水舞台

今回紹介するカードは、水舞台(アクアリウム・ステージ)です。
遊戯王ARC-Vでアユが使用した「アクアリウム」の永続魔法です。


水舞台

水舞台
永続魔法
(1):自分フィールドの水属性モンスターは、
水属性以外のモンスターとの戦闘では破壊されない。
(2):自分フィールドの「アクアアクトレス」モンスターは
相手モンスターの効果を受けない。
(3):このカードがフィールドから墓地へ送られた場合、
自分の墓地の水族モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを特殊召喚する。
この効果の発動後、ターン終了時まで自分は水族モンスターしか特殊召喚できない。



(1)の効果によって、水属性モンスターに水属性以外との戦闘破壊耐性を付与できます。
メタ的な事を言ってしまえば、水属性には汎用性が高いカードはそれほど多くなく、攻撃力が高いカードも少ないので、実質的に単に戦闘耐性を得られる効果と見ても差し支えないかもしれません(笑
戦闘破壊以外に対しては無力ですが、そこは同じ永続魔法の水神の護符で補ってやると良いでしょう。

(3)の効果はアクアリウム共通の効果で、このカードが墓地へ送られた場合に自分の墓地の水族1体を蘇生できる効果です。蘇生できる水族に制約は無く、このカードを除去された場合にアフターケアとして優秀です。
ただし、この効果の発動後、ターン終了時まで自分は水族モンスターしか特殊召喚できなくなるというデメリットが付きまといます。相手のターンに除去された場合には大して気にはならないかもしれませんが。
墓地に水族がいても、その後に水族以外のモンスターを特殊召喚したい場合はこの効果を使わないのも手でしょう。

氷結界では、ブリズド術者水影守護陣御庭番伝道師を蘇生できます。
これらの氷結界はいずれも浮上でも蘇生できますが、攻撃表示で特殊召喚できたり、相手のターンに蘇生してロックをかけるといった、浮上にはできない運用が可能です。
これらのカードはステータスが低いため戦闘破壊されやすいですが、(1)の効果による戦闘破壊耐性によって場持ちが良くなるのに加えて、(3)の効果で蘇生もできるので、並べて布陣を形成しやすいです。
特に氷結界に対象を取るモンスター効果への耐性を付与できる御庭番を並べやすくなるのはありがたく、このカードの(1)の効果と合わせれば、自分の場の氷結界が「水属性以外との戦闘」「相手の対象を取るモンスター効果」に対して耐性を得る事ができます。

…しかし悲しいかな、頑張って御庭番を並べて布陣を形成するよりは、このカードとアクアアクトレスをポンと出す方が明らかにお手軽かつ強固です。
と言うのも、このカードの(2)の効果はアクアアクトレスに対して相手のモンスター効果への耐性を付与する効果なのです。
氷結界ではこのカードと御庭番とを頑張って揃えてやっと得られる耐性以上のものを、このカードとアクアアクトレスだけで得られるのです。御庭番の効果は対象を取るモンスター効果にしか耐性を得られないのに対し、アクアアクトレスはこのカードによって、相手のモンスター効果なら何でも耐性を得る事ができます。
特に、アクアアクトレス・テトラはこのカードをサーチできる効果を持っているので、実質的に単体で「水属性以外との戦闘」「相手のモンスター効果」への耐性を得られるに等しいです。

アクアアクトレスだけでなく、水属性や水族をサポートする効果もあるので、それらの強化にも繋がっているのが嬉しいです。
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テーマ : 遊戯王OCG
ジャンル : ゲーム

不動のカード

こんなタイトルを付けていますが、別に権現坂が使用したカードを取り上げる訳では無いです(笑
ましてや、遊戯王5D'sの主人公の不動遊星のカードの事でもありません。そもそも5D'sに関しては、水属性使いの僕にとっては「水と油」だと距離を置くような書き方をしていますしね。

現在遊戯王OCGには、特別に注目を集めている訳でも無いデッキレシピに投入される事も無い店に出回る事も無いレートが変動する事も無い、といういろんな意味で「不動」のカードが存在します。
それは、カイザー・シースネークです。
よく考えれば定期購読のカードはだいたいそう、もしくは今はそうでないものもそんな時期があったのかもしれませんが、今まで注目した事が無かったのでよく分からないです。
カイザー・シースネークについて嘆くべきは、その値段です。「数が少ない」「店に出回り難い」というのは定期購読カード共通の特徴かもしれませんが、それでもカイザー・シースネークは値段が高いです。
他の定期購読のカードと比べてどうなのかは分かりませんが、遊戯王カード検索を見ると、少なくとも同時期の定期購読だったジャンク・ブレイカーと比べた場合の値段は、その3倍以上という有様です。

ほとんど店に出回る事も無いカイザー・シースネークですが、昨日東京に行った際に、初めてカイザー・シースネークのカードの実物を見る事ができました。その際には、原作・アニメDMで双六の店で青眼の白龍のカードを目にした海馬の様な気分を味わいました(笑
ただ、ショーケースの中にただ1枚展示してあったそのカードは、とても手が出せる様な代物ではありませんでした…。
上述の遊戯王カード検索のレートと照合すると中の上といった値段でした。もし僕がこれを買っていたならば、店で単品買いしたカードの最高金額を倍近く更新してしまった事になります。
カイザー・シースネークのカードを見るのはこれが最後かもしれないという思いもありましたが、それでも買うのは躊躇います。しかもこれはあくまで1枚目でしかなく、3枚投入するとなれば、あと2枚これと同じのを見つけて買う必要があるのです。
これはいくら何でも無茶すぎます…。
単なる物珍しさだけでなく、もし今後店で売っていた時に識別しやすくする為にも、僕はそのカイザー・シースネークのカードをまじまじと眺めてきました
でも値段といい手間といい、カイザー・シースネークに関して言えばオークション等で落とす方が明らかに効率的でしょう。

水属性の高額カードは再録される傾向が強いので、いずれカイザー・シースネークも再録されるように望みたいです。
しかし定期購読出身のカードという事で、再録の傾向(時期や媒体)が全く読めません…。
(エラッタ前の)グリーン・バブーンの様に大会で結果を残したり、サンダー・シーホースの様に特定のデッキにおいて必須クラス・複数枚積み前提という事で話題になったり、アイス・ブリザード・マスターの様にOCGで大なり小なり強化があれば再録される事もあるかもしれません。
カイザー・シースネークの場合、レベル8の海竜族のデッキが強化されれば注目される事でしょう。しかし、特に注目されている訳でもない今でも高いのだから、注目された際には価格が暴騰する事でしょう。暴騰の末に再録されるならまだしも、再録されなかったらそれこそもう一環の終わりです。
カイザー・シースネークはその(1)と(3)の効果から「召喚権を使用しない汎用のランク4のエクシーズ素材要員」という見方もできますが、アドバンス召喚のリリース要員など汎用性が高い黄泉ガエルですらも長らく再録されないのだから、わざわざこのカードが再録されるビジョンが見えません…。
それに「ランク4の素材」としても、後に優秀な「クラウンブレード」のギミックが登場したので、ますますカイザー・シースネークは中途半端な立ち位置に…。当分「不動のカード」のポジションを維持したままでしょう。
上には上がいるようで、現状では水属性の中では旧神ノーデンの方がもっと高いです。こちらも、ランク4のエクシーズ要員としても注目されているカードです。

ともかくカイザー・シースネークは早い事入手しやすくなって欲しいです。
それまでは店で売っているのを見かける度に買うべきか葛藤しそうです(汗

テーマ : ひとりごと
ジャンル : その他

品薄

本日発売のVジャンプ7月特大号を買えませんでした。
唯一行ける本屋に行ったのですが、影も形も、入荷していた様な痕跡すらもありませんでした
先月のVジャンプは同じ場所で発売日に、今日と同じ位の時間で買えましたが、その時も思いの外少なくて驚いたものです。

先月号には慧眼の魔術師のカードが付属しており、これまた発売後すぐに品薄になったものでした。そして、それを受けての今月号。
今月号は今月号で、限定パック「遊☆戯☆王 ARC-V OCG 20th レジェンダリー・コレクション」の応募企画があるのだから、そりゃもう即日完売でした。
Vジャンプの遊戯王の限定パックのカード(の一部)は、ほぼ毎回物凄く高騰します。それこそ、「もしいっぱい応募している人間がいたら、大儲けできるんじゃね?」と思える程のレベルです。
ちなみに僕は毎回面倒くさくてなかなか応募しません…。やはり水属性等、自分好みのカードがあるのと無いのとでは意気込みが大違いです。
前の限定パックのカードの高騰ぶりを目の当たりにして、上述の大儲けではありませんが今回は張り切って応募してみようかな?と思っていましたが…結果はというと、応募する権利すらも得られませんでした
先月号の品薄に前回のパックの高騰、そして今回のパックには最近プッシュされているテーマの強化や目に見えて分かる程のパワーカードの数々…そりゃ品薄にもなりますわな。

即日完売なのは、最近のパックについても言えます。
CROSはともかく、その次の弾のCOREまで完売するとは思いもしませんでした。みんな一体何狙いなんだ?
もし自分がまだデュエリストで、欲しいカードがいっぱいある弾がこんな事になっていたらと思うと恐ろしいです(笑

ここ最近の売上の動向から、KONAMIは品薄商法を、デュエリストはカードを買い占める事を学んだのでしょうか。

テーマ : ひとりごと
ジャンル : その他

真帝王領域

今回紹介するカードは真帝王領域です。
CROSのWP枠で登場したフィールド魔法カードです。


真帝王領域

真帝王領域
フィールド魔法
(1):自分のエクストラデッキにカードが存在せず、
自分フィールドにのみアドバンス召喚したモンスターが存在する場合、
相手はエクストラデッキからモンスターを特殊召喚できない。
(2):自分のアドバンス召喚したモンスターの攻撃力は、
相手モンスターに攻撃するダメージ計算時のみ800アップする。
(3):1ターンに1度、自分メインフェイズにこの効果を発動できる。
自分の手札の攻撃力2800/守備力1000のモンスター1体を選び、
そのモンスターのレベルをターン終了時まで2つ下げる。



その名前やイラストの通り、「帝」モンスター、引いてはそれらの特徴であるアドバンス召喚を強く意識したカードです。
(1)(2)の効果がアドバンス召喚に関係しており、(3)の効果もアドバンス召喚を意識したような効果となっています。

(1)の効果は、自分のエクストラデッキにカードが存在せず、自分の場にのみアドバンス召喚したモンスターが存在する場合に、相手のエクストラデッキからの特殊召喚を封じる効果です。
エクストラデッキからの特殊召喚を封じる永続効果は強力ですが、「自分のエクストラデッキにカードが存在しない」「自分の場にのみアドバンス召喚したモンスターが存在する」という、決して容易ではない2つの条件を満たさなくてはなりません。
前者の条件を確実に満たすためにはエクストラデッキを0枚にするという手もありますが、今の環境ではあまりにもリスクが大きいです。他にもいくつかある、同じような条件のアドバンス召喚関連のサポートを共有できる利点もありますが。
また、お互いの場にアドバンス召喚されたモンスターが存在する場合には条件を満たした事にはなりません。あくまで自分の場のみいアドバンス召喚されたモンスターが存在する場合です。
あと当然ですが、相手もエクストラが0枚の時には全く意味がありません(笑

(2)の効果は、自分のアドバンス召喚したモンスターの攻撃力は、 相手モンスターに攻撃するダメージ計算時のみ800アップするというものです。
これによって上級モンスターでも、最上級モンスタークラスの攻撃力を得る事ができ、多くのモンスターの戦闘破壊を狙える様になります。
ただ、相手に攻撃された場合やダイレクトアタック時には攻撃力が上がらない点には不安が残ります。

(3)の効果は、1ターンに1度、自分メインフェイズに自分の手札の攻撃力2800/守備力1000のモンスター1体のレベルをターン終了時まで2つ下げる効果です。
このステータスを持つモンスターは、最上級の「帝」をはじめレベル7以上の最上級モンスターが多いです。最上級モンスターのアドバンス召喚には2体のリリースを必要としますが、この効果を使えば元々のレベルが7のモンスターならばレベル5、レベル8はレベル6となり、リリース1体でアドバンス召喚を行えるようになります。

氷結界では、グルナードが(3)の効果に対応しています!
ガンターラ交霊師とは違い、アトランティスでレベルを下げてもアドバンス召喚に必要なリリースを軽減できなかったグルナードでしたが、このカードの(3)の効果によってレベルを2つ下げレベル6にする事で、1体のリリースでアドバンス召喚できるようになりました。
ただ、このカードもアトランティスもフィールド魔法である為、共存が出来ないのが残念です(汗
また、フィールド魔法には、ライフコストと引き換えにどんな上級モンスターリリース無しで召喚できるようになる効果を持った死皇帝の陵墓も存在しています。
【氷結界】でこのカードを使うならば、同じくグルナードに対応する帝王の開岩等も入れて、アドバンス召喚主体の構築で組む事になるでしょう。グルナードだけのためにそこまでやる価値があるかどうかは微妙ですが…。
エクストラデッキが無しならば(1)の効果も狙えますが、【氷結界】でそれをやるのはあまりにも無謀な上に、そもそも意義自体をそんなに見出せません(汗

アドバンス召喚、中でも特に最上級の「帝」を意識したような効果のフィールドですが、そのおこぼれでグルナードにできる事が増えたのは嬉しいです(笑

テーマ : 遊戯王OCG
ジャンル : ゲーム

水属性使いを偲ぶ

現行のアニメ遊戯王ARC-Vがシンクロ次元編へと突入しました。

シンクロ次元とは、水属性にとってはまさに水と油、「水」属性使いから見ればでしかない遊戯王5D'sの世界観そのものです。更には5D'sのキャラであるジャックとクロウも登場します。
いくら監督が同じとはいえ、何故水属性が全然出なかった5D'sに限って、こんなにも優遇されるんだ…。
正直僕は、ARC-V作中でシンクロ召喚やDホイールが出てきただけでも相当な嫌悪感を抱いていたものでしたが、まさか5D'sのキャラや世界観そのものが出るなんて…。
もうこれから当分、シンクロ次元の話が終わるまではアニメで水属性の発展を望むのは絶望的です。今後OCGがアニメに連動する様な展開を見せるような事があれば、OCGでの水属性の発展も絶望的となります。

しかし、ARC-Vではシンクロ次元に突入する前には、水属性のデッキを使うデュエリストが何人か登場していました。
今回は、そんなデュエリスト達を振り返ってみます。


◎鮎川アユ
アクアアクトレス・テトラアクアアクトレス・グッピーアクアアクトレス・アロワナ

遊勝塾の生徒の一人で、赤髪の女の子。「アクアアクトレス」と名のついた水属性モンスターを使用しています。
このアクアアクトレス及びそのサポートの「アクアリウム」の永続魔法は、コレクターズパック-運命の決闘者編-でOCG化されました。
アユ自体は初期から登場していましたが、デュエルをしたのは1回だけでした。
遊矢などの主要キャラがシンクロ次元に移動し、物語の舞台もシンクロ次元へと移ったのに対し、アユ達遊勝塾の面々は元の世界に残ったままストーリーの表舞台からフェードアウトしました。


◎大漁旗鉄平
伝説のフィッシャーマン伝説のフィッシャーマン三世

舞網チャンピオンシップで登場。
釣り人という出で立ちから、「水属性関連のデッキを使うのか?」と予想していましたが、使用したのはまさかの伝説のフィッシャーマンでした。
アトランティスみたいな効果の永続魔法・内海を駆使してフィッシャーマンを召喚し、そのフィッシャーマンをリリースする事で新カードの伝説のフィッシャーマン三世を特殊召喚しました。
しかしデュエルしたのは1回だけで、しかも1話内でオベリスクフォースに敗北。組んでいた未知夫共々カード化されて退場してしまいました…。

余談ですが、鉄平がこれらのカードを使用したのと同時期に、リマスター版の遊戯王DMでは初代のフィッシャーマン使いである梶木漁太戦が放映されました。
しかし僕はこの梶木戦を完全に見逃してしまい、その事がモチベーション低下の一因になっていたりします…。


◎オルガ
極氷獣ブリザード・ウルフ&極氷獣ポーラ・ペンギン極氷獣アイスバーグ・ナーワル

LDSのシンクロコースの留学生。「極氷獣」というシリーズのモンスターを使用しています。
わざわざ新登場した留学生でしたが、全く勝ち星を上げる事もできないまま、オベリスクフォースに敗れてカード化、退場してしまいました。
カードの詳細は一切不明ですが、その名の通り氷系のカードが多く、氷系と言えば水属性である可能性が高いです
(特に水属性であると仮定した場合)これらのカードには戦術的な値打ちも見出す事ができ、極氷獣ブリザード・ウルフは数少ない水属性の獣族、極氷獣ポーラ・ペンギンに至っては「ペンギン」初のチューナーモンスターになり得ただけに、OCG化されなかったのは残念でなりません…。
シンクロモンスターの極氷獣アイスバーグ・ナーワルはレベル7のシンクロにしては攻撃力が高く、効果もなかなか強力です(効果自体はホープ・ザ・ライトニングには見劣りしますが、そこはホープ・ザ・ライトニングが強すぎるだけだと割り切る事もできます)。
極氷獣アイスバーグ・ナーワルが水属性ならば、アニメシリーズ初の水属性シンクロモンスター、OCG化されれば数少ない水属性シンクロモンスターの新星となっていた事でしょう。
まあOCG化されたとしても、「極氷獣」とか変なシンクロ素材制限を付けられるのがオチだったでしょうが。
振り返れば振り返る程、オルガがすぐに退場したのが残念に感じますが、これでもし極氷獣アイスバーグ・ナーワルがレベル7ではなくレベル8のシンクロだったなら、更に怒り心頭でした…。


◎沢渡シンゴ
氷帝家臣エッシャー氷帝メビウス凍氷帝メビウス

上記のキャラ達とは違い、沢渡は「ランサーズ」入りし、シンクロ次元にも同行しています。
そんな沢渡ですが、過去「ネオ沢渡」と名乗っていた頃(二度目の登場時)には水属性の「帝」である氷帝メビウス系列を中心としたデッキを使用していました。
それまで沢渡に関心が無かった(むしろどちらかと言うと嫌いだった)僕も、水属性のデッキを使うとなると「何、あの沢渡が!?」と衝撃を受けたものでした。
ただし、その「ネオ沢渡」の氷帝メビウス系のデッキの役割はというと、新登場した黒マスクの男(ユート)のかませ犬という、本当にそれ以上でもそれ以下でもない扱いでした…。
そんな沢渡ですが、氷帝メビウスのデッキはただのかませのまま終わり、【妖仙獣】デッキを経て現在は【魔界劇団】デッキを使用しています。そんな訳で、僕にとって沢渡などもはや親でもなければ子でもありません


以上がARC-Vに登場した「水属性使い候補」とも言うべき面々でした。
未来あるこれらの新キャラを、まるで在庫処分の様にフェードアウトさせ、もう終わった筈の過去作(しかもよりにもよって5D's)のジャックとクロウを再び引っ張り出して来るなんて、いくら何でも酷すぎです。
正直、初めて見た時には何とも思っていなかったようなキャラも多かったですが、5D'sの世界観や登場キャラそのものがARC-Vに出張って来るとなると、これらのキャラに思いを馳せずにはいられません。

テーマ : 遊★戯★王
ジャンル : アニメ・コミック

他属性のレベル8シンクロを振り返る

遊戯王ARC-Vがシンクロ次元編に突入したという事もあり、今回はシンクロモンスターに関する記事を書いてみます。

水属性には、レベル8のシンクロモンスターが1体も存在しません。
一方で、他の属性には何体か存在しています。
そこで今回は、他属性のレベル8シンクロモンスターを、各属性毎に1体ずつピックアップして軽く取り上げてみたいと思います。
尚、今回取り上げてるモンスターはいずれもシンクロ素材に指定のないレベル8シンクロのみです。

環境の変化によって、レベル8シンクロを出せるデッキでも今では採用され難いカードも少なくありませんが、いずれも一時代を築いたカード達です


◎地属性

スクラップ・ドラゴン

地属性テーマの「スクラップ」に属するシンクロモンスターのスクラップ・ドラゴンです。
ノーコストで互いの場のカードを1枚ずつ選択して破壊できる効果を持っています。それでいて、攻撃力もそこそこ高いのが魅力です。
破壊される事で効果を発揮するカードを破壊に巻き込めば、一方的に莫大なアドバンテージを得る事すら可能です。
また、相手によって破壊され墓地へ送られた時に、シンクロモンスター以外の自分の墓地のスクラップ1体を蘇生する効果も持っています。こちらの効果は【スクラップ】デッキで使う事になるでしょう。


◎闇属性

えん魔竜 レッド・デーモン

漫画5D's出身のシンクロモンスターの「決闘竜」の1体、えん魔竜 レッド・デーモンです。
ノーコストで攻撃表示モンスター全てを破壊できるという、凄まじい全体除去効果を持っています。
このターン、自身以外のモンスターが攻撃できなくなるというデメリットが付きますが、状況次第で確実に3000の戦闘ダメージを与えられる点はそれを持って余りある程強力です。
大量展開へのカウンターやフィニッシャーとして遺憾なく力を発揮できます。


◎光属性

閃こう竜 スターダスト

こちらも漫画5D's出身の「決闘竜」。閃こう竜 スターダストです。
1ターンに1度、自分の場の表側表示のカードにフリーチェーンで1度限りの破壊耐性を付与する効果を持っています。自身も指定できるの、単体でも破壊耐性持ちのモンスターの様に扱う事ができます。
流石に複数回の破壊や、破壊以外の方法による除去には弱いですが、破壊耐性や、「相手のターンにも使用できる」効果の強力さを再認識させたカードです。


◎炎属性

クリムゾン・ブレーダー

シンクロの数に関しては水属性に次いで少ない様な印象を受ける炎属性ですが、それでもビリの水属性との差はあまりにも大きいです。
そんな炎属性のシンクロモンスターのクリムゾン・ブレーダーは、相手モンスターを破壊し墓地へ送った場合、次の相手ターンに相手のレベル5以上のモンスターの召喚・特殊召喚を封じるという効果を持っています。
攻撃力は2800と高めなので、戦闘破壊できる範囲は広いです。
そして召喚封じ効果は、シンクロ召喚など高レベルのモンスターを主力とする相手に良く刺さります。
特に、レベル7モンスターを主力とする【征竜】に対しては効果絶大であり、【征竜】が環境トップだった頃に一躍注目を集めました。レアリティコレクションに収録されたのも、その時の活躍・高騰によるものと見て間違いありません(上の画像はレアリティコレクションでの再録時のもの)。


◎風属性

スターダスト・ドラゴン

アニメ遊戯王5D'sの主人公・不動遊星のエースカードのスターダスト・ドラゴンです。上で取り上げた閃こう竜のモデルでもあります。
破壊効果を無効にし破壊できる効果を持っています。また、スターライト・ロードの効果でエクストラデッキから特殊召喚する事もできます。
主人公だけあってスターダスト・ドラゴン/バスターやシューティング・スター・ドラゴンといった進化系やスターライト・ロードの様なサポートカードも存在しており、風属性モンスター最大の出世頭と言っていいでしょう。


以上、他の属性の主なレベル8シンクロモンスターでした。
今後仮にもし水属性のレベル8シンクロモンスターが出るとしたら、もうこの際素材指定は無くていいです
ハイドロ・ジェネクスや氷結のフィッツジェラルド、ギシルノドンの様に、せっかく出たにも関わらず妙な素材指定のせいで碌にシンクロ召喚できないよりも、どんなデッキでもシンクロ召喚できる汎用シンクロの方が遥かにマシです。
上で取り上げたカード達はドラゴン族が多いですが、いつか水属性のレベル8シンクロモンスターが出たとしたら、ドラゴン族なんでしょうか。
流石にそれが「氷結界の龍」だったなら、素材指定を付けて欲しいと思います(笑

テーマ : 遊戯王OCG
ジャンル : ゲーム

Emトラピーズ・マジシャン

今回紹介するカードは、Emトラピーズ・マジシャンです。
アニメ遊戯王ARC-Vでデニスが使用した「Em(エンタメイジ)」のXモンスターです。


Emトラピーズ・マジシャン

Emトラピーズ・マジシャン
エクシーズ・効果モンスター
ランク4/光属性/魔法使い族/攻2500/守2000
魔法使い族レベル4モンスター×2
(1):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、
自分はこのカードの攻撃力以下の戦闘・効果ダメージを受けない。
(2):自分・相手のメインフェイズ1に1度、このカードのX素材を1つ取り除き、
このカード以外のフィールドの表側攻撃表示モンスター1体を対象として発動できる。
このターンそのモンスターは2回攻撃でき、バトルフェイズ終了時に破壊される。
(3):このカードが戦闘または相手の効果で破壊され墓地へ送られた場合に発動できる。
デッキから「Em」モンスター1体を特殊召喚する。



ダウナード・マジシャンに続く2体目の、魔法使い族レベル4モンスター×2の素材で出す事ができるランク4Xモンスターです。
氷結界では封魔団軍師舞姫の3体を素材にできます。
これらのカードが多めに入っている【氷結界】デッキならば、このカードをエクシーズ召喚する機会があるでしょう。
墓地とフィールド上のそれぞれに魔法使い族レベル4の氷結界が1体以上いれば、手札から伝道師を自身の特殊召喚し、その効果で墓地にいる魔法使い族レベル4の氷結界を蘇生する事で、このカードのエクシーズ素材を揃える事ができます。
攻撃力がX素材の数に依存したダウナード・マジシャンに対し、このカードは2500という安定した攻撃力を持っています。
それに加え、3つの効果を持っています。

(1)の効果は、このカードが場に存在する限り、自分はこのカードの攻撃力以下の戦闘・効果ダメージを受けなくなるという永続効果です。
大概のバーン効果や、2500以下の戦闘ダメージを防ぐ事ができます。
自身が戦闘を行う場合には、攻撃力5000以下のモンスターとの戦闘ダメージを防ぐ事ができます。

(2)の効果は、お互いのメインフェイズ1に1度、このカードのX素材を1つ取り除く事で、自身以外の場の表側攻撃表示モンスター1体を2回攻撃できるようにする効果です。
対象にできるモンスターに指定は無いものの、他の2回攻撃付与効果持ちのエクシーズとは違い、自身を対象にできないのが不便です(汗
自分の場のモンスターにこの効果を使うには、他にモンスターを並べる必要があります。
ただし、対象にしたモンスターはバトルフェイズ終了時に破壊されてしまいます。2回攻撃によって一気に勝負を決めるか、破壊される事で効果を発揮するモンスターと組み合わせて使いたいです。
相手モンスターを対象にして発動する事でその相手モンスターを破壊するという運用もできますが、これは相手のターンにしか行えない上に、バトルフェイズを回避される可能性もあります。バトルフェイズを行わなければ、当然対象にされたモンスターも破壊されません。

(3)の効果は、このカードが戦闘または相手の効果で破壊され墓地へ送られた場合にデッキからEm1体をリクルートできる効果です。
この効果は【Em】デッキで使う事になるでしょう。

ジゴバイトが出てから、魔法使い族のランク4Xモンスターが増えて欲しいと思っていた所に登場したこのカード。
ダウナード・マジシャンと同じく魔法使い族の素材指定はありますが、こちらの方が安定した印象を受けます。

テーマ : 遊戯王OCG
ジャンル : ゲーム

そっくりさん?

過去に、ネット上でポセイドラと似ている」と言われているのを見た事があるカードを紹介してみます。


蒼神龍チェンジ・ザ・ワールド

蒼神龍チェンジ・ザ・ワールド SR 水文明 (7)
クリーチャー:ポセイディア・ドラゴン 6000
このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、自分の手札の枚数を数えてからすべて捨てる。その後、自分のシールドをすべて手札に加える。(ただし、その「S・トリガー」能力は使えない) その後、こうして捨てた手札1枚につき、自分の山札の上から1枚ずつ、裏向きのままシールドに加える。
W・ブレイカー



遊戯王ではなく、別のTCG「デュエルマスターズ」で登場したクリ-チャー(デュエルマスターズでのバトルカードの呼称で、遊戯王で言うところのモンスターカードにあたる)蒼神龍チェンジ・ザ・ワールドです。
ちなみに、このカードが登場したのは2008年であり、ポセイドラよりも4年早く登場していた事になります。
確かに、パッと見の印象では、首の角度右手(前足?)の位置が似ている様な気がします。
体色もポセイドラに近く、頭部が刺々しい装甲(?)に覆われた点や、側頭部から一際大きな角(しかも形状も似ている)が生えている点も共通しています。
しかし僕は、ただ偶然似てるだけではないかとも思います。上で書いたのはあくまでパッと見での印象であり、注視してみると、デザインからして全くの別物ではないでしょうか。

カード名の下には「ポセイディア・ドラゴン」という、何やらポセイドラと似たような響きの単語が書かれていますが、これは遊戯王における種族に相当するステータスです。
ポセイディア・ドラゴンとは、「水文明」(「文明」は、遊戯王でいうところの属性に相当)が有するドラゴン系の種族との事です。水系の竜種族…遊戯王では、ポセイドラの種族である海竜族がまさしくそんな感じです。
カード名にも「蒼神龍」という、海皇龍と似たような感じの名前が含まれていますが、これはポセイディア・ドラゴン共通のネーミングルールのようなものとの事です。また、複数の種族を持つ場合は名前に「海」と含まれるようになるそうです。

比較
このカードとポセイドラとを並べてみました。
画像は小さいですが、果たして似ているでしょうか…?


パッと見のイラストの感じ(特に首と右手)が似ているのに加えて、ステータス面などにもいくつか共通点があって驚きました。
ただ、だからと言ってポセイドラがこのカードを意識してデザインされたとは断言できませんが。
そもそも、イラストに関して言えば「他のゲームのイラストを真似るのは不味い」という事はマッド・ロブスターで味わっているはずです(笑

テーマ : ひとりごと
ジャンル : その他

No.37 希望織竜スパイダー・シャーク

漫画版遊戯王ZEXALにてシャークが使用したナンバーズであるNo.37 希望織竜スパイダー・シャークについて振り返ります。


No.37 希望織竜スパイダー・シャーク

No.37 希望織竜スパイダー・シャーク
ランク4/攻2600/守2100



2体のレベル4モンスターを素材にエクシーズ召喚された、ランク4のナンバーズです。
「スパイダー」と聞くと八雲の使用するナンバーズを連想しますが、このカードはよく見るとバハムート・シャークナイトメア・シャーク等の漫画版のシャークの使用カードに似た特徴が見受けられます。
また、ランク・素材数・攻撃力・守備力がバハムート・シャークと一致しています。

スパイダー・シャーク

ちなみに、スパイダー・シャークの全身像はこんな感じです。

以下、作中で解説されたそのモンスター効果について振り返ります。

スパイダー・シャーク効果

オーバーレイ・ユニットを1つ使い相手フィールドの全てのモンスターの攻撃力を1000ポイントダウンさせる。

スパイダー・シャーク効果2

このカードが破壊されたターンに自分の他のモンスターが破壊された時
ターンの終わりにそのモンスターを復活させる。


スパイダー・シャーク効果3

相手フィールドのモンスターの攻撃力が自分フィールドのモンスターの攻撃力を合計した数値の倍以上のとき
このカードを墓地から特殊召喚できる。
この効果で特殊召喚に成功したとき墓地のナンバーズ一体を特殊召喚する。



この他に、アニメ・漫画版におけるNo.特有の戦闘破壊耐性効果も持っていると思われますが、ここでは割愛します。

1つ目の効果は、以前にも触れた事がある攻撃力弱体化効果です。
対象を取らず、相手モンスター全ての攻撃力を1000ポイント下げる事ができます。
この効果によって、単体で攻撃力3600以下のモンスターを戦闘で対処できるようになります。

2つ目は、自身が破壊されたターンに自分の他のモンスターが破壊された時、ターン終了時にそのカードを蘇生させるという効果です。
作中ではこの効果によって、ホープ・ザ・ライトニングと銀河眼の光子竜の2体を蘇生させています。
「破壊されたモンスターを何体でも蘇生できる」という点は、水属性にあって水属性ではなかったエクシーズモンスターの怒涛王シーザーを連想させます。
この効果のみ、「ラスト・リザレクション」という効果名が名付けられています。

3つ目の効果は、特定の条件下で自身を蘇生できる効果、そしてこの効果による蘇生成功時に墓地のナンバーズ1体を蘇生する効果です。
この条件について、作中では「相手フィールドのモンスターの攻撃力が自分フィールドのモンスターの攻撃力を合計した数値の倍以上のとき 」と解説されていますが、この中の「相手フィールドのモンスターの攻撃力」というのがどうも曖昧です。自分のモンスターについては「合計値」だと明言されているのですが。
自分の墓地のナンバーズを蘇生できるカードには、既にホープ・ドラグーンがいます。また、特殊召喚成功時にエクシーズのシリーズモンスターを蘇生できる点はハミハミハミングを連想させます。

そして……

SNo.37 スパイダー・シャーク

ランクアップマジック・輝望道(シャイニング・ホープ・ロード)によってエクシーズ召喚されたシャイニングナンバーズのSNo.37 スパイダー・シャークが登場しました。
「希望織竜」という名前が抜け落ちていますが、この表記が正式なカード名かどうかは不明です。ちなみに、アニメではNo.32 海咬龍シャーク・ドレイクが「No.32 シャーク・ドレイク」と、「海咬龍」を飛ばして呼ばれていたりしました(最後に名前を呼ばれた時なんかがそうでした)。
同じSNo.のホープ・ザ・ライトニング(上の画像でも前の方にいる)が、現在OCGで非常に猛威を振るっているので、同じSNo.のこのカードも非常に強力な効果で出て欲しい…と言いたいところですが、このカードはエクシーズ召喚されてすぐにホープ・ゼアルの素材になりました
いわばこのカードは、SNo.38 タイタニック・ギャラクシー共々、ホープ・ザ・ライトニングを含む3体のSNo.からホープ・ゼアルを出すという演出の為だけに出された存在と言っても過言ではありません。
ホープがホープ・ザ・ライトニングと名前が変わっているのに対し、このカードとタイタニック・ギャラクシーは名前がそのままという点からも、いかにもやっつけ臭が漂っています。
元のスパイダー・シャークすらもいつOCG化されるか怪しいのに、こんなカードなんてまずOCG化されるはずがありません…。
見開きのページで登場した為、画像が非常に見辛くなっていますが、この1シーンしか出番が無かったからという事で、ご了承ください。


以上、3つの効果を持つ事が明らかになったスパイダー・シャークでした。
WP枠での強化に恵まれず、シャークのデッキの強化カードが出なくなって久しいので、良調整でOCG化される事を望みたいです。

テーマ : 遊★戯★王
ジャンル : アニメ・コミック

レア・フィッシュ

今回紹介するカードは、レア・フィッシュです。
第1期のvol.3で初登場した融合モンスターです。


レア・フィッシュ

レア・フィッシュ
融合モンスター
星4/水属性/魚族/攻1500/守1200
「フュージョニスト」+「恍惚の人魚」



初期に登場した、貧弱な効果無しの融合モンスターの1体。
このカードは一見2体のモンスターによる融合モンスターに見えます・・・が、融合素材の片割れであるフュージョニストは融合モンスターです。なので、実質3体融合モンスターであると言えます。
黒き人食い鮫といいアクア・ドラゴンといい、なぜ初期には水属性にばかり3体融合のモンスターが出ていたのか・・・。
ちなみに、このカードがトーナメントパックで再録された際には(上の画像はその時の仕様のもの)、このカードの融合素材である恍惚の人魚フュージョニスト、そしてフュージョニストの融合素材プチテンシスリーピィまで再録されていました。このカードのファンにはたまらないラインナップだったと言えるでしょう(笑
もし正規融合するなら、フュージョニストを経由するより融合代用モンスターを使った方が良いのは言うまでもありません。特に沼地の魔神王魔獣王は、恍惚の人魚やこのカードと同じ水属性であり、サルベージ等のサポートを共有する事ができます。
それにしても、実質3体融合であるにも関わらず、明らかにそれと釣り合わない様なステータスですが・・・。

今見ると非常に貧弱なステータスのカードですが、このカードは簡易融合によって、融合召喚扱いで特殊召喚できます。
このカードは長らくの間、簡易融合に対応する唯一のレベル4の水属性融合モンスターでしたが、旧神ノーデンが出た事により唯一では無くなりました。
しかもあちらは強力なモンスター効果を持っており、今や簡易融合で出すレベル4モンスターの筆頭候補と言っても過言では無い程のモンスターなので、一気にこのカードの肩身が狭くなりました…。
効果の汎用性に加えてレベル4や水属性として見ても、やはり旧神ノーデンというあまりにも大きな壁が立ちはだかるので、このカードを使う場合には、魚族である点を活かしたいです。

簡易融合で特殊召喚したこのカードはエンドフェイズ時に破壊されてしまいますが、融合召喚扱いである為、墓地に送られた後でもダブルフィン・シャークエクシーズ・リモーラの効果で蘇生する事ができます。そこからランク4のエクシーズに繋げる事が可能です。
竜宮の白タウナギと並べればシンクロ素材にする事ができ、2体でレベル8のシンクロ召喚に繋げられます。
フィッシャーチャージのリリース要員にする事もできます。
また、サルベージに対応しており、サルベージによってエクストラデッキに戻す事もできます。

ステータスこそ低いものの、それレベルと属性のおかげで価値が出来たカードだと思います。
しかし今では旧神ノーデンが登場し、簡易融合が制限カードという事もあり、エクストラデッキにこのカードの為に割ける枠があるかどうかは微妙なところです。

テーマ : 遊戯王OCG
ジャンル : ゲーム

混沌の黒魔術師

今回紹介するカードは、混沌の黒魔術師です。
原作出身の儀式モンスターのマジシャン・オブ・ブラックカオスが効果モンスターとしてリメイクされたカードです。
08/09/01から長らく禁止カードに指定されていましたが、15/04/01にエラッタをかけられた上で制限カードへと復帰しました。


混沌の黒魔術師

混沌の黒魔術師
効果モンスター(制限カード)
星8/闇属性/魔法使い族/攻2800/守2600
「混沌の黒魔術師」の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが召喚・特殊召喚に成功したターンのエンドフェイズに、
自分の墓地の魔法カード1枚を対象として発動できる。
そのカードを手札に加える。
(2):このカードが戦闘で相手モンスターを破壊したダメージ計算後に発動する。
その相手モンスターを除外する。
(3):表側表示のこのカードはフィールドから離れた場合に除外される。



魔法使い族の最上級モンスターです。
「魔法使いとしては、攻撃力・守備力ともに最高クラス」のブラック・マジシャンの進化系だけあって、ブラック・マジシャンを上回る高水準のステータスを持っています。
そのステータスに加えて、効果も非常に強力です。

(1)の効果は、エンドフェイズに自分の墓地の魔法カード1枚を回収できる効果です。
遊戯王OCGにおいて、魔法カードをサルベージする手段自体が少なく、魔法石の採掘等は多大なコストを要し、リバースモンスターの聖なる魔術師すらも禁止(ちなみに海外では無制限にまで緩和)になっています。
そんな中で、発動がやや遅いとはいえノーコストで魔法カードを回収できるのは強力です。規制されているものや汎用性の高い魔法カードまで回収できます。
終末の騎士ダーク・グレファー等の効果でデッキから墓地に落としたこのカードを死者蘇生で蘇生し、この効果で死者蘇生を回収すれば、実質ノーコストで特殊召喚できた事になります。
ただし、「混沌の黒魔術師」の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できません。

尚、エラッタ前は召喚・特殊召喚成功時に自分の墓地から魔法カード1枚を回収できる効果でした。
この極めて素早く魔法カードを回収できた点こそが、禁止になった最大の原因と言っても過言ではありませんでした。
無制限の頃は、このカード3体を墓地へ落とした上でそれらの内1体を死者蘇生で蘇生し、(エラッタ前の)効果で死者蘇生を回収し、更に蘇生していく事で、実質ノーコストで一気に3体並べるというコンボも存在しました。
除外からも、次元融合を使って帰還させ、回収する事で2000ライフポイントと引き換えに展開する事ができました。
ちなみに、エラッタ前にはディメンション・マジックでこのカードを手札から特殊召喚し、ディメンション・マジックのモンスター破壊効果を使用した場合、このカードの魔法回収効果はタイミングを逃す為発動できず、逆に魔法回収効果を使った場合にはディメンション・マジックの破壊効果を使えなくなるというややこしい裁定がありました。
現在では特殊召喚と回収が同時では無いので、この様な事態にはなりません。「ディメンション・マジックの破壊効果を使った後でも魔法を回収できる」ようになったという点においては、エラッタ前よりも強化されていると言えるかもしれません。

(2)の効果は、このカードが戦闘で相手モンスターを破壊したダメージ計算後に、その相手モンスターを除外する効果です。
こちらの効果もエラッタによって処理が変更されており、以前はチェーンブロックを作らない永続効果だったのが、チェーンブロックを作る誘発効果へと変更されています。
このカードの攻撃力は2800と高めなので、戦闘破壊できる範囲はかなり広いです。
除外によって、相手モンスターの再利用だけでなく、リクルーター等の墓地で発動する効果も潰す事ができます。

また、表側表示のこのカード自身も(3)の効果によってフィールドから離れる場合、除外されてしまいます。 ハイスペックに伴うハイリスクと言ったところでしょうか。
ただし、DDR闇次元の解放など、除外から帰還できる手段を用意しておけば難なく再利用できます。

このカードの専用サポートカードとして、光と闇の洗礼が存在します。
原作でのブラック・マジシャンからマジシャン・オブ・ブラックカオスへの進化を意識したカードで、自分の場のブラック・マジシャン1体をリリースし、自分の手札・デッキ・墓地からこのカード1体を特殊召喚する効果を持っている速攻魔法です。
広範囲から特殊召喚できる上に、速攻魔法なのでブラック・マジシャンが攻撃した後の追撃に使う事もできます。
このカードの(1)の効果は相手のエンドフェイズにも発動できるので、相手のターンに発動して魔法カードの回収に繋げるのも有効です。このような運用ができる点から、このカードのエラッタによって、以前は他の特殊召喚カードの影に隠れがちだった光と闇の洗礼の使用価値は上がったと言えるでしょう。

このカードが禁止になる前の半年間は、「次の改訂で禁止になる事が当たり前」のような風潮が漂っていました。
僕がこのカードを手に入れたのはその時期であり、その事を承知の上で購入し、使っていました。制限カードに指定されており、しかも、「次期の禁止は確実だ」と言われていた当時でさえ、最近の高額カードに匹敵する程の値段で取引されていました。
僕がエラッタ前にこのカードを使っていた時期はわずか半年足らずと短かったですが、最も高い値段でシングル買いしたカードの1枚という事もあり思い入れが強いです。
氷結界の封魔団軍師が登場し、本格的に【氷結界】デッキを組むようになるまでは、魔法使い族モンスターの中で一番気に入っているカードでした。もちろんそれは、このカードが禁止になった後も変わりませんでした。
決闘王の記憶-闘いの儀編-(第8期フォーマット)で再録された際に、それより前に再録されたEE2版(第4期)とテキストが全く同じだった事から、「もうKONAMIはこのカードを復帰させる気は無いんだなぁ」と思っていたものでしたが、エラッタをかけられた上で復帰したのには驚きました。

テーマ : 遊戯王OCG
ジャンル : ゲーム

氷結界近辺の生態系

組織としての「氷結界」、そこから離脱した勢力の「リチュア」、更にそのリチュアと設定上関係がありそうな「影霊衣」。
DT世界のストーリー上において、これらの勢力の中心を担っているのは、いずれもテーマに属する人間型のモンスターです。
しかし、これらのテーマには人間型以外のモンスターも所属しています。そこで今回は、DT世界の水属性テーマに属する非人間型のモンスターについて考察したいと思います。
DT世界のモンスターは所属テーマによって見た目も特徴も様々であり、更に同一テーマ内においても多種多様なモンスターが入り乱れている事から、割と何でも有りの世界観という事が予測できるので、考察するだけ野暮というものかもしれませんが、とりあえず紹介してみます。


◇氷結界
○氷結界の龍
ブリューナクグングニールトリシューラ

ブリューナクグングニールトリシューラの氷結界の三龍です。いずれも氷を身に纏った龍といった感じの姿をしています。
ブリューナクのみ海竜族で、グングニールとトリシューラはドラゴン族です。
これらの龍の封印を守る為に「氷結界」という組織が興されたとの事なので、氷結界について「果たして龍が先か民が先か?」と言われると「龍が先」という事になります。

○氷結界の聖獣
ドゥローレン

氷結界の山奥に住む聖獣である、氷結界の虎王 ドゥローレンです。
その強力な法力は、束になれば氷結界の龍をも抑え込む事が可能だと言います。DTマスターガイドにあるこの「束になれば」という記述ですが、これはドゥローレンが複数体存在するという意味なのか、それとも他にも聖獣が存在し、それらと束になってなのか、あるいは氷結界の一族と束になってという事なのかは不明です。

○その他の氷結界
輸送部隊

氷結界の輸送部隊のイラストに見られる、竜の様な生き物。氷結界の輸送部隊が海竜族なのは、間違いなくこの生物によるものでしょう。
同じ竜(龍)型でも氷結界の龍とは似ても似つかず、緑色の肌をしています。遊戯王OCGにおける「海竜族」のイメージとも十分にマッチした姿です。
イラストでは氷に囲まれた湿地帯(?)を移動しており、複数体確認できます。
また、サイズも割とコンパクトです。乗用として利用されている事から、氷結界の民と共存できる、おとなしい性格である事が窺えます。

魔酔虫

氷結界で唯一、「氷結界に住む」という名前を持っている魔酔虫
龍を封印しているという「氷結界」の辺りに住んでいる生物なのでしょう。

ブリズド守護陣

番人ブリズド守護陣
前者は鳥獣、後者は獣を思わせるような姿ですが、共に種族は水族です。また、「番人」に「守護陣」と、守備的な名前を持っている点も共通しています。
これら2体が「氷結界の聖獣」に含まれるのか、また氷結界の住人とどのような関係にあるのかは不明です。

○ヴェルズ
バハムートオピオンウロボロス

氷結界の三龍がヴェルズ化した姿。
こちらではブリューナクがヴェルズ化した後の姿のバハムートもドラゴン族になっています。
一度封印された後、リチュアに再度封印を解かれたましたが、その頃には既にヴェルズ化していたとの事です。封印されている間にヴェルズに感染したのでしょうか。


◇リチュア
○非人間型のリチュア
「リチュア」には「氷結界から離反したノエリアを中心として興された勢力」という設定がありますが、非人間型のリチュアについてもそれが当てはまるのかは不明です。少なくとも氷結界には下記のような異形の人物はいませんでした(笑
元は人間型だったのが、儀式術の影響か何かで変貌してしまった可能性も考えられるでしょうか。

シャドウヴィジョンディバイナー

上記の3体は、術師的な雰囲気を持つ非人間型のリチュアです。種族はいずれも海竜族です。
設定については、DTマスターガイドによって、かろうじてシャドウ・リチュアが儀式召喚師である事が窺える程度で、その他詳細は一切不明です。

アビスチェインマーカー

これら3体はDTのミニゲームで共演している事が多いです。
アビスは魚人型、チェインは海竜、マーカーは人型のタコの様な姿と、容姿は三者三様です。チェインは上記の術師たちと同じく海竜族ですが、脚は見られず、より竜に近い姿をしています。
DTのミニゲーム内での描写から、これら3体は狩猟や外敵への攻撃を担当しているのでしょうか。

キラービースト

上記以外の非人間型のリチュア。
キラーはレベル2の魚人タイプですが、アビスとは違い魚族ではなく水族です。

○イビリチュア
大半が元は人間型のリチュアという事で、取り上げるべきかどうか迷いましたが、一応イビリチュアについても取り上げてみます。
ただしそれでも、出所が明らかに「氷結界」「リチュア」とは異なるジールギガスは除いています。

マインドオーガスガストクラーケテトラオーグル
リヴァイアニマソウルオーガ

マインドオーガスガストクラーケはそれぞれエリアルエミリア(の肉体)が儀式召喚によって変化した姿です。どちらも上半身は人型で、下半身が海産物の様な形状をしています。
上半身部は元と比べて凶悪な人相となっており、下半身に至ってはマインドオーガスは魚(キラーに似ているようにも見える)の様な節足動物の様な感じ、ガストクラーケは巨大なイカの様な形状であり、どちらも非常に禍々しい雰囲気を漂わせています。
テトラオーグルは、儀式術によって変化したノエリアがヴァイロン・テトラを身に纏った姿です。姿の感じはソウルオーガに似ていますが、ソウルオーガは元になったシャドウ・リチュアをそのままゴツくしたような姿だったのに対し、リチュア・ノエリアからのこの姿はいくらなんでも変わり過ぎです(笑
リヴァイアニマアバンスが儀式術によって変貌した姿です。首長竜の様な姿ですが、剣を持っていたり装飾が残っていたりとそれまでのイビリチュアと一線を画すような感じです。これには、儀式に写魂鏡を使用している(それまでは儀水鏡を使用していた)為、不安定な状態で儀式召喚に臨み、儀式が失敗してしまった為といった理由が考えられます。

プシュケローネ

ノエリアが、インヴェルズの骸を使った禁術によって変化した姿。
他のイビリチュアと比べると大分人間型の面影を残した姿ですが、心身共にインヴェルズに侵喰されています。
その様子はカードのステータス面にも現れており、他のイビリチュアが全て水族であるのに対し、このプシュケローネのみインヴェルズと同じ悪魔族となっています。

メロウガイスト

エミリアの魂とガスタの神官 ムストとがエクシーズした姿です。
エミリアがベースというのはよく分かる一方で、ムストの要素は持っている杖や瞳に見られるガスタの紋章(ガスタの特徴でもある)位しか見当たりません。また、頭部にはリチュアの海竜族を思わせるような形状の装飾があります。
上半身が人型で下半身が魚類の様な形(いわば人魚型)をしていますが、ガストクラーケ等の様な禍々しさは薄く、むしろ気品すら感じさせます。

○ラヴァル
ラヴァルバル・チェイン

リチュア・チェインがラヴァルを生け贄とした禁術によって力を得た姿です。「ラヴァル」に属する炎属性のエクシーズモンスターになっています。
フロギスを除く)ラヴァルすべてを生け贄として吸収したとの事ですが、攻守の値は変わっていません(笑
炎や溶岩に包まれた、ラヴァルの特徴が見られる姿になっています。

○ヴェルズ
カイトス

シャドウ・リチュアがヴェルズ化したと思われる姿。
パッと見のイメージは似ていますが、よく見ると杖を持っている手が逆だったり、目の数が4つから6つに増えていたりといった違いがあります。


◇影霊衣
○エグザ
エグザカタストルの影霊衣ディサイシブの影霊衣

影霊衣の戦士 エグザと、その儀式形態です。種族はいずれもドラゴン族です。
「戦士」という割に種族は戦士族ではなくドラゴン族ですが、これまでの氷結界やリチュアの竜系のモンスターと比べると随分と人型に近くなっていると思います。
また、ドラゴン族ではありますが容姿はこれまでのリチュアの海竜族のイメージとそこまでかけ離れていない様な気がします。
儀式形態には、A・O・Jの機械族シンクロモンスターの鎧を纏った姿が多いです。

○セフィラ
セフィラエグザ

エグザがセフィラ化した姿。
セフィラ共通の特徴である白い翼を装着している他、属性が炎属性になっています。
「儀式モンスターではない、新たな召喚法による変化形態」「炎属性化する」という点はラヴァルバル・チェインを彷彿とさせ、このセフィラエグザが身に纏っている装甲もどことなくラヴァルを思い起こさせます。


◇???
アイス・チェーン

遊戯王ZEXAL IIに登場した罠カード「アイス・チェーン」のイラストに舞姫と共に描かれている謎のモンスター(の手)。
このモンスターについては全てが謎に包まれており、氷結界と関係があるのかどうかさえ不明です。
これが「氷結界」復活への伏線になってくれれば良いのですが…。


以上、氷結界及びそれに関連する勢力に属する非人間型のモンスターの紹介でした。

テーマ : 遊戯王OCG
ジャンル : ゲーム

プロフィール

ザルトム

Author:ザルトム
(2016年7月17日 凍結)
6年と8ヶ月の間、ありがとうございました。

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