エルシャドール・アノマリリス

今回紹介するカードは、エルシャドール・アノマリリスです。
以前取り上げたエルシャドール・ミドラーシュと同じく敵対する立場から紹介します。


エルシャドール・アノマリリス

エルシャドール・アノマリリス
融合・効果モンスター
星9/水属性/悪魔族/攻2700/守2000
「シャドール」モンスター+水属性モンスター
このカードは融合召喚でのみエクストラデッキから特殊召喚できる。
(1):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、
お互いに魔法・罠カードの効果で手札・墓地からモンスターを特殊召喚できない。
(2):このカードが墓地へ送られた場合、
自分の墓地の「シャドール」魔法・罠カード1枚を対象として発動できる。
そのカードを手札に加える。



六体目の「シャドール」の融合モンスターにして、水属性の「エルシャドール」です。

【氷結界】をはじめ、水属性のデッキにとっての最大の恐怖は、このカードの融合素材に他なりません。
このカードの融合素材は、「シャドール」モンスター+水属性モンスター。すなわち、超融合によってこちらの場の水属性を融合素材にして出す事ができます
相手の場にシャドールがいる場合、超融合によってこちらの水属性モンスターを融合素材にされてしまう恐れがあるのです。超融合は無効にする事もチェーンして他のカードを発動する事もできず、また耐性を持つカードも非常に少ない為、一度発動されれば間違いなく融合素材にされてしまいます。
おまけに速攻魔法であるため、こちらのターンに使われる事もあります。
超融合による除去は、このゲームの中でも極めて強力な部類の除去です。もちろん、【氷結界】においては大僧正御庭番も無力です。
こちらの氷結界は除去されて布陣が崩されてしまう上に、相手の場には高ステータスに下記のような効果を持ったこのカードが融合召喚され、更に融合素材になったシャドールの墓地へ送られた場合に発動できる効果まで使用される・・・【氷結界】にとっては、超融合を使われてこのカードを出されてしまうと本当に目も当てられない状態になります。

(1)の効果は、このカードが場に存在する限り、 お互いの魔法・罠カードの効果による手札・墓地からのモンスター特殊召喚を封じる永続効果です。
これによって、死者蘇生リビデといった汎用的なものから、リミット・リバース浮上といった縛りのあるものまで、ありとあらゆる蘇生カードが封じられてしまします。
また、氷結界の三方陣の様な手札からモンスターを特殊召喚できる効果を持った魔法・罠も封じられてしまいます。
特に、儀式召喚に対してはギミックそのものを完全に封殺できます。儀式召喚を主体とするデッキは【リチュア】に【影霊衣】と水属性が多く、それらのデッキはこのカードにとって最大のカモであると言えるでしょう。
このカードを対処できなければ最悪詰みかねないでしょう。

(2)の効果は、「エルシャドール」共通の自身が墓地へ送られた場合、自分の墓地の「シャドール」魔法・罠カード1枚を手札に加える事ができる効果です。
このカードはミドラーシュのような厄介な耐性等は無く、モンスター効果による特殊召喚を封じる事もできないので除去するのはそこまで難しくないと思われますが、倒したとしてもこの効果によって融合カードを回収されれば後続の融合モンスターに繋げられるので油断は禁物です。

単体ではデッキによってはそこまで脅威にはならないかもしれませんが、他のシャドールを組み合わせる事で強力な制圧力を発揮して来る事でしょう。
特に、ミドラーシュと一緒に出てきたらと思うとゾッとします。
ただ、良くも悪くも水属性には汎用的なカードはあまり無いので、超融合以外でこのカードを見かける事はそんなに無いでしょう

冒頭にも書いたように、このカードは6体目に登場した「エルシャドール」であり、このカードが登場するまでは「エルシャドール」を並べてみるとレベル・属性において「レベル9・水属性」だけが空いている状態でした。そして実際に登場したこのカードはまさに水属性・レベル9でした。
水属性・レベル9、更にシャドールがDT世界のテーマという事で、誰もが「水属性のエルシャドールはトリシューラ(もしくはトリシューラの影霊衣)がシャドール化した姿だろう」と予想していました(現に僕もそう思っていました)。
しかし、実際に出てみると、その融合元は同じ弾で登場したレベル9の「インフェルノイド」モンスターであるインフェルノイド・リリスという、誰もが予想だにしなかったであろう展開でした。
エルシャドール・シェキナーガと同じように、エルシャドール・ネフィリムと見られるモンスターがインフェルノイド・リリスを纏った様な姿をしています。名前も「リリス」と掛け合わせたものとなっています。
それにしても、「どうせまた暴走するだろう」と予想されていた「トリシューラ」が今回はシャドール化を免れた事からも、つくづく影霊衣は「クリーンな水属性テーマ」だと思わされます(尚、その影霊衣はCROSで厳密には「水属性統一テーマ」では無くなりましたが)。
ただし、このカードの攻守の値はインフェルノイド・リリスではなくトリシューラと同じ値となっています。インフェルノイドには「中に過去のモンスター達が囚われている」という設定がありますが、まさかインフェルノイド・リリスの中に氷結界の龍 トリシューラが囚われているのでしょうか(トリシューラの影霊衣はあくまで「鎧」と言うことで)。

登場するなり瞬く間に環境トップに君臨した【シャドール】…そんなテーマに水属性の融合モンスターが登場しようものなら即刻敵対する立場から紹介してやろうと考えていました。
しかしいざ出てみると、その頃にはもうデュエリストを辞めていたのと超融合が制限カードになっていたのとで、割とどうでもよくなりました(笑
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テーマ : 遊戯王OCG
ジャンル : ゲーム

難敵

僕はデュエリストを引退したものですが、TFSPやADSのプレイを通して色んなデッキと対戦する事があります。
その中で改めて、最近のテーマの恐ろしさを思い知ったりするものです。
特に印象的だったのが、インフェルノイドです。
今のところSECEまでのカードプールでしか対戦した事がありませんが、トラウマを植え付けられるレベルのとてつもないデッキだという事を実感しました。
シャドールや影霊衣程大会で結果を残せておらず、低く見られがち、更に極端に言えば弱く見られがちなテーマですが、それでも第9期のテーマ、僕のデッキではとても敵わない様なデッキでした…。
「弱い」などと言うのは、あくまで環境トップのシャドールや影霊衣などと相対的に比較した時の話でしかありません。

まず何よりも恐ろしかったのが、多くのインフェルノイドが持つ「相手ターンに1度、自分フィールドのモンスター1体をリリースし、相手の墓地のカード1枚を対象として発動できる。そのカードを除外する。」という効果です。
これによって、僕が持つデッキ全てが死にます
【氷結界】にしろ【シャーク】にしろ【海皇水精鱗】にせよ、サルベージをはじめ墓地のカードを再利用する機会は多く、それらにチェーンして再利用したいカードを除外してくるこの効果は天敵という他ありません。
僕はデッキに除外されたカードを再利用できるようなカードはそんなに入れていない為、この効果を使われたが最後、そのカードは二度と使用できなくなるに等しいです。
同じような墓地メタ効果を持つD.D.クロウとは違って目には見えますが、それはそれで目に見える恐怖というものを感じます。
何よりも、同じ効果を持ったものが何体もいるのだから、気が遠くなります…。

他にも、1ターン目にモンスターゲートを発動されて相手の残りデッキが13枚位になるまで延々と墓地肥やしされた時には唖然としました。
モンスターゲートは、モンスターを中々引けない傾向のある僕が密かに目を付けていたカードであり、機会があればこのブログでも取り上げようと思っていました。
そんなモンスターゲートの最大の悩みは制限カードである点であり、類似カードの名推理が規制解除されても尚制限カードのままでしたが、2015/01/01にてようやく準制限カードへと緩和されました。
インフェルノイドが初登場したSECEが発売されたのはその少しの2014年11月であり、よりにもよって最悪のタイミングで緩和されたものです(当然、インフェルノイドを売り出すための緩和とも見て取れますが)。
ジリ貧まで追い込んだと思ったら、高攻撃力のモンスターが延々と蘇ってきて、対処しきれずに負けた事もあります(もちろん、その間にも墓地メタ効果は飛んできます)。

とにかく墓地メタ効果をどうにかしたい僕は、以前某所で、(影霊衣やクリフォート等にも刺さる)メタカードとして生け贄封じの仮面の名前を挙げた事がありました。
ところが、それに対して帰ってきた反応は「インフェルノイドに対して生け贄封じの仮面?ああ、モンスターゲートによるリリースを封じる為か」という、まるで墓地メタ効果を気にも留めないような内容でした。
それを書いた人は、【クリフォート】の様な墓地メタがそんなに刺さらないデッキを組んでいるのか、それとも【インフェルノイド】と戦った事が無いのか…。

そんなインフェルノイドですが、CROSで登場したサポートは、インフェルノイド使いからはそんなに評判がよろしく無かったようです。
SECEのカードプールの時点で上記のように散々にやられた僕は「こんなテーマに強力サポートがきてたまるか」と、安堵したものです。
しかし、次の弾のCOREで出るインフェルノイドの新規カードは非常に強力な様です。それも、十人いたら十人が口を揃えて「強い」と言うレベルで
あまりにもおぞましすぎて詳細は見ていられないですが、レベル1のチューナーがいるのようですね。
シャードールもそうでしたが、チューナーがいる事でシンクロ召喚も選択肢に入る点もデッキの強力さに拍車をかけていると思います。水属性は儀式ばかりで難儀しているというのに…。

実際に墓地メタ効果がデッキの戦略のウェイトのどれ位を占めるのかはよく分かりませんが、【インフェルノイド】は相手にしたくないデッキの一つです。
COREが出た後には、より強くそう思う事になるでしょう。

テーマ : 遊戯王OCG
ジャンル : ゲーム

個性とは 3

過去に、「個性とは」というタイトルで記事を書いた事がありました。
LVALが出た頃の記事で、「水属性に個性的なエクシーズが出たけど、すぐに他の属性で同じようなものが出てしまった」と嘆いている様な内容でした。
しかし、その当時はそんな事を愚痴りながらも、心底では同時に登場したNo.101CNo.101の真新しさ、強力さに感激しており、そこから来る余裕のようなものがありました。(以下、これら2体をまとめて「No.101」と表記する事とします)
しかし、今では…S・H・Ark Knightは見る影も無く没落してしまいました・・・。採用率もそうですが、No.101は当時は画期的だった個性まで奪われてしまったのです。
No.101の個性を奪ったのは以下のカード達です。


鳥銃士カステル

鳥銃士カステル
S・H・Ark Knightの登場からわずか五か月後に発売されたパックで登場したランク4のエクシーズモンスター。
同じランク・素材を持ち、同じくX素材を2つ取り除く事で強力な単体除去を撃てるカードです。
いくらS・H・Ark Kightが優秀な除去効果を持っていようとも、特殊召喚されたものでもそうでなくても、攻撃表示でも守備表示でも、更には魔法・罠でも、持ち主を問わずに表側表示のカードなら何でも除去できるカステルの効果の方が、どう足掻いても除去範囲が広いです。
共に、対策法が極めて限られる除去手段という点も共通していますが、S・H・Ark Knightの「エクシーズ素材にする」効果は、S・H・Ark Knightを除去するなり身代わり効果を使用させるなりすれば喰らったモンスターは相手の墓地へ行きます。
一方で、カステルの「デッキに戻す」効果を受けたカードは、よほどサーチやリクルート手段に恵まれたカードでも無い限り、再利用自体が困難になります。
現在の環境では特に、シャドール等の墓地へ行った時に発動する効果を未然に防げるか否かという点が評価の大きな分かれ目となっています。よって、「デッキへバウンス」という除去手段自体も、S・H・Ark Kightの「エクシーズ素材にする」除去より強力と取る事ができます
差別点は他にもありますが、その内、種族については明らかに優劣がありますゴッドバードアタックを筆頭に、最近もどんどんプッシュされている鳥獣族に対し、水族はサポートがピンと来ない上に、S・H・Ark Knightに対応するカードなどごく限られています。

尚、CROSで出た新カードによって、S・H・Ark Knightとカステルの間に新たな差別点が生まれました。S・H・Ark Knightの方が不利になる形で。
効果の発動し対して幽鬼うさぎの効果をチェーンされた場合、カステルはデッキバウンスと引き換えに破壊されるのに対し、S・H・Ark Knightは相手を除去する事もできずに一方的に破壊されてしまいます
まさに泣きっ面に鉢。KONAMIは鬼と言う他ありません…。

いくらS・H・Ark Knightがカステルにお株を奪われたとは言え、S・H・Ark Knightには進化系としてS・H・Dark Knightが存在していました。
こちらは特殊召喚されたモンスターなら表示形式を問わずにノーコストでエクシーズ素材にできるという強力な除去効果を持っていました。
しかし…


サイバー・ドラゴン・インフィニティ

サイバー・ドラゴン・インフィニティ
特殊召喚されたものであってもそうでなくても、自分のモンスターでも相手のモンスターでも、攻撃表示なら何でもノーコストでX素材にできるカードが、CROSのWP枠で登場しました…。
「特殊召喚された守備表示のモンスター」をX素材にできない点ではS・H・Dark Knightに劣るものの、こちらもやはりS・H・Arkに比べればどう足掻いても除去範囲は広く強力です。
しかも、S・H・Dark Knightはいくらエクシーズ素材を持っていたとしても蘇生効果の発動の有無に関わるだけだったのに対し、こちらのエクシーズ素材の数は強さに直結します
素材があればある程攻撃力が上がり、しかもX素材を1つ取り除く事で相手の効果の発動を無効にする効果まで持っています。
X素材を補充できる効果の存在から、1ターンに1度だけとはいえ事実上無尽蔵で無効効果を撃てると見て差支えありません。
S・H・Dark Knightの蘇生効果は、いくら墓地にS・H・Ark Knightが墓地にいようがどれだけ素材があろうが破壊以外の方法で除去されたりタイミングを逃してしまうとアウトでしたが、こちらはその発動して来る効果そのものを無効にできるのです。
どちらが強いか、場持ちが良いかなんて一目瞭然です…。悔しいですが、今ではNo.101の専用デッキを組んだとしても制圧力はこのサイバー・ドラゴン・インフィニティ に劣るのは目に見えています…。

更にこのカードは、No.101の使い手のシャーク(ナッシュ)と同じくZEXALのライバルキャラであるカイトのデッキでも出す事ができます
WP枠で出たカードであり、「個性とは 2」の記事でも触れたカードである銀河戦士と、手札に光属性が2体あればもう出せるのです。銀河戦士2体でサイバー・ドラゴン・ノヴァを出し、その上に重ねる事で出す事ができるのです。
この銀河戦士については、今言いたいことが山ほどありますが、ここで書くと話題が大きく逸れてしまうので、また別の機会に書く事とします。
公式のコンセプトデュエルでは、カイトのデッキをはじめ一部のキャラのデッキではプレアデスやフェルグラントが使用禁止になっていますが、サイバー・ドラゴン・インフィニティも、それら2体に負けず劣らずの制圧力を誇っていると思います。

たとえ自分の使っているテーマはデッキが強化されたとしても、他のデッキにこんな壊れが来るんだからやってられません…。


以上、僕からすれば振り返るのすらもおぞましいと思える様なカード達でした。
それにしても、No.101は水族という一見地味な種族でありながら強力な効果を搭載されているというのが魅力の一つだった(と僕は思っていた)のに、なぜ恵まれた種族でもっと強い効果のものを出してしまうのかねぇ…。

これだけWP枠での強化でハブられていたら、流石に僕以外にも「WP枠でシャークのデッキの強化が欲しい」と言う人が見受けられます。
しかし、強化の方向性の要望としてよく見られるのは「シャークのデッキで冀望皇バリアンを使いやすいようにして欲しい」という意見です。
個人的は冀望皇バリアンはどうでも良く、ロンゴミアントをコピーしたバリアンにやられた事がある身としては、むしろバリアンはこれで十分だろうとさえ思います。
それよりも、No.101やシャーク・ドレイクといった、水属性の切り札エクシーズこそ強化してやるべきだと思います。

テーマ : ひとりごと
ジャンル : その他

かませ犬

アニメ遊戯王ARC-Vの登場キャラの沢渡シンゴ。最初のOPで登場していた事から注目を浴び、本編登場後にその独自のキャラからますます注目されたものでした。この時の沢渡は「ダーツモンスター」のデッキを使用していましたが、今のところそれらはまだOCG化されていません。
そして、舞網デュエルチャンピオンシップの二回戦では「ネオ・ニュー沢渡」と称して登場し、熱戦をくり広げて遊矢の良きライバルとしての地位を築いたものです。
この時の使用デッキは、ペンデュラム召喚を取り入れた【妖仙獣】。沢渡がナレーションを務めていたトライブ・フォースにてアニメに先駆けて登場したテーマであり、第9期登場のテーマだけあってOCGでも非常に強力です。

しかし、それらの間に登場した「ネオ沢渡」を果たしてどれだけの人が覚えているでしょうか。
この時の沢渡の使用デッキはというと…水属性の「帝」である氷帝メビウス系列を中心としたデッキでした。

氷帝家臣エッシャー 氷帝メビウス 凍氷帝メビウス

それまで沢渡に関心が無かった(むしろどちらかと言うと嫌いだった)僕も、水属性のデッキを使うとなると「何、あの沢渡が!?」と衝撃を受けたものでした。
ただし、そのネオ沢渡役割はというと、新登場した黒マスクの男(ユート)のかませ犬。本当にそれ以上でもそれ以下でもない扱いでした…。

ここで登場した氷帝家臣エッシャーは、妖仙獣と同じくOCGで出た後にアニメで登場しました。しかし、その扱いはまさに雲泥の差です。
更に、氷帝家臣エッシャーの悲劇はこれだけに留まりませんでした…

CROSのWP枠では、地帝炎帝雷帝風帝邪帝の家臣が登場しました。氷帝家臣だけを仲間外れにする形で。
他の属性の家臣たちはいずれも、特殊召喚効果に加えて、アドバンス召喚のためにリリースされた時に発動するサポート効果を持っています。
一方、WP枠では無いエッシャーは、メビウスとは相性自体は良いものの、他の属性の家臣とは大きくかけ離されていると見て間違いありません。
自分の場の状況に関係無く自身の効果で特殊召喚できる水属性の登場を望んでいた身としてはエッシャーの登場は嬉しかったですが、自身を展開する効果など他の家臣も持っています…。
特殊召喚条件が相手依存で不安定な上に、そもそも効果無しも同然なエッシャーなど、家臣と帝を用いたデッキでもまず採用されない事でしょう…。
何故同じシリーズのモンスターの中で、水属性のモンスターだけがこんな目に…憤りを感じずにはいられないです。

「水属性のモンスターが貧乏くじを引いた」という内容の記事は、霊使いのお供の聖獣に関するネタで書こうと思っていましたが、SECEでガガギゴとは別にジゴバイトが出た事でお流れとなりました。・・・がしかし、その次の弾のCROSで、今度は帝の家臣をネタにして書く事になるとは思いもしませんでした。
また、それとは別に「ネオ沢渡」についてもいずれ記事で触れようと思っていたので、これら2つの内容をミックスさせた上で今回の記事を書きました。

テーマ : ひとりごと
ジャンル : その他

たつのこ

今回紹介するカードは、たつのこです。
氷結のフィッツジェラルド以来、実に4年以上もの月日を経て登場した、新規の水属性Sモンスターです。


たつのこ

たつのこ
シンクロ・チューナー・効果モンスター
星3/水属性/幻竜族/攻1700/守 500
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
S召喚したこのカードを素材としてS召喚をする場合、
手札のモンスター1体もS素材にできる。
(1):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、
このカードはこのカード以外のモンスターの効果を受けない。



水属性初のレベル3のSモンスターにして、初のSモンスターのチューナーでもあります。
また、水属性・幻竜族のモンスターは水竜星-ビシキ以来の2体目です。

S召喚したこのカードを素材としてS召喚をする場合に、手札のモンスター1体をS素材にできる効果を持っています。
これにより、手札のカードを経由して更なるS召喚を行う事が可能です。
このカード自体は低レベルのSモンスターですが、これを利用する事で高レベルのSモンスターに繋げる事ができます。
ただし、上で書いた様にS召喚によって特殊召喚した場合にしかこの効果は適用されないので、間違えないように気を付けたいです。

また、場にいる時に他のモンスターの効果を受けないという耐性効果も持っています。
強力な耐性ですが、ステータスが低いため、あまり場持ちには期待できません…(汗
また、魔法・罠への耐性が無い点も注意が必要です。
海竜神の加護を使えば、効果や戦闘による破壊耐性も付与する事ができ、格段に場持ちが良くなります。

水属性では、深海のディーヴァからレベル1の海竜族をリクルートする事でS召喚を狙えます。
ディーヴァからネプトアビスをリクルートし、ネプトアビスの効果で海皇をサーチしてからこのカードをS召喚すれば、サーチした海皇と更に手札から素材としてS召喚を行えます。
つまり、このカードを経由する事で、ディーヴァ1枚からレベル4~7、10のS召喚を行う事ができます。もちろん、海皇の竜騎隊のサーチ効果を絡めればレベル8、9、11のシンクロ召喚も行えるようになります(ただ、このカードとシンクロする事でレベル9のシンクロに繋げられるレベル6の海竜族モンスターは、通常モンスターの海の竜王しか存在しませんが)。
ただしこのカードは幻竜族であり、種族的には水属性とシナジーが薄いので注意が必要です。特に、海竜族でも良さそうなのに浮上アクア・ジェットといった種族サポートの恩恵を受けられないのは残念でなりません…。
また、フィッシュボーグ-ランチャーの数少ないシンクロ先でもあります。ランチャー+プランターというフィッシュボーグ同士の組み合わせで出す事もできます。

名前はタツノオトシゴ、「竜の子」から取っていると思われますが、ひらがな表記になっています。
どぐうなど他に例が無い訳ではありませんが、ひらがな表記だけのカード名というのは最近では割と珍しい様な気がします。Sモンスターともなると尚更です。

僕は過去に、「レベル3の水属性Sモンスター」「レベル3のSモンスターのチューナー」が欲しいと思った事が何度かあった気がしますが、いざ出てみると何に使えば良いのか分からなかったです(汗
現在は、CROSでネプトアビスが出た事から、ディーヴァからのシンクロの中継点として注目されているようです。
去年、一昨年と、2月に発売されたパックと同時にプロモパックが配布されていましたが、2015年2月発売のCROSの発売と同時にこのカードが収録されたプロモパックの配布とはなりませんでした。
果たして今後、このカードが再録される日は来るのでしょうか。

テーマ : 遊戯王OCG
ジャンル : ゲーム

海皇子 ネプトアビス

今回紹介するカードは、海皇子 ネプトアビスです。
CROSのWP枠で登場した「海皇」のモンスターです。


海皇子 ネプトアビス

海皇子 ネプトアビス
効果モンスター
星1/水属性/海竜族/攻 800/守 0
「海皇子 ネプトアビス」の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):デッキから「海皇子 ネプトアビス」以外の
「海皇」モンスター1体を墓地へ送って発動できる。
デッキから「海皇子 ネプトアビス」以外の「海皇」カード1枚を手札に加える。
(2):このカードが水属性モンスターの効果を発動するために墓地へ送られた場合、
「海皇子 ネプトアビス」以外の自分の墓地の「海皇」モンスター1体を対象として発動する。
そのモンスターを特殊召喚する。



海皇初のレベル1モンスターです。
また、氷結界の輸送部隊以来2体目となるレベル1の海竜族モンスターでもあります。

「海皇子 ネプトアビス」の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できないという制約はあるものの、2つの効果を持っています。

(1)の効果は、デッキから海皇を墓地へ送る事で、同名カード以外の「海皇」1枚をサーチできる起動効果です。
この墓地肥やしはコスト扱いである為、墓地へ送られた海皇の「水属性モンスターの効果を発動するために墓地へ送られた場合に発動する効果」を発動させる事ができます!
デッキから海皇の効果を発動させる事ができるモンスターは、ジェネクス・ウンディーネに続いて2体目です。あちらと同じく、サーチ効果のコストとして墓地肥やしを行えます。
したがって、海竜族をサーチする効果を持った竜騎隊をコストとして墓地へ送れば、海皇をサーチしつつ、竜騎隊の効果によって海竜族モンスターもサーチできる為、手札枚数を増やせます!
このカードと竜騎隊は共に同名カードをサーチできませんが、お互いにサーチし合う事は可能です。また、魔法カードである海皇の咆哮もサーチできます。
重装兵狙撃兵を墓地へ送れば、単体除去を行うことができます。
スキルドレインの発動下や、旧神ノーデンカメンレオンの効果によって蘇生された時など、効果が無効になっている場合でも、(1)の効果のコストを払う事はできる為、そこからデッキにいる海皇の効果の発動に繋げられる点も覚えておいて損は無いでしょう。

(2)の効果は海皇特有の「水属性モンスターの効果を発動するために墓地へ送られた場合に発動する効果」であり、同名カード以外の自分の墓地の海皇1体を蘇生させる効果です。
現在準制限カードであり、浮上や海皇の咆哮では蘇生できない竜騎隊を蘇生できる点は偉大です。
この効果で蘇生できる中で最高の攻撃力を持ったカードはポセイドラですが、ポセイドラ自身も墓地から蘇生できる起動効果を持っています。
ポセイドラの効果でこのカードをリリースする事も可能であり、リリースした後に(2)の効果を発動すれば、ポセイドラの効果によるリリースの消費を軽減させる事ができます。
このカードはサルベージに対応しているので、水属性モンスターの手札コストにしつつ墓地の海皇の蘇生を狙うという戦術も有効です。
難点は、現状ではランク1の水属性エクシーズモンスターは存在しない為、レベルを操作しなければエクシーズ素材として取り除いた時に効果を発動できない点でしょうか。

このカードは深海のディーヴァや狙撃兵やワン・フォー・ワンによるリクルートに対応しています。
特にディーヴァの効果でリクルートした場合、即座にレベル3のシンクロに繋げる事ができます。シンクロする前に(1)の効果を使用し、たつのこをシンクロ召喚すれば、サーチした海皇をたつのこのシンクロ素材とする事でレベル4~7、10のシンクロ召喚を行う事が可能となります。
もちろん、(1)の効果で墓地へ送ったカードが竜騎隊だった場合には海竜族をサーチする事でより多彩なレベルのシンクロ召喚を行う事ができます。
デッキに残ってる海皇の状況にもよりますが、たつのこを併用すればディーヴァからこのカードをリクルートするだけで、幅広いレベルのシンクロ召喚を行えるのです。
また、墓地に水属性がいない状況からでも、ディーヴァからリクルートしたこのカードの効果で竜騎隊を墓地へ落として海皇をサーチ、竜騎隊の効果でムーラングレイスをサーチし、ディーヴァとこのカードとでたつのこをシンクロ召喚し、たつのことサーチした海皇とでシンクロ召喚を行えば墓地に水属性が5体が貯まる事となり、ムーラングレイスの特殊召喚条件を満たす事ができます。

このカードの最大の特徴は、やはり(1)の効果によりデッキから海皇の効果を発動できる点でしょう。
これまで唯一それが可能だったジェネクス・ウンディーネとの主な差別点を、以下に挙げてみます。

このカードの利点
・場にいる時の起動効果なので、召喚権を使わずに効果を発動させる事もできる
・サーチ先にデッキの枠を割かずに済む
・深海のディーヴァや狙撃兵やワン・フォー・ワンの効果でリクルートできる
・竜騎隊の効果でサーチできる

ジェネクス・ウンディーネの利点
・海皇以外の水属性も墓地へ落とせる
・召喚成功時にチェーンして除去されても効果を発動できる
アビスパイクの効果でサーチできる
サーチ先からシンクロ召喚に繋げられる

海皇の効果を発動させられる点に関しては、ジェネクス・ウンディーネと比べて相互互換クラスの性能は有していると思います。

このカードは属性や種族、守備力が0という点は他の多くの海皇のモンスターと共通していますが、デザイン面では異色さが目立ちます。
まず、名前が「~アビス」と、水精鱗のモンスターを思わせるような名前になっています。
効果に同名カードによる使用回数の制限がある点も、水精鱗のモンスターを思わせます。
身に付けている鎧も、ガイオアビスのものと酷似しています。海皇のリーダーであるポセイドラは、水精鱗の王であるガイオアビスに乗っ取られたというストーリー設定がありますが、それと何か関わりがあるのでしょうか。
また、これまでの海皇のモンスターは魚人か龍の姿をしたものばかりでしたが、このカードは人間型の姿をしています。
海皇だけでなく、水精鱗についても、人魚もしくは魚人の姿をしたモンスターばかりで人間型のモンスターはいませんでした。
人間型のモンスターは海竜族の中でも非常に珍しく、氷弾使いレイス以来の2体目です。

このカードは水属性のテーマ初のWP枠のカードであり、それに恥じない非常に強力な効果を持っていると思います。

テーマ : 遊戯王OCG
ジャンル : ゲーム

魔轟神レヴュアタン

今回紹介するカードは、魔轟神レヴュアタンです。
「魔轟神」に属するレベル10のシンクロモンスターです。


魔轟神レヴュアタン

魔轟神レヴュアタン
シンクロ・効果モンスター
星10/光属性/悪魔族/攻3000/守2000
「魔轟神」と名のついたチューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
フィールド上のこのカードが破壊され墓地へ送られた時、
自分の墓地の「魔轟神」と名のついた
モンスターを3体まで選択して発動できる。
選択したモンスターを手札に加える。



魔轟神の中でも最高クラスの攻撃力とレベルを持ったシンクロモンスターです。
シンクロ素材は、チューナーは魔轟神に限定されていますが、それ以外には縛りはありません。この時期の出た高レベルシンクロモンスターにしては、素材指定は緩めだと思います。

効果は、場にいるこのカードが破壊され墓地へ送られた時に、自分の墓地の魔轟神を3体まで回収できるというものです。
上記の様にチューナーが魔轟神に指定されており、更に自身も魔轟神なので、対象に困る事は無いでしょう。
もちろん、墓地に魔轟神が多くいれば、それだけ多くの選択肢が生まれます。手札に関する効果を持った魔轟神を回収するのが理想的な流れです。
受け身な効果ですが、もしも倒された時の為の保険としては十分優秀な効果と言えるでしょう。
ただし、除外やバウンスなど墓地へ行かない方法で除外されたり、破壊を介さずに墓地へ送られた場合には効果を発動できないので注意が必要です。
また、この効果はタイミングを逃す恐れがある点にも要注意です。

余談ですが、DT NEXTのストーリーモードでは、台詞の口調や言い回しがある有名作品の悪役(別作品ながら、僕も動画でネタに使った事があるキャラです(笑)と非常に似通っている様な気がします。偶然なのか狙っているのか、気になるところです。
イラストでは周りに「魔轟鬼」と呼ばれる小型の悪魔が3体描かれています。それぞれ「ヴァイオ」、「ハレシー」、「ブリーチ」という名前のようです。
「魔轟神獣」を除いた魔轟神のシンクロモンスターはこのカードを含めて3体登場していますが、レイジオンはユニコールと合体しヴェルズ化した姿であるヴェルズ・タナトスが登場し、ヴァルキュルスにはその力を宿した鎧を纏ったヴァルキュルスの影霊衣が登場したのに対し、このカードは今のところそういった派生種が登場していません。
魔轟神の中で最高のレベルを持っているにも関わらず、そういった面では不遇と言えるかもしれません(笑
ちなみに、侵略の汎発感染のイラストでは玉座だけ登場しています。
果たして、今後このカードが「復活」を遂げる日は来るのでしょうか?

さて、このカードの名前の由来は、旧約聖書に登場する巨大な海の悪魔「レヴュアタン」だと思われます。この綴りは「Leviathan」・・・英語読みでは「リヴァイアサン」です。
しかし、原作出身でずばりそのままなネーミングの海竜神(リバイアサン)を筆頭に、リヴァイエールトライエッジ・リヴァイアなど、「リヴァイアサン」を捩った様な名前のモンスターはどれも海竜族や海産物としてデザインされているのに対し、
このカードはまさに悪魔の様な姿ではあるものの、「の悪魔」の要素がありません。
「レヴュアタン」はキリスト教の七つの大罪の1つ「嫉妬」を司る悪魔でもあり、このカードの場合はそちらのイメージの方が優先されているのでしょう。読みが変わるとイメージもガラリと変わるのが面白いです。

テーマ : 遊戯王OCG
ジャンル : ゲーム

WP枠での強化

今日発売の新弾CROSで、水属性統一テーマである「海皇」が強化されました。
8期以前の水属性のテーマが強化されたのは、PRIOでの「ペンギン」以来1年ぶりです。
海皇は枚数自体が少なく、シンクロもエクシーズも存在しないという点ではペンギンと共通し、「海皇」を指定するサポートは(CROSが出るまでは)狙撃兵1枚だけと、ペンギンに勝るとも劣らないレベルの小規模なテーマと言えるかもしれませんが、僕は気に入っていました。
長年待ってようやく出た水属性のストラクチャーのメインだった事、水属性や海竜族と関係が深く、テーマの強化がこれらの属性・種族の強化にもつながる事がその理由です。

そして、9期以降で僕が使用しているテーマやデッキが強化されたのはこれが初めてです。
PRIOもそうでしたが、それ以降にも大なり小なり様々なテーマが強化されていましたが、僕の好きなデッキやテーマは、それらの強化とは悉く無縁でした。
それが、ここに来てやっとサポートに恵まれました。

しかも、今回の海皇の強化は、特に劇的な強化に定評のあるWP枠での強化でした。
実際に、今回出た海皇子 ネプトアビスは、海皇のカードを使っていた身として見ても、「これ程までに強くていいのか!?」と思える程の強化ぶりです。
これまで強化された他のテーマやデッキ(特にWP枠)は、こんなのを何枚も貰ったきた訳なんだから、そりゃ勝てんわ…。

今回の海皇子 ネプトアビスのカードを見て初めて、僕は「自分の使っているテーマやデッキに真っ当かつ劇的な強化が来た時の気分」を味わいました。
文章では上手く表現できませんが、とにかく嬉しいような驚くような気分です。
ただ、今回の弾も水属性・レベル8のシンクロモンスターは出ませんでした。

テーマ : 遊戯王OCG
ジャンル : ゲーム

サポートカードの質

過去のDTテーマであるXセイバー、ジェムナイト、セイクリッドの3テーマは、アニメで使用者が登場したおかげで、DTストーリーの表舞台からは姿を消したにも関わらず新規カードが登場しました。
いずれも、アニメで登場したオリジナルサポートが、アニメ枠としてラインナップされる形でOCG化されています。
しかし、それらの中でセイクリッドのサポートだけ質が微妙だと言われる事があります。

セイクリッドは上記の3テーマの中で最も後に出たテーマであり、登場期間も短いにも関わらず、デッキの完成度は高いです。少なくとも、ARC-V放映前の段階では【X-セイバー】や【ジェムナイト】には決して引けを取らなかったでしょう。
僕自身も、【セイクリッド】と対戦してあっと言う間にやられた事が何度かありました(笑
特に、セイクリッド・プレアデスやセイクリッド・トレミスM7といった強力なエクシーズモンスターを擁している点は特筆に値します。
そんな強力エクシーズの本場という事もあり、「セイクリッドにこれ以上強力なサポートが出るなんてとんでもない!」と、セイクリッドのサポートが「微妙」と言われる様な性能である事には納得、賛成していました。
スタッフもその事を考慮した上でカードをデザインしているのではないか、と。

しかし、よくよく考えてみれば、氷結界のサポートだって「ブリューナクトリシューラの様な強力無比なシンクロモンスター本場」だから言う事で、あえて性能を抑えられていたのではないか?と思えてきます。
特にブリューナクは「氷結界」の初登場と同時に登場し、即座に環境に名を轟かせたカードであり、「氷結界はシンクロだけが全てだ」という様なイメージの形成に大きく貢献したに違いありません(それを決定付けしたのはトリシューラでしょうが)。
「そんな凶悪なカードがいるテーマなのだから、強力なサポートを与える訳には行かない」という事で、傍から見れば「シナジーが無い」と言われるようなカードが大量に出る事になってしまったのではないでしょうか。
その賜物なのか、氷結界とシンクロモンスターとのシナジーなどたかが知れており、特にブリューナクとトリシューラはむしろ素材指定が無い事から【氷結界】にとっては天敵として立ちはだかっていました。
…とまあここまで書いた事はあくまで予想でしかないのですが、もしそうだったら「ふざけんな」と言いたくなります(笑

しかし、【氷結界】と【セイクリッド】とではまるで訳が違います。テーマの完成度がそれなりの状態で展開が一通り終わった後に「微妙サポート」が出たセイクリッドに対し、氷結界はセイクリッドの4倍ほど長く登場していたにも関わらずシンクロ以外はこれといった性能のカードが与えられないまま展開が終わり、「強力」と言えるサポートは、通常パックでポツリポツリと出るカードを待たなければなりませんでした。
リミットレギュレーションで見ても、今は氷結界はブリューナクが禁止、ドゥローレンが準制限、トリシューラが制限になっていますが、セイクリッドは何一つ規制されていません。
それに、セイクリッドのエクシーズは【セイクリッド】でも十分出しやすいようにデザインされているのに対し、【氷結界】には氷結界のシンクロを出しやすくするような効果を持ったサポートは皆無です。「シンクロの本場」と言われてもイマイチ実感が湧かないレベルです。

このように、他のテーマについて考えを巡らせている内に、ふと「これは氷結界にも当てはまるんじゃないか?」と思う事があります。

テーマ : ひとりごと
ジャンル : その他

無縁

いくら特定のカードと相性が良かったとしても、そのカード自体を持っていなければ何の意味も無い・・・。

僕がそれを最も強く感じるのは、ブラック・ガーデンです。
ブラック・ガーデンは現在、CROSSROADS OF CHAOSでスーパーレア、DUELIST EDITION Volume 3でレアで収録されていますが、僕はそれら両方とも1枚も持っていません
なので、これまでこのブログではブラック・ガーデンと相性の良いカード(攻撃力が800の倍数のカードなど)はいくつか取り上げてきたでしょうが、記事の中でブラック・ガーデンの名前を出した事は一度もありませんでした
1枚も持っていない事から、僕の考察の対象の中からは完全に外れていたのです…。
かと言って完全に無視できるカードとも言い切れず、何度か「このカードはブラック・ガーデンと相性が良いですよ」というコメントを頂いた事がありました。中には「このカードを語る上でブラック・ガーデンについて触れないなんて…!」と思われるようなカードもあったかもしれません。
シングルで買おうにも、レアリティや特定のデッキで主軸となり得る点から嫌に値が張り、しかもそれが複数枚必要になって来るであろう点、パックを買い控えよう決意した事、そもそも収録パック自体が見かけなくなっている事から、今後も僕がブラック・ガーデンのカードを手にする事は無いでしょう…。
Googleで「氷結界」で検索すると、「氷結界に関連する検索キーワード」として「黒庭氷結界」という単語も出てきますが(「黒庭」は、ブラック・ガーデンの俗称)、組んでいる方には申し訳ないですがそのタイプのデッキについては考察した事すらありませんでした。

持っていないので当然、カードの画像もありません。

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DTストーリーについて

このブログのタイトルにしており、僕が最も応援しているテーマである「氷結界」は、デュエルターミナル(以下、「DT」)出身のテーマです。
そして、そのDTと世界観(俗に「端末世界」「DT世界」と呼ばれている世界観です)を共有するカードの展開は、今現在も続いています。
もちろん、それらのカードの背景にあるストーリーも続いているものと思われます。具体的には、第9期になって登場した新規テーマの「竜星」「テラナイト」「シャドール」「クリフォート」「影霊衣」「霊獣」「インフェルノイド」が、今のDT世界のテーマに該当します。

デュエルターミナルの展開が終了した後、DTのテーマを収録したデュエリストセットで新規のカードが出て、マスターガイドでそれらのカードも交えたストーリーがDTマスターガイドで語られ、DTのストーリーは終了したはずでした。
しかし、第8期の終盤になってDTシリーズのモンスターを思わせるようなデザインのカードが何枚か登場し、マスターガイド4では、それらのカードについて触れた上で、新たなストーリーの幕開けを匂わせていました。
そして、始めからデュエルターミナルではなく通常パックで展開しているのが、今のDTのストーリーです。
これについては、「一度畳んだものを無理矢理引き延ばすとは…」という意見もあるようです。
しかしそれ以上に、DT世界というものが、「引き延ばされる」程の人気があったのもまた事実です。

しかし、DT世界の展開に対する今の僕の感想は、
「とっとと畳んでくれ!!」
この一言に尽きます(笑

「DT世界出身のテーマを応援してる筈なのに何を言っているんだ」と思われる方もいるかもしれませんが、僕が「早く畳んでほしい」と思っている理由は、引き伸ばし云々よりも、自分が好きなテーマの強化の芽を摘まれてしまったからです。
おまけに氷結界は、ここでは詳しくは書きませんがストーリー上での扱い、言われようも散々なものでした。
しかし僕は始めからDTストーリーの存続に反対だった訳ではなく、氷結界が(OCGでもストーリー設定でも)名誉を挽回できる機会は訪れないものか…その為にDTストーリーが細々とでもいいから続かないものかと思っていました。
ストーリーの終盤に、氷結界から離脱した勢力のリチュアが最後まで生き残ったり、氷結界の龍達がヴェルズ化して何だかよく分からないままケルキオンに取り込まれ消えて行った事にモヤモヤを感じていたものでした。
リチュアも龍達も、「本家」である氷結界と全く関係ないところで完結して、一体どうなっているのやら。DT13弾のストーリー解説で名前だけ出しておいて、本流の氷結界は一体どうなったんだ、という思いがありました。
そんな僕にとって、DTストーリーの存続というのは願ってもいない事態でした。
身としては、「DTストーリーの存続」というものは、まさに願ってもいない事でした。が、実際に出たのは最も願っていないような水属性テーマでした…。
第9期に登場したDT世界の水属性テーマは、氷結界でもリチュアでもなく、「影霊衣」でした。しかもその影霊衣は、氷結界の血筋であるリチュアとの関連を匂わせるような雰囲気を纏っています。つまり、他の属性には色んな勢力が出ている中で、水属性は系譜が一本に繋がっていると言えます。
ただ、これではDTストーリーが続く度に氷結界と比較され続けるのが嫌です。そして、ストーリー上で何らか災いの引き金になれば「また氷結界の一族がやらかした」「本当に碌なことをしない」「無能」などとネタにされるでしょう。
それならいっその事、DTのストーリー自体を完全に終了させて欲しいです。
OCG面においても、影霊衣はリチュアに続いてまた儀式…。これではシンクロもエクシーズもペンデュラムも増えず、「水属性」の発展が望めません。「氷結界」の強化などもっての外です。
では水属性ではなく儀式使いのユーザーからは歓迎されているかと言えばそうとも言いきれず、特に1月のリミットレギュレーション以降はむしろ「儀式関連のサポートが巻き添えで規制をくらった」として顰蹙をかっている程です。

そもそも、上で書いたように「DT世界が人気」といっても大抵はDT9弾以降のいわゆる「二期」のテーマです…(氷結界が出たのは一期)。第一期のテーマは二期に比べて(デュエルターミナルのゲームの仕様もあってか)手探り感が強く、テーマとして見劣りしてしまうものが多いです。
二期のテーマのカードはデザイン面やキャラクター性での人気が高かったりもしますが、「氷結界」で人気が高いのなんて、それこそOCGで数多のデッキ大暴れしたシンクロ勢だけです…。
そんな中で「氷結界」の良さを発信するのがこのブログや僕の役目なのではないかと思ったりもしますが、流石に限度というものがあります…。
ネット上でのイメージを覆すのなんてそう簡単にできる事ではありませんし、第一ネット上でよく言われるような氷結界の難点(OCGでもストーリー内でも)を完全に否定しきる事なんてできません(汗
いくつかのマイナス要素を受け入れた上で情報を発信する他ないでしょう。

今後「氷結界」に大逆転の強化や名誉挽回の機会が訪れるならまだしも、そうでない限りはDTのストーリーは早く終わって欲しいと思っています。

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プロフィール

ザルトム

Author:ザルトム
(2016年7月17日 凍結)
6年と8ヶ月の間、ありがとうございました。

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