるとは思いもしていませんでした(笑

テーマ : 遊戯王OCG
ジャンル : ゲーム

続・アニメの新水属性カード

前回に引き続き、「遊戯王ZEXAL II」のシャーク&IVvsクラゲ先輩戦に登場した新規の水属性や水属性に関する効果を持つカードを振り返ってみます。


No.4 猛毒刺胞ステルス・クラーゲン

No.4 猛毒刺胞ステルス・クラーゲン
エクシーズ・効果モンスター
ランク4/水属性/水族/ATK 1900/DEF 1500
水属性レベル4モンスター×2
このカードは「No.」と名のつくモンスター以外との戦闘では破壊されない。
1ターンに1度、フィールド上に存在する水属性モンスター1体を選択して破壊し、
そのコントローラーに破壊したモンスターの攻撃力分のダメージを与える。
この効果は相手ターンでも発動する事ができる。
このカードが破壊された場合、自分のエクストラデッキまたは墓地から、
このカードのエクシーズ素材の数だけ、
このカード以外の「No.4 猛毒刺胞ステルス・クラーゲン」
または「ステルス・クラーゲン・エフィラ」を特殊召喚する事ができる。
さらに、このカードが破壊された時のエクシーズ素材1つを、
この効果で特殊召喚したモンスターエクシーズの下に重ねてエクシーズ素材とする。


水属性のナンバーズであり、水属性レベル4×2の素材指定があります。
また、水属性エクシーズでは初めて除去効果を持っています。が、エクシーズ素材を取り除いて発動する効果が無いので、海皇のモンスターを素材にするうま味はありません(汗


ステルス・クラーゲン・エフィラ

ステルス・クラーゲン・エフィラ
エクシーズ・効果モンスター
ランク4/水属性/水族/ATK 1900/DEF 1500
水属性レベル4モンスター×2
1ターンに1度、フィールド上に存在する水属性モンスター1体を選択して破壊し、
そのコントローラーに破壊したモンスターの攻撃力分のダメージを与える。
この効果は相手ターンでも発動する事ができる。
このカードが破壊された場合、自分のエクストラデッキまたは墓地から、
このカードのエクシーズ素材の数だけ、
このカード以外の「ステルス・クラーゲン・エフィラ」
または「No.4 猛毒刺胞ステルス・クラーゲン」を特殊召喚する事ができる。
さらに、このカードが破壊された時のエクシーズ素材1つを、
この効果で特殊召喚したモンスターエクシーズの下に重ねてエクシーズ素材とする。


ナンバーズ共通の戦闘破壊耐性以外は、ステルス・クラーゲンと同様の効果を持っています。それ以外のステータスも一致しています。
これらのカードがOCG化された場合、効果の差別化も含め、どのように調整されるのかが気になります。


ジェリー・レイン
通常魔法
フィールド上に表側表示で存在する全てのモンスターは水属性になる。


クラゲ先輩が使用した魔法カード。
水属性しか指定できない点はDNA改造手術に劣りますが、魔法カードなので発動が早い点では勝ります。
しかし、永続魔法ではなく通常魔法なので、後続のモンスターには効果は適用されません。永続魔法だったら良かったのにと思う、惜しいカードです。
上記の2体以外にも、アブソルートZero決起隊と組み合わせて使ってみたいです。


ジェリー・バインド
永続罠
自分フィールド上に水属性モンスターが存在する場合、相手モンスター1体を選択して発動できる。
選択したモンスターは攻撃できず、その効果も発動できない。
選択したモンスターがフィールド上から離れた時、このカードを破壊する。


こちらもクラゲ先輩が使用したカードです。
発動条件が指定されており、デモンズ・チェーンの下位互換という印象が非常に強いです。あちらより優れているのは、効果モンスター以外のモンスターの攻撃も防げる点位です。
他にデモンズ・チェーンとの違いは、
・あちらはフィールド上の効果モンスターを対象にできるの対し、こちらは相手モンスターしか対象にできない。
・あちらが「効果を無効にする」のに対し、こちらは「効果の発動」を封じる。
・こちらは、対象となったモンスターが破壊以外の方法で場を離れた場合にも自壊してしまう。
という点です。


水神の護符
永続魔法
このカードがフィールド上に存在する限り、自分フィールド上の水属性モンスターは相手の効果モンスター・魔法・罠カードの対象にならない。
このターンのエンドフェイズ時にこのカードを破壊する。


自分の水属性モンスター全てに、対象を取る効果への耐性を付加する効果を持つ永続魔法です。
氷結界においては、御庭番では防げない対象を取る魔法・罠への耐性を付けられるのが嬉しいです。
ただ、1ターンで自壊してしまいますが。


この他にも、そのターン出た水属性のレベルを2つ上げる効果を持つアトランティスの威光というカードが登場していましたが、テキスト・イラスト共にハッキリとは確認できず。
クラゲ先輩が使用した実質デモチェの下位互換も大概ですが、上記以外のシャークの使用カードにも、アニメオリカには定番の攻撃無効系の効果を持つディープ・カーレントや、ほぼ間違いなく禁じられた聖衣の下位互換のカスケード・バリアといった微妙なカードが目立ちます…。
シャークはどうも魔法・罠には恵まれない印象があります。

テーマ : 遊★戯★王
ジャンル : アニメ・コミック

氷結界カードを振り返る

このブログの記事番号が1000を突破しました。幾つか欠番や、記事番号の順番が入れ替わっている所もありますが。
そこで今回は、今までに登場した氷結界のモンスターや、氷結界に関する効果を持つカードを、主に個人的な感想や思い出と共に振り返ってみます。

カード写真をクリックすると拡大画像が表示され、カード名をクリックすると各カードの記事へ飛びます。


氷結界の番人ブリズド
氷結界の番人ブリズド
イラストの美しさに定評のある氷結界モンスターです。
効果の発動はやや遅く感じるものの、たまにデッキに投入されているのを目にします。好みに応じて入れるのはありだと思います。
「氷結界の聖鳥ブリズド」という派生形が出るなんて噂が立った事も。

氷結界の術者
氷結界の術者
氷結界のレベル2チューナーです。
湿地草原に対応するモンスターの中で最高の攻撃力を持っており、【湿地草原】デッキにおいてアタッカー兼ロック要員として使ったものです。
【氷結界】デッキを使っている時に、お互いの場が空になって「いざモンスターを引いて相手プレイヤーにダイレクトアタックを決めたい!」と思った時には、どういう訳か決まってこのカードが手札に舞い込んできます(笑

氷結界の龍 ブリューナク
氷結界の龍 ブリューナク
氷結界初のシンクロモンスターで、氷結界の全てを掻っ攫っていったと今でも思っています。現在は禁止カードに指定されています
DT1弾のウルレアであり、当てるのにかなり苦労しました…。

氷結界のロイヤル・ナイト
氷結界のロイヤル・ナイト
初登場時から「何故こんな効果にしたんだろう?」と思っていたカードです。今でもその評価は変わりません(笑
イラストはなかなかかっこいいだけに残念です。
アトランティスの発動下では効果が発動しなくなるのは、デメリットどころかむしろメリットだと思います。それでも他にもっと優先すべきカードがある様な気もしますが。

氷結界に住む魔酔虫
氷結界に住む魔酔虫
効果とステータスが噛み合っておらず、効果自体も貧弱です…。
このカードとロイヤル・ナイトを見て、「DT2弾の氷結界はきっと相手のモンスターゾーンを妨害する事がテーマなのだ」と言い聞かせていたものです。

氷結界の大僧正
氷結界の大僧正
出た当初は「氷結界の中ではまあまあいい感じなんじゃね?」程度にしか思っていませんでしたが、今ではすっかり主力になっています。
環境の変化から、リビデと組み合わせて使いやすくなったのが大きいと思います。

氷結界の交霊師
氷結界の交霊師
イラストには背後にブリューナクが書かれているものの、ブリューナクとは特にシナジーが無く、素材にする事すらできません(汗
氷結界の女性モンスターの話題が出る時、このカードの名前が挙げられる事が少ない気がします…。
アイドルカードとしてより、ストーリー的なポジションの方が話題になりそうなカードです。

氷結界の虎王ドゥローレン
氷結界の虎王ドゥローレン
氷結界2体目のシンクロです。
こちらもなかなか入手できませんでした。DT3弾では1枚も当たらず、DTC1でようやく1枚だけ当たりました。英語版のHAでは氷結界のシンクロの中で唯一当てる事ができました…。
様々なループの発見によって、常に禁止化を危惧しています。戦犯はグランソイルだと思う。

氷結界の修験者
氷結界の修験者
DT3弾での「惨敗」からDTから離れつつあった事と、DT4弾のノーマルで長らく当たっていなかった事から、印象が薄かったカードです(笑
翻弄するエルフの剣士ロードランナーといった、歴代アニメ主人公の使用カードの中でも「かませ犬」ポジションというイメージの強いモンスター達と同じ効果を持っています。
このカードがかませにあるかどうかは、使い方次第といったところでしょうか。

氷結界の風水師
氷結界の風水師
普通に出せる唯一のレベル3魔法使い族チューナーという事で、魔法使い族のデッキ等で採用される事があるカードです。
イラストを見るとやはり、顔が隠れているのが気になります。
DTマスターガイドによるとトリシューラ解放派に属しており、氷結界の中でも交霊師や大僧正、術者と並んで法力が強いという風な取り上げられ方をされいました。年齢的には少女位のイメージだと思っていましたが、案外もうちょっと上なのかもしれません。
DT4弾には他にアイドルカードとしてグリムロなんかが存在しますが、このカードとの人気の差に愕然とします…(汗 やはり顔が隠れていて見えないのが不味いのでしょうか?

氷結界の決起隊
氷結界の決起隊
水属性1体を破壊し、氷結界1体をサーチする効果を持っています。
サーチ効果の方は紋章の登場で価値が激減したものの、紋章が出るまでは、どうにかして使えないかと考えていたものです。
レベル3の氷結界の中では一番攻撃力が高く、時にそれが有難く感じる事も。
ADSで【水精鱗】相手にこのカードを使い回し続けて最終的に勝利を収めた事があります(相手に明らかなプレイングミスがありましたが…)。

氷結界の武士
氷結界の武士
一目見てデザインを気に入り、私が「氷結界」に着目するきっかけになったとも言えるかもしれないカードです。
「下級氷結界の中で最高の攻撃力」という、確固とした地位があるのも嬉しいところ。

氷結界の水影
氷結界の水影
湿地草原発動下では攻撃力2400のダイレクトアタッカーとなり、強力です。
その強力さから、「湿地草原以外の氷結界はいらなくね?」という風潮が漂っていました。
このカードが出た当時は私も「言われてみればそんな感じだぁ」と笑い飛ばしてしましたが…。

氷結界の輸送部隊
氷結界の輸送部隊
初にして、未だに唯一のレベル1海竜族モンスターです。
ディーヴァからリクルートでき、レミューリア等のレベル操作カードをはじめとしたカードプールの増加から、そこからのシンクロ・エクシーズのバリエーションが広がりました。
風水師の様に専ら素材としての運用ではあるものの、注目株の氷結界モンスターだと思います。

氷結界の龍 グングニール
氷結界の龍 グングニール
氷結界のシンクロの中で、このカードだけはDTでスムーズに当てる事ができました。初日で入手できたのは嬉しかったです。
私がDTを14弾(もしくはDTC4弾)までやり遂せたのはこのカードのおかげだと言っても過言ではありません。
様々な処遇から馬鹿にされがちなカードですが、馬鹿にされるような性能では無いと最近になって改めて感じます。

氷結界の封魔団
氷結界の封魔団
「思いのほか美人やん!」というのが第一印象でした(笑
守備力も2000と高く、武士と共に氷結界を組みきっかけとなりました。
効果は墓地肥やしの為や、手札に余裕がある時などに使ったりします。ADSでこのカードの効果で【HERO】デッキを完封するという活躍を見せた事あありました。

氷結界の虎将 グルナード
氷結界の虎将 グルナード
氷結界の展開を補助する効果を持つにも関わらず、自身は最上級と、本末転倒なイメージでした。
DT6弾のスーレアの中でも群を抜いて評価が低かったのを覚えています…。
しかし私は意外にも一時期は全然当たりませんでした(笑 DTC2でも1枚しか当たってません。
今は星態龍が出たため、守護陣を召喚してからシンクロにも繋げられるようになりました。

氷結界の守護陣
氷結界の守護陣
初めて見た時「氷結界のロックの主力となり得る」と思い、無限回収も考えた程です(笑
今では実際にそうなっており、レベル3のチューナーとしても活躍してくれます。
浮上や伝道師の登場で、初登場時に比べて格段に使いやすくなりました。

氷結界の破術師
氷結界の破術師
魔封じの芳香と同様のロック効果を持っています。ロックが適用されているにも関わらず、この効果を忘れて手札の魔法カードを使用してしまう事が割とよくあります(汗
封魔団と何か関係がるのでは?と言われる事がありますが、見れば見る程イラストに共通点が多い様な気がしてきます…。

氷結界の神精霊
氷結界の神精霊
初めて見た時は「何故こんなものを出したんだ!」と憤慨したものです(笑
今でもその評価は変わりませんが、DTマスターガイドで語られたストーリー上ではまさかの大活躍を見せています。
DTでスピリットモンスターはこのカードの後にも2体出ており、いずれも霊体という設定なのですが、何故かこのカードだけがアンデット族です。
そのおかげで、初にして未だに現在唯一の水属性・アンデット族となっています。

氷結界の虎将 ライホウ
氷結界の虎将 ライホウ
虎将の中では唯一、「氷結界」に関する効果を持っていません。にも関わらず、遊戯王カードWikiではグルナード、ガンターラを差し置いて「このカードを使用する代表的なデッキ •【氷結界】」と書かれています。
単に戦士族の上級として見ても、なかなか面白い効果だとの評価を受ける事があります。
これが出た当時、遊戯王カードWikiには「インフェルニティにとっては悪夢の様なカード」と書かれており、その頃はインフェルニティのカードはまだゲーム付属の3枚しか無かったため、「こんな奴らに対して優位に立てても虚しいだけだ」と思っていましたが、まさかあんな事になるなんて……。

氷結界の軍師
氷結界の軍師
初めて情報を見た時には、DT8弾で新登場したメインデッキの3体の中で1番使えない効果だと思いましたが、実際は一番よく使う効果でした(笑
紋章でサーチする機会も多いです。

氷結界の御庭番
氷結界の御庭番
イラストがイケメンという事で人気が高いようです。
耐性効果の方もなかなかですが、如何せんステータスが貧弱です。
特に攻撃力はたったの100…。外見とのギャップが激しいと言われる事がよくあります(笑

氷結界の虎将 ガンターラ
氷結界の虎将 ガンターラ
ディマクに似てると言われたりするカードです(笑
攻めるよりはロック向けの蘇生効果を持っています。
伝道師のおかげで出しやすくなったので、特化する事でこのカードを主軸とした構築も組めると思います。

氷結界の龍 トリシューラ
氷結界の龍 トリシューラ
DT,GS共に当てるのにはかなり苦労しました。
個人的に、色んな意味であまり触れたくないカードです…。

氷結界の舞姫
氷結界の舞姫
氷結界のアイドルカードの中では一番人気です!実際に可愛いと思います。
海外版では、巨大版カードが配布されていたりスーパーレアに格上げされていたりと優遇されています。
効果は、使える時に使っておきたいです。

氷結界の伝道師
氷結界の伝道師
【氷結界】デッキの主軸と言うべきカードです。氷結界の戦術の安定性に大きく貢献しています。
ストーリー内でも、氷結界の開祖という事で重要なポジションです。
神精霊と服装の一部が似ている伏線は、「神精霊は伝道師の魂が昇華した存在」という事で明かされました。

氷結界の三方陣
氷結界の三方陣
除去と展開を行える魔法カードですが、発動条件が重いです。
TF6では、公式にロマンカード扱いされてしまった節があります。

氷結界の紋章
氷結界の紋章
氷結界専用のサーチカードです。
ここでは書きたくないような不名誉な言い方をされる事があります…。


以上、このブログを作るきっかけとなった「氷結界」に関するカードについて振り返ってみました。
ちなみに、これを機に一部の氷結界のモンスターの記事のリンク先を最新のものに編集したりしています。
更新頻度は以前より落ちてしまいますが、これからもどうぞよろしくお願いいたします。

テーマ : ひとりごと
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(2016年7月17日 凍結)
6年と8ヶ月の間、ありがとうございました。

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