深海のディーヴァ

今回紹介するカードは、海竜族のチューナーである深海のディーヴァです。


深海のディーヴァ

深海のディーヴァ
チューナー(効果モンスター)(制限カード)
星2/水属性/海竜族/攻 200/守 400
このカードが召喚に成功した時、
デッキからレベル3以下の海竜族モンスター1体を特殊召喚できる。



このカードの効果は、通常召喚成功時に、デッキからレベル3以下の海竜族1体を特殊召喚するというものです。召喚するだけでモンスターを展開できるのは、非常に優秀です。
レベル1のモンスターを呼べばレベル3のシンクロ、レベル2のモンスターを呼べばレベル4のシンクロやランク2のエクシーズ、レベル3のモンスターを呼べばレベル5のシンクロに繋げる事ができます。後者の場合は、汎用的なレベル5シンクロに加えて、同じ属性・種族のシンクロモンスターである神海竜ギシルノドンを出す事もできます。
このカードと呼び出したモンスターをシンクロ素材にする事で、海皇の咆哮の発動条件を満たしやすくなる点にも注目です。
リクルートできる大半のモンスター共々サルベージで回収できるのも、大きな利点です。

呼び出せるモンスターは、攻撃力を強化できるニードル・ギルマン、アタッカーとなる海皇の突撃兵、除去効果を持つロスト・ブルー・ブレイカーエアジャチ、ダイレクトアタッカーのスカイオニヒトクイエイ、リクルート効果を持った海皇の狙撃兵、レベル2以下の通常モンスターの中で最高の攻撃力を持った海皇の長槍兵など、種類が豊富です。
状況によっては、シンクロやエクシーズをせずに戦うのもありでしょう。
突撃兵やロスト・ブルー・ブレイカーは、ディーヴァによって効果の条件を満たせるという意味でも相性が良いです。
シー・アーチャーは、リクルートした後に効果でこのカードを装備する事で、打点と耐性を得る事ができます。
真海皇 トライドンは、このカードをリリース事でデッキからポセイドラをリクルートする事ができます。実質このカード1枚から、最上級モンスターのポセイドラを呼べるのです。
トライドンはこのカードの効果でリクルートできるモンスターの中で最大の元々の攻撃力を持ったモンスターでもありますが、このカードの効果でリクルートした後の実質的な打点は突撃兵やニードル・ギルマンの方が上なので、アタッカーとして使うのではなくやはりポセイドラと一緒に採用してこそ真価を発揮するカードです。

このカードと特に相性が良いのは、海皇の重装兵でしょう。
重装兵の効果は「特殊召喚」ではなく「召喚権を1回増やす」効果なので、先に重装兵を通常召喚していても問題無くこのカードを召喚でき、更に効果を使えます。
もちろん、このカードの効果で重装兵をリクルートする事もできます。
先に重装兵を出した場合はこのカードの効果でのリクルート先、このカードの効果で重装兵をリクルートした場合は手札にいる海竜族モンスター次第で多種多様なレベルのシンクロ召喚に繋げる事ができます。
このカードと重装兵とでランク2水属性エクシーズのアーマー・カッパーキャット・シャークをエクシーズ召喚する事ができ、それらの効果発動時に素材となった重装兵を取り除く事で、重装兵の除去効果を発動できるようになる点にも注目したいです。

また、海皇子 ネプトアビスとも相性抜群です。このカードの効果でネプトアビスをリクルートできるのはもちろんの事、ネプトアビスの効果発動時のコストとして海皇の竜騎隊をデッキから墓地へ送る事で間接的にこのカードをサーチする事もできます。
このカードが手札にあり、かつデッキにネプトアビスと竜騎隊がある状況ならば、初動からでも、
このカードの効果でネプトアビスをリクルートし→ネプトアビスの効果で竜騎隊を墓地へ送って海皇モンスターをサーチ、更に竜騎隊の効果でムーラングレイスをサーチ(ムーラングレイスが既に手札にある場合は別に墓地へ送るモンスターは竜騎隊でなくても良い)→このカードとネプトアビスとでたつのこをシンクロ召喚→たつのこと手札にあるネプトアビスの効果でサーチした海皇モンスターとでシンクロ召喚
という流れで回す事で5体の水属性モンスター(このカード、ネプトアビス、竜騎隊、たつのこ、ネプトアビスの効果でサーチした海皇)が墓地に貯まり、一気にムーラングレイスの特殊召喚条件を満たす事ができます

氷結界では、輸送部隊をリクルートする事ができます。
輸送部隊自体は使いやすい効果のカードではないので、リクルートしてからシンクロ召喚に繋げる運用がメインとなるでしょう。
単にディーヴァからリクルートしただけではレベル3しかシンクロ召喚できませんが、タンホイザーゲートを使えばドゥローレンレミューリアの効果でレベルを上げればグングニールをシンクロ召喚できるようになります。

このカードは、遊戯王OCG史上初の、「海竜族」のみを指定する効果を持ったカードでした。ちなみに、このカードが出るまでは「海竜族」に関する効果を持ったカードはしか無く、海もこのカードと同時に登場したニードル・ギルマンも、他の種族との兼用サポートでした。
後に海竜族のみを指定したサポートもいくつか登場しましたが、それらとの相性も非常に良く、このカードは常に海竜族サポートの中核を担い続けていました。
しかし、リクルート先にカードパワーの非常に高いネプトアビスが登場した為、2015/10/01のリミットレギュレーションで制限カードに指定されてしまいました。
なかなかサポートが登場せず、初期から登場していた種族の中では現在最も総数が少ない(現在では後発のサイキック族にすら負けている)海竜族にとって、このカードの規制はあまりにも痛手です。
竜騎隊の規制に続き、海竜族は強烈なワンツーパンチを喰らったと言って良いでしょう。
ちなみに海外では、【水精鱗】への規制の一環として日本版に先駆けて制限カードに指定されていました。

遊戯王カードwikiでこのカードを使用する代表的なデッキを見ると、色んなデッキの名前が書かれています。シンクロ系のデッキはもちろんの事、水属性のデッキの名前も数多く見受けられます。そして、その中には【氷結界】の名前も…。
いくらテーマとのシナジーが無くとも、属性サポートを共有でき、高速でシンクロ召喚を行えるギミックを持つ事で採用圏内になる事からも、このカードの存在がいかに重大だったかが窺えます。氷結界は、シンクロモンスターが強力と言われるので尚更です。
このカードが制限カードになった事で、今後ますます水属性にとってシンクロ召喚は遠き存在となっていく事でしょう…。今ではギシルノドンすらも遠く感じます。
実はこのカードを素材にして出せる水属性シンクロモンスターは、全9体中6体、現在の禁止カードを考慮すれば8体中5体と、そんなに多くもありません。
僕がネット上で遊戯王に関する活動を始めた頃に、水属性のデッキで中心として活躍していたモンスターだったイレカエルフィッシュボーグ-ガンナー、そしてこの深海のディーヴァ。これら3体が今や全て禁止・制限カードに指定されており、水属性の一つの時代が終わったと感じずにはいられません。
イレカエルやフィッシュボーグ-ガンナーは、強力さの割には僕には上手く使いこなせず、あまり好きなカードではなかったのに対し、このカードに関しては、登場して以来ずっとお世話になりっぱなしでした。
ただ規制されたと言っても、イレカエルやフィッシュボーグ-ガンナーとは違い、まだ禁止になった訳では無いので、これからも使い続けていきたいです。今後はサルベージ等、このカードを再利用する術をもっと考えていきたいです。

海竜族のデッキや、水属性のデッキ全般のシンクロギミックをずっと単独で支え続けてきたと言っても過言では無い存在です。それだけに、制限カードに指定された事による損失はあまりにも大きいです。
水属性を使っている身としては、制限カードになってしまった事は残念でなりません。
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テーマ : 遊戯王OCG
ジャンル : ゲーム

【ゲイザー・シャーク入りダイナミスト】

以前書いたように、No.73を中心とした【ダイナミスト】デッキを組んでみました。


合計40枚
【モンスター25枚】
ダイナミスト・ケラトプス ×3
ダイナミスト・ブラキオン ×3
ダイナミスト・レックス ×3
ゲイザー・シャーク ×3
サイバー・シャーク ×2
ドラゴン・アイス
ダイナミスト・ステゴザウラー ×3
ダイナミスト・プテラン ×3
ダイナミスト・プレシオス ×2
グリズリーマザー ×2
【魔法12枚】
簡易融合
おろかな埋葬
サイクロン ×2
死者蘇生
ダイナミスト・チャージ ×3
ハーピィの羽根帚
ブラック・ホール
RUM-アージェント・カオス・フォース
RUM-クイック・カオス
【罠3枚】
ダイナミスト・ラッシュ ×3

【エクストラ15枚】
黒き人食い鮫
CNo.73 激瀧瀑神アビス・スープラ ×2
サイバー・ドラゴン・インフィニティ
迅雷の騎士ガイアドラグーン
No.21 氷結のレディ・ジャスティス
FA-クリスタル・ゼロ・ランサー ×2
サイバー・ドラゴン・ノヴァ
始祖の守護者ティラス
シャーク・フォートレス
No.61 ヴォルカ・ザウルス
No.73 激瀧神アビス・スプラッシュ ×2
No.94 極氷姫クリスタル・ゼロ



これまで何度か組んでいた、ゲイザー・シャークによるエクシーズ軸のデッキです。
ノーデンが禁止になってから、僕が組んでいたデッキから次々と簡易融合が抜けていく中で、簡易融合が抜けなかった唯一のデッキです(笑

使っているとエクストラデッキにモンスターが貯まらず、ダイナミスト、引いてはペンデュラム召喚の利点を活かせてないなぁと感じます。
それでいて、墓地に貯まったカードのリカバリー手段がゲイザー・シャーク位しか無いのも悩みどころです。
エクシーズを行うための展開手段についても、ペンデュラム召喚よりも、ダイナミスト・ブラキオンを起点にしてダイナミスト・ケラトプスを並べたり簡易融合を使ったりするパターンの方が多い気がします。
相性の良いデッキ相手にはアビス・スープラ等を使ってゴリ押しで勝てた事もありましたが、大抵はカードを消費しきった末に負けてしまいます…。
ダイナミストの回し方、特にエクシーズ召喚を行うべきタイミングについて、もっと学びたいと思います。他にも、ダイナミスト・チャージダイナミスト・ラッシュでサーチ・リクルートすべきカードや、ダイナミストのペンデュラム効果の使い方やタイミング等、まだまだ学ぶべき事は多いです。

ドラゴン・アイスはランク5主体のデッキには長い事入れていますが、ダイナミストにはいらないかなぁと思い始めています。
罠カードの枠がダイナミスト・チャージしか確保できなかったのも我ながらどうかと思います。
グリズリーマザーは、ゲイザー・シャークを引っ張る為だけに入れましたが、ダイナミストを引きたい状況の時に手札に来たりして正直邪魔に感じる事が多いです(汗
あと、この手のデッキを使うと改めて、タイダルの抜けた穴は大きいという事を痛感します…。

エクストラデッキの枠は、ガチの構築だとNo73の枠にサイバー・ドラゴン・ノヴァ、サイバー・ドラゴン・インフィニティが入るでしょう(笑
あとたまにレベル5モンスター×3の素材を持ったランク5エクシーズを入れたいと思う事があります。真っ先に思い浮かぶのはS・H・Dark Knightですが、効果がほぼサイバー・ドラゴン・インフィニティと被る上にS・H・Ark Knightが無いので心細いです。能動的にエクシーズ素材を取り除けないのも辛いです。
ラグナ・インフィニティなら、ダイナミスト・プレシオス (ダイナミストのモンスターの中で唯一このデッキに2枚しか入れていませんが)と相性が良い事から採用を検討できるでしょうか。

(主にNo.73の)エクシーズを狙う為に組んだデッキですが、かと言って闇雲にエクシーズをすれば勝てるという訳でも無いデッキです。ダイナミストについてはまだまだ勉強不足な点が多いので、早く使いこなせるようになりたいです。

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水属性シンクロと素材指定

いつからか僕は、通常パックが発売される度にこのブログで「今回も水属性・レベル8シンクロモンスターが登場しなかった」と書くようになっていました。
しかし、前弾のDOCSで本当に水属性・レベル8シンクロのグレイドル・ドラゴンが登場して以降は書かなくなりました。

水属性のシンクロモンスターの新規カードが出る度に、僕は胃に穴が開くような気分に陥ってしまいます。特に、水属性シンクロモンスターのシンクロ素材に対してです。
トリシューラの様にシンクロ素材指定が緩いならば「何で素材していが無いんだ!」と憤りを感じ(これに関しては、トリシューラが自分が応援していたテーマの氷結界のカードだったからという理由によるものですが)、氷結のフィッツジェラルドの様なキツイ素材指定を見ては「なんじゃこりゃ、水属性のデッキじゃ出せないじゃん」と落胆したものです。
ただ幸いな事は、水属性のシンクロは数が少ないので、それに伴って胃に穴が開く思いをした回数も少ないという事でしょうか。水属性シンクロの素材指定について気にしはじめたのはトリシューラのあたりからなので、実際は水属性シンクロモンスターの総数よりも、胃に穴が開く思いをした回数は少ないです。
もっとも、掃いて捨てるほどいるならともかく水属性シンクロの数自体が少ないというのが、新しいカードが出る度に素材について一喜一憂している最大の原因なのですが。

最近は、新たに登場する他の属性のシンクロモンスターの素材を見て、胃に穴が開くような気分になるようになりはじめています。
それには、近年になって登場したシンクロモンスターにはシンクロ素材に縛りが無いものの方が圧倒的に多いにも関わらず、上で名前を挙げたグレイドル・ドラゴンには素材縛りがあった(チューナーに水族の素材指定)事が影響しています。新たに登場する素材指定の無い(もしくはあっても緩い)シンクロモンスターを見ては「なぜグレイドル・ドラゴンにはシンクロ素材縛りがあって、このモンスターにはシンクロ素材に縛りはないんだ…」と感じるようになってしまいました。
僕はグレイドル・ドラゴン、レベル8水属性シンクロへの未練を完全には断ちきれていないです…。

前のように新弾が出る毎に記事に書いたり、プロフィール欄でアピールしたりはしませんが、これからも引き続き素材指定の無いレベル8・水属性シンクロモンスターの登場を望んでいきたいです。

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WP枠の消滅

今までこのブログでは触れていませんでしたが、BOSHでは、LVAL以来日本の通常パックにあったWP(ワールドプレミア)枠無くなっています
過去のテーマデッキやアニメのキャラのデッキを劇的に強化するようなサポートカードを多く輩出してきたこの枠の消失は、氷結界やシャークのデッキの強化を望んでいる僕にとってはかなりのショックです。

これまでこのブログの記事内でシャークのデッキの強化を望む際にはわざわざ「WP枠での強化」という書き方をしてきました。これは、ZEXALの他のキャラのデッキがWP枠で強化されてシャークのデッキと随分と差がつけられたので、シャークも他のキャラのデッキと同じように強化されて欲しいという望みを込めての事でした。
鰤っ子姫霊水鳥シレーヌ・オルカなど、OCGオリジナルで神代兄妹のデッキの強化を意識したようなカードはありますが、それらは(すでにWP枠があった頃のカードであるものの)WP枠のカードではなく、WP枠にラインナップされているカードとのパワー差を比べると泣きたくなります
とはいえ、WP枠ではないカードでも、ヴォルカニックのブレイズ・キャノン・マガジンの様に、1枚だけでもテーマ全体を大幅に強化する様なカードはありました。今後は、そういったカードの登場に期待するしかないのでしょうか…。
それでも、テーマデッキではない神代兄妹のデッキの強化は厳しいかもしれませんが。せめて鰤っ子姫やシレーヌ・オルカの様なカードが第9期に出ていれば…。

WP枠では、僕が使っているデッキの中では【海皇】が強化されました。海皇子 ネプトアビスの登場によって、【海皇】デッキは一躍環境の一角にまで上り詰めた程です。
結果的に深海のディーヴァが規制されてしまったのは残念でなりませんが、水精鱗にもジェネクスにも頼らない構築の【海皇】デッキを拝む事ができたのは良かったと思います。
半年程でしたが、良い夢見る事ができました。ネプトアビスのカードパワーを考慮すると、半年ももったのはむしろ奇跡的だったかもしれません。

WP枠が無くなり可能性はかなり下がったかもしれませんが、氷結界や神代兄妹のデッキの大幅な強化への夢はこれからも持ち続けようと思います。

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氷結界に住む魔酔虫

今回紹介するカードは氷結界に住む魔酔虫です。
遊戯王OCG初の「水属性・昆虫族」という組み合わせのモンスターでした。


氷結界に住む魔酔虫

氷結界に住む魔酔虫
効果モンスター
星4/水属性/昆虫族/攻1300/守1800
このカードが召喚に成功した時、
使用していないモンスターカードゾーンを1ヵ所指定して発動する。
このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、
指定したモンスターカードゾーンは使用できない。



「氷結界」に属するモンスターの内の1体ですが、他の氷結界と違い、名前が「氷結界~」ではなく「氷結界に住む~」となっています。また、それに従って海外名も、他が「~of the Ice Barrier」なのに対し、「~in the Ice Barrier」となっています。
今のところ、このような名前の付けられ方をされているのはこのカードのみです。古の龍の封印を守護する「氷結界」の一族とは関係無い、原生の生物か何かなのでしょうか?
また、名前が「酔虫」ではなく「酔虫」である点にも気をつけたいところです(ちなみに私も今まで間違えていた事が何度かありました)。

このカードは守備力が1800と高めであり、氷結界の下級モンスターの中では封魔団に次ぐ数値です。しかし、あちらとは違いライオウなどの攻撃力1900ラインの攻撃に耐えられないのは辛いところ。
攻撃力は1300。封魔団より100高い数値であり、奈落の落とし穴にも連鎖除外にも掛からない氷結界モンスターの中では最高の数値です。ただし、後述の効果の発動条件もあり、召喚反応型の罠カードの中では落とし穴が天敵です。
ちなみに、デュエルターミナルマスターガイドの「氷結界」SDデッキ【絶対氷壁】において、封魔団を差し置いて投入されていました。
ステータスから、どちらかというと守備的なモンスターと言えます。

このカードの効果は、通常召喚に成功した時に、表側表示で存在する限り使用していないモンスターカードゾーン1ヵ所を使用不可能にするというもの。
早い話がフィールドをロックする効果なのですが、通常召喚によって場に出した時にしか効果を発動できません。これは、攻撃力よりも守備力の方が高いこのカードのステータスとは、あまりにもミスマッチな気がします。
特殊召喚された場合や、セットしていたこのカードが表になった場合は、効果は発動せず、効果なしも同然となってしまいます…。
しかも表側表示で存在しなければロックを継続できません。攻撃力が低く場持ちが良いとも言えないこのカードにとっては、更にミスマッチです。
ロック効果自体も、モンスターゾーンを1つ封じるだけという微妙なものです…。
カードゾーンを封じるモンスター効果ならば、属性・種族・レベルは異なるものの、より守備力が高い上に特殊召喚時にも効果を発動でき、更にモンスターゾーンだけでなく魔法&罠ゾーンも指定できるヨコシマウマが存在します。あちらは同様のペンデュラムも持っており、速射性でも勝ります。
このカードの効果は、モンスターゾーンが6つ(自分のと相手のが、それぞれ3つずつ)しかないデュエルターミナルのスピードデュエルならば、それなりの束縛力はあるでしょうか。
このカードに限らず、初期の頃のDTには、OCGよりもDTのSDを意識したと思われる様なカードが多い気がします。

冒頭にも書いた様に、このカードは初の「水属性・昆虫族」モンスターでしたが、登場から6年近く経ってから2体目であるEMアメンボートが登場しました。
あちらはレベルも同じであり、ステータスこそこのカードよりも劣るものの、効果はこのカードよりも幾分か使いやすいです。
よほど「水属性・昆虫族」という組み合わせを活かしたいならば両方とも投入する事も考えられますが、どちらか1枚となれば、あちらの方に分があるでしょう…。このカードを使うならば、「氷結界」に属する点からアメンボートとの差別化を図りたいです。
このカードは水属性という事でドゥローレングングニール、昆虫族という事で地底のアラクネーのシンクロ素材にできます。前者2体へのシンクロを昆虫族のデッキで、後者を氷結界デッキで狙う場合には投入を検討できるでしょう。ただ、地底のアラクネーの素材にする場合にはレベル2・闇属性のチューナーを投入しなければなりませんが…。

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テーマ : 遊戯王OCG
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ダイナミックP

今回紹介するカードは、ダイナミックP(パワーロード)です。
「イグナイト」のイグニッションP、「マジェスペクター」のマジェスティックPに続くフィールド魔法のシリーズで、「ダイナミスト」のサポートカードです。


ダイナミックP

ダイナミックP
フィールド魔法
(1):フィールドの「ダイナミスト」モンスターの攻撃力・守備力は300アップする。
(2):自分の「ダイナミスト」モンスターが戦闘を行う場合、
相手はダメージステップ終了時まで魔法・罠・モンスターの効果を発動できない。



(1)の効果は同じシリーズのフィールド魔法共通の効果で、サポート先のテーマのモンスターの攻守の値を300ポイントアップする効果です。
このシリーズに対応するテーマはいずれもその弾で初登場した属性統一のペンデュラムテーマであり、このカードはその水属性担当にあたる「ダイナミスト」に対応しています。

(2)の効果は自分のダイナミストが戦闘を行う場合に、相手の魔法・罠・モンスターの効果を発動をダメージステップ終了時まで封じる効果です。
ダイナミストには戦闘を介する効果を持ったものがおり、それらの攻撃や効果を確実に通す事ができます。また、(1)の効果によって攻撃力も上がるので相性が良いです。
(1)の効果は場にいる全てのダイナミストに適用されるのに対し、こちらの効果は自分の場のダイナミストにのみ適用されます。

イラストでは剛竜剣士ダイナスターP誕生の様子が描かれていると思われます。
ダイナスターPは「竜剣士」PモンスターとPモンスターとの融合モンスターであり、【ダイナミスト】に竜剣士を入れる事で各種ダイナミストも融合素材にできますが、ダイナスターP自体はこのカードの恩恵を受ける事はできません。

水属性の統一テーマは、これまでガエル、氷結界、リチュア、ペンギン、海皇、水精鱗、フィッシュボーグ、アクアアクトレス、グレイドルと色々と出てきました。
しかし、それらにはいずれも専用のサポート用フィールド魔法が存在しませんでした。アトランティスレミューリアの様な属性全体をサポートするフィールド魔法はありましたが、それらは時代の流れと共にパワー不足に感じる事も多くなりました。
そんな中で登場したこのカードは、初の水属性統一テーマに対するサポート効果を持ったフィールド魔法カードであり、「ダイナミスト」は水属性で初めて専用のサポート用フィールド魔法を貰えたテーマという事になります。

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ジャンル : ゲーム

ダイナミスト・ブラキオン

今回紹介するカードは、ダイナミスト・ブラキオンです。
BOSHで登場した「ダイナミスト」のペンデュラムモンスターです。


ダイナミスト・ブラキオン

ダイナミスト・ブラキオン
ペンデュラム・効果モンスター
星5/水属性/機械族/攻2000/守 800
【Pスケール:青6/赤6】
(1):このカードがPゾーンに存在する限り1度だけ、
このカード以外の自分フィールドの「ダイナミスト」カードを
対象として発動した効果を無効にできる。
その後、このカードを破壊する。
【モンスター効果】
(1):自分のモンスターゾーンに「ダイナミスト・ブラキオン」が存在せず、
フィールドの攻撃力が一番高いモンスターが相手フィールドに存在する場合、
このカードは手札から特殊召喚できる。



自分の場に同名カードが存在せず、場の攻撃力が一番高いモンスターが相手の場に存在する場合に、自身を手札から特殊召喚できる効果を持っています。
水属性・レベル5の半上級モンスターはこれまでにサイバー・シャーク機海竜プレシオンパンサー・シャークイーグル・シャークデプス・シャーク等色々と出ていましたが、それらは悉く特定の条件下でリリース無しで通常召喚できるようになるタイプの半上級モンスターでした。特殊召喚できるのは、もう片方が場にいる場合のパンサー・シャーク&イーグル・シャーク、誘発効果によって手札・墓地から特殊召喚できるドラゴン・アイス位でした。
「手札から特殊召喚できる半上級モンスター」の代表格と言えばサイバー・ドラゴンですが、このカードの特殊召喚条件はそのサイバー・ドラゴンに勝るとも劣らない印象です!
相手の場にしかモンスターがいない状況の時には、それが裏側表示のものばかりでない限りはサイバー・ドラゴンと同じように特殊召喚する事ができ、自分の場にモンスターがいる場合でも、上記の条件下なら特殊召喚できます。水属性には攻撃力が高いものがあまりおらず、ダイナミストもその例外ではありませんが、その点がこのカードの特殊召喚条件にとっては吉となっています。
ちなみに、このカードはサイバー・ドラゴンとレベル・種族が一致しています。

このカードはペンデュラムモンスターという事で、場から墓地へ送られる際には墓地へは行かずエクストラデッキに戻ります。なので、エクストラデッキに行った後も、ペンデュラム召喚による展開を狙う事ができます。
また、ダイナミスト・チャージやエクシーズ召喚を使えば、エクストラデッキではなく墓地にこのカードを送る事が可能です。
このカードは他のレベル5のダイナミストと並ぶ事で、ランク5のエクシーズ召喚を行う事も可能です。水属性・機械族・レベル5という組み合わせから、汎用のランク5の他に、水属性の素材指定のあるアビス・スプラッシュクリスタル・ゼロ、機械族の素材指定のあるサイバー・ドラゴン・ノヴァをエクシーズする事ができ、更にそれらを経由する事で進化系であるFA-クリスタル・ゼロ・ランサーやサイバー・ドラゴン・インフィニティも出せます。

ペンデュラム効果は、Pゾーンに存在する限り1度だけ、このカード以外の自分の場の「ダイナミスト」カードを対象として発動した効果を無効にし、その後このカードを破壊するという効果です。
この効果は、ダイナミスト・レックスダイナミスト・プレシオスと共通しています。

水属性にとってはまだ馴染みの薄いペンデュラムモンスターという事で、やや癖のあるように感じる事もあるかもしれませんが、これ程までに特殊召喚しやすい水属性・レベル5の半上級モンスターが登場してくれたのは嬉しいです。

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【ランク4軸シャーク】

僕が今組んでいる、ランク4軸のシャークのデッキを紹介してみます。


合計40枚
【モンスター21枚】
カイザー・シースネーク ×3
エクシーズ・リモーラ ×3
サイレント・アングラー ×3
セイバー・シャーク ×3
ゼンマイシャーク ×3
ダブルフィン・シャーク ×3
ブリキンギョ ×3
【魔法15枚】
禁じられた聖杯 ×2
サイクロン ×2
サルベージ ×3
ジェネレーション・フォース ×2
死者蘇生
貪欲な壺
ハーピィの羽根帚
ブラック・ホール
RUM-ヌメロン・フォース
RUM-リミテッド・バリアンズ・フォース
【罠4枚】
神の宣告
神の警告
強制脱出装置 ×2

【エクストラ15枚】
FA-クリスタル・ゼロ・ランサー
CNo.101 S・H・Dark Knight
No.94 極氷姫クリスタル・ゼロ
CNo.32 海咬龍シャーク・ドレイク・バイス
深淵に潜む者
No.32 海咬龍シャーク・ドレイク
No.101 S・H・Ark Knight ×2
バハムート・シャーク ×3
FA-ブラック・レイ・ランサー ×2
トライエッジ・リヴァイア
No.47 ナイトメア・シャーク



大元の構築は大分前から変わってないデッキです。時代に応じて汎用カード等を入れ替える位でしょうか。
最近はシャーク・ドレイクを中心とした構築のデッキを使っている事が多いので、こうしてレシピを書き出してみると、大分前から変わってないとは書いたものの何だか斬新な感じもします。

ゼンマイシャークやカイザー・シースネークは、複数枚来るロマンの為に入れています。どちらも大金を叩いて3枚集めたカードなので思い入れも深いです。
これまで紹介していたレシピは、だいたいこれらの代わりにレスキューラビットやそれでリクルートする為の通常モンスターが入っているような構築でした。
どちらも決して使いやすいカードではありませんが、展開をこれらのカードに縋らなければならない程、シャークのデッキの強化は遅れている…のかもしれません。

前の環境の時は簡易融合旧神ノーデンを入れていましたが、ノーデンが禁止になった事により抜けました。
これによってエクストラデッキが元の鞘に戻ったという安心感がある一方で、ノーデンを使っている時はまるで腕がもう一本増えたかのような感覚で回す事ができただけに、喪失感も大きいです…。
ノーデンの代わりになりそうなカードなどあるはずもありませんが、ダメ元氷帝家臣エッシャーでも試しに入れてみようかとも考えています。ちょうど使ってやりたいと思っているカードですし。

時代の流れによって、どうしても詰む相手が増えてきているのが厄介です。デッキレシピは変わらずとも、周りの環境やカードプールは絶え間なく変化しているので、このデッキは常に相対的に厳しい立場になって行きます(汗

テーマ : 遊戯王OCG
ジャンル : ゲーム

ウィング・レイダーズに意気消沈

ポスターの画像により、ブースターSP「ウィング・レイダーズ」の、「幻影騎士団」「RR」に続く第3の枠が明らかになりました。
それは、「超量」という新規のエクシーズテーマの枠でした。

僕はこのブースターSPにシャークのカードの再録と強化を望んでいましたが、結局それは叶いませんでした…。
新たな情報が出るであろう時期の直前にこれでは、流石に意気消沈します(汗
しかし、だからと言ってシャークのデッキの強化の可能性が完全に消滅したという訳でもないので、これからもシャークのデッキの強化への希望は諦めずに持ち続けようと思います。
そして願わくば、一人でも多く、「シャークのデッキが強化されて欲しい」という思いを持っている人の目に留まって欲しいです。

テーマ : ひとりごと
ジャンル : その他

陰と陽

新しく出るカードによって、色んなカードが強化される事があります。
それは専用サポートだったり、属性・種族のサポートだったり、たまたま相性が良かったりと様々です。
元々評価が低かったカードが強化されるのは良い傾向ですが、それが評価の上昇に繋がるか、それとも焼け石に水のままに終わってしまうかは様々です。

例えば水属性・ランク5のエクシーズで言えば、それまで使い道の無いエクシーズの代表格の1体の様だったフリーザードンは、クリスタル・ゼロ・ランサーが出た事で、「素材指定なしのレベル5モンスター×2のランク5エクシーズの中で、唯一クリスタル・ゼロ・ランサーを重ねられるカード」としての地位を気付きました。これにより、フリーザードンに対する評価も相対的に上がったものでした。
一方で、同じく評価の低かった水属性・ランク5のエクシーズのアビス・スプラッシュは、専用の進化先のアビス・スープラが登場したものの、「激安神」の汚名を返上するには至りませんでした…。

近年のストラクチャーデッキのパッケージを飾ったモンスターについても同じような事が言え、パッケージの表紙のモンスターの中でもこれまで評価があまり高くなかったサイバー・ドラゴン・ノヴァは、非常に強力な進化先のサイバー・ドラゴン・インフィニティが出た事で評価・採用率が急上昇しました。上の例で言うところの「フリーザードンパターン」です(ついでに、「特定のエクシーズの下敷にするためのランク5エクシーズ」という役割自体もフリーザードンと一致しています)。
一方で同じく近年のストラクのパッケージの中でもあまり評価が高くなかった海皇龍 ポセイドラは、専用サポートのトライドンや、ポセイドラを「海皇」のカテゴリ入りさせたカードでもある強力サポートのネプトアビスが出たものの、未だに評価はよろしくないです。これは、上記の例で言うところの「アビス・スプラッシュパターン」です。
やはり「強化された」という事よりも、その強化によって「デッキに入るようになるかどうか」という事の方が、印象を覆す上で重要な事なのでしょう。

新パックのBOSHで登場する新規テーマの「ダイナミスト」は「レベル5・水属性・機械族」で統一されたテーマという事で、エクシーズを取り入れる場合には、上で名前を出したアビス・スプラッシュ(水属性の素材指定あり)とサイバー・ドラゴン・ノヴァ(機械族の素材指定あり)が直接エクストラデッキの枠を争う事になります。
しかし、汎用ランク5エクシーズや非常に強力なサイバー・ドラゴン・インフィニティの存在もあり、サイバー・ドラゴン・ノヴァが採用される事はあってもアビス・スプラッシュが採用される事はないでしょう…。星守の騎士 プトレマイオスが禁止になった事でサイバー・ドラゴン・インフィニティを出せるデッキが減り、貴重な存在となっているので尚更です。
同じ進化形態に枠を消費するにしても、サイバー・ドラゴン・ノヴァは無償で非常に強力な除去と無効効果を持ったサイバー・ドラゴン・インフィニティを重ねられるのに対し、アビス・スープラはRUMを必要とします。

アビス・スプラッシュと言えば、汎用や他の素材指定のエクシーズだけでなく、同じ素材指定のクリスタル・ゼロと比較してアビス・スプラッシュを乏しめるような意見もよく目にします。しかし僕はとあるデュエル内でクリスタル・ゼロの非力さを痛感した事があって以降は「クリスタル・ゼロ>アビス・スプラッシュ」などという考えは全く捨て去りました(それがどんな相手と戦った時だったのかは忘れました。オベリスクの巨神兵ではなかった気がするのですが)。

色々と話が逸れてしまいましたが、どんな形であれ、特定のカードが強化されたり出しやすくなるデッキが増えるというのは良い傾向だと思います。アビス・スプラッシュについても、あえてNo.73を出す事に特化した様な構築の【ダイナミスト】も組んでみたいです。
初登場時はあまり好きなカードでは無かったアビス・スプラッシュでしたが、実際に使ってみたり最近のカードパワーの動向を見ていると一周回って同情・愛着が湧き始めました(笑

テーマ : 遊戯王OCG
ジャンル : ゲーム

シャークのカード収録予想

アニメの事は忘れて、ブースターSP「ウィング・レイダーズ」にシャークのカードが収録されるとすれば、どんなカードが収録されるのかを予想してみます。
特に、DP神代兄妹編にラインナップされていないカードを中心にチョイスしました。


シャーク・サッカー

シャーク・サッカー
シャークのデッキでランク3のエクシーズ召喚を狙う際に重宝するカード。
ウィング・レイダーズで登場する幻影騎士団のエクシーズにはランク3が多いので、エクシーズ要員として使えるかもしれません。


エクシーズ・リモーラ

エクシーズ・リモーラ
初めて登場した「エクシーズ」と名のついたモンスターカード。
蘇生できるカードが魚族に限定されており、蘇生したモンスターをエクシーズ素材にする場合には水属性のエクシーズ素材にしか使えませんが、シャークのデッキでは良いアクセントになっていると思います。


No.32 海咬龍シャーク・ドレイク

No.32 海咬龍シャーク・ドレイク
ZEXALの中盤にはシャークのエースカード扱いだったにも関わらず、初カード化以来再録されていないある意味不遇のカードです。そろそろ新しいフォーマットのカードが欲しいところです。
新規のものも含めて)進化系も収録されれば尚良しです。


No.101 S・H・Ark Knight

No.101 S・H・Ark Knight
シャークのカードが収録された場合、このカードが目玉再録カードになる気がします。注目度が高かった高額カードな上に絶版と、いずれ再録されそうな要素も多いです。
カステルの登場のせいでこのカードの立場が無くなった」という事は今までこのブログ内で幾度となく書いてきましたが、このカードが再録されれば、カステルを持っていない人にとっては「カステルの代替カード」「貧乏人の味方」としての地位を築くかもしれません。
…もっとも、逆の立場だった頃に既にカステルを買っていたという人もいるでしょうが(かく言う僕もその一人です)。
ちなみに僕は再録を見越して、LVALのウルレアのこのカードを1枚売りました。


No.37 希望織竜スパイダー・シャーク

No.37 希望織竜スパイダー・シャーク
漫画版の最終決戦時に登場したシャークの切り札ナンバーズです。前回のブースターSPの「ハイスピード・ライダーズ」には漫画版のジャックの切り札カードも収録されたので、このカードの収録も十分あり得ると思います。
シャークの使用カードにはこのカードも含めてまだOCG化されていないカードがいくつか残っていますが、一番OCG化される可能性が高いのはこのカードだと思います。なので、このカードこそが、文字通りシャークのデッキにとっての最後の「希望」です。
ここでの収録を逃せば次の収録のチャンスはPP18までおあずけ、そしてそれを逃せば今後二度と収録の機会は無いかもしれません。


他にも、黒咲との繋がりでRUMも再録されるかもしれません。シャーク(ナッシュ)が使った印象のあるものは少ないですが。
ただその場合だとNo.や更にその進化先のCNo.まで収録しなければならないのが難しいところです。ZEXALとARC-VのRUMは、名前は共通しているものの、効果の方向性は全く別物です(汗

ブースターSP「ウィング・レイダーズ」の全容はまだ明らかになっていませんが、シャークのカードの再録や新たな強化を願って今後も突き進んでいきたいです。

テーマ : ひとりごと
ジャンル : その他

極星邪狼フェンリル

今回紹介するカードは、極星邪狼フェンリルです。
EP15で登場した「極星」のモンスターです。


極星邪狼フェンリル

極星邪狼フェンリル
特殊召喚・効果モンスター
星10/闇属性/獣族/攻4000/守4000
このカードは通常召喚できない。
自分メインフェイズ2に、フィールドに「極神」モンスターが存在する場合に
手札から相手フィールドに守備表示で特殊召喚できる。
(1):フィールドに「極神」モンスターが存在しない場合にこのカードは破壊される。
(2):自分バトルフェイズ開始時に発動する。
自分フィールドの守備表示モンスターを全て表側攻撃表示にする。
(3):このカードの戦闘で発生する戦闘ダメージはお互いのプレイヤーが受ける。



通常召喚できず、場に「極神」モンスターが存在する場合に手札から相手の場に守備表示で特殊召喚できる特殊召喚モンスターです。
極神が存在するのは自分の場でも相手の場でも構いませんが、このカードを特殊召喚するのは相手の場に限られています。攻守4000という脅威のステータスのモンスターをわざわざ手札から相手に渡すなど、普通に考えれば自殺行為です。

このカードは(1)の効果により、極神が場にいない場合には破壊されてしまいます。特殊召喚だけでなく、維持にも極神が必要となるのです。
よって、このカードを使用するのは自ずと【極星】デッキとなるでしょう。

(2)の効果は、プレイヤーのバトルフェイズ開始時に、プレイヤーの場の守備表示モンスターを全て表側攻撃表示にするという効果です。
テキストにある「自分」というのはこのカードをコントロールしているプレイヤーの事であり、相手の場に特殊召喚されたこのカードがいれば、相手の場の守備表示モンスターが全て表側攻撃表示になります。
このカードと同様の特殊召喚と(1)のデメリット効果を持ち、表側守備表示から表側守備表示になった場合に強烈なバーン効果を発動する極星邪龍ヨルムンガンドと組み合わせるコンボのための効果です。
しかし、相手がバトルフェイズに入らなければこの効果は発動しません…。なので、このコンボを確実に発動させるには相手に強制的にバトルを行わせるカードを入れる必要があります。
もっとも、わざわざこのカードを使わなくとも他にエネミーコントローラー重力解除など、表示形式を変更できるカードなどいくらでもありますが(汗

また、(3)の効果によりこのカードの戦闘で発生する戦闘ダメージはお互いのプレイヤーが受けます。
バーン効果によって相手の方がライフが低い時に、このカードに対して自爆特攻を行えば効果的です。このカードは攻撃力が4000と高いので、お互いに大きな戦闘ダメージを受ける事になります。

一度攻撃表示になったこのカードは強力なアタッカーとしてこちらに牙を剥くので、バーンダメージでフィニッシュできない場合はその為の対策も考えておいた方が良いでしょう。このカードは特に耐性も何もないので各種除去カードが効く他、場の極神をどかせる事で(1)の効果によって自壊させる事もできます。

このカードの元ネタは、北欧神話における巨大な狼の姿をした怪物「フェンリル」です。
フェンリルと言うと、既にそのままの名前を冠したモンスターが存在していました。そう、墓地の水属性2体を除外する事で特殊召喚できるモンスターであり、初の水属性・獣族モンスターでもあったフェンリルです。
同じように既に同じ元ネタが登場していた極星邪龍ヨルムンガンドに対する「ヨルムンガルド」の様な若干の表記ゆれすらなく、そっくりそのまま「フェンリル」です。
その為か、このカードがアニメに出た頃、ネット上でこのカードについて「フェンリルリメイク」という書き方をしている書き込みを何度か目にした事がありました。しかし、水属性を使っている身からすれば、「いくらステータスが高いとはいえ、こんな水属性にとって何の関係も無いカードが、フェンリルのリメイクであってたまるか」という心境でした(笑

ただでさえコンボ前提なカードな上に、そのコンボもこのカードに加えて極神に極星邪龍ヨルムンガンドと、最低でも3枚のカードを必要とします。
単に特殊召喚するだけでは攻守4000のモンスターを相手に無償で与えるに等しく、そもそも場に極神がいなければそれすらもできずに腐ってしまいます…。
メインデッキに入る獣族モンスターの中では高いステータスを持っているものの、非常に扱いにくいカードと言わざるを得ないでしょう。

テーマ : 遊戯王OCG
ジャンル : ゲーム

極星邪龍ヨルムンガンド

今回紹介するカードは、極星邪龍ヨルムンガンドです。
EP15で登場した「極星」のモンスターです。


極星邪龍ヨルムンガンド

極星邪龍ヨルムンガンド
特殊召喚・効果モンスター
星8/闇属性/ドラゴン族/攻3000/守3000
このカードは通常召喚できない。
フィールドに「極神」モンスターが存在する場合に
手札から相手フィールドに守備表示で特殊召喚できる。
(1):フィールドに「極神」モンスターが存在しない場合にこのカードは破壊される。
(2):このカードがフィールドに表側表示で存在する限り1度だけ、
表側守備表示のこのカードが表側攻撃表示になった場合に発動する。
自分は3000ダメージを受ける。



通常召喚できず、場に「極神」モンスターが存在する場合に手札から相手の場に守備表示で特殊召喚できる特殊召喚モンスターです。
極神が存在するのは自分の場でも相手の場でも構いませんが、このカードを特殊召喚するのは相手の場に限られています。攻守3000のモンスターをわざわざ手札から相手に渡すなど、普通に考えれば自殺行為です。

このカードは(1)の効果により、極神が場にいない場合には破壊されてしまいます。特殊召喚だけでなく、維持にも極神が必要となるのです。
よって、このカードを使用するのは自ずと【極星】デッキとなるでしょう。

(2)の効果は、このカードが場に表側表示で存在する限り1度だけ、 表側守備表示のこのカードが表側攻撃表示になった場合に、プレイヤーに3000ものダメージを与える効果です。普通に特殊召喚するだけでは使用者にとってデメリットにしかならないこのカードにとって、この効果こそ、このカードの真骨頂と言えるでしょう。
テキストにある「自分」というのはこのカードをコントロールしているプレイヤーの事であり、相手の場に特殊召喚されたこのカードが表側守備表示のこのカードが表側攻撃表示になった場合には、相手に3000ダメージを与える事ができます。
このカードは攻撃力3000という恐るべきアタッカーですが、それと同値の3000ものバーンダメージを受けるともなると、相手も攻撃表示にするのは躊躇う事でしょう。
なので、エネミーコントローラー重力解除等で表示形式を変更させると良いでしょう。
一度攻撃表示になったこのカードは強力なアタッカーとしてこちらに牙を剥くので、バーンダメージでフィニッシュできない場合はその為の対策も考えておいた方が良いでしょう。このカードは特に耐性も何もないので各種除去カードが効く他、場の極神をどかせる事で(1)の効果によって自壊させる事もできます。

このカードの元ネタは、北欧神話に登場する巨大な蛇の姿をした怪物「ヨルムンガンド(ヨルムンガルド)」です。
同じ由来を持ったカードには、既に第一期で登場した通常モンスターのヨルムンガルドが存在していました。
ただ、原作に登場した海竜神の色違いに神話の世界に出てくるヘビの名前を当てはめたような感じのあちらに対し、こちらは正真正銘、北欧神話をモチーフとしたテーマである「極神」に属するモンスターです。
たまたま名前の由来が被っていただけだと見るのが自然でしょう。

ただ出すだけではデメリットにしかならず、コンボ前提という点でかなり使い辛いカードだと思います。

テーマ : 遊戯王OCG
ジャンル : ゲーム

ヨルムンガルド

今回紹介するカードは、ヨルムンガルドです。
第1期のBOOSTER3で登場した通常モンスターです。


ヨルムンガルド

ヨルムンガルド
通常モンスター
星3/地属性/爬虫類族/攻1200/守 900
神話の世界に出てくるヘビ。非常に長い。



原作出身の水属性通常モンスターである海竜神の色違いモンスターです。
イラストも海竜神と同じように海原にいる姿が描かれていますが、属性は水属性ではなく地属性です。

姿こそ似ており、同じ通常モンスターではありますが、水属性・海竜族の上級モンスターだった海竜神に対し、このカードは地属性・爬虫類族の下級モンスターである為、受けられるサポートは海竜神とは随分異なります。
特筆すべきは、レスキューラビットの効果でデッキから2体リクルートできる点です。そこからランク3のエクシーズ召喚に繋げる事ができ、地属性のこのカードは銀嶺の巨神やメリアスの木霊の素材にする事もできます。
ただ、同時期に登場した大半の通常モンスターにも言える事ですが、ステータスが貧弱です。このレベル・属性・種族を活かせるよなカードもそんなに無いため、これらの要素の内のどれか一つでも妥協するとなると、他の通常モンスターの方が優先されるでしょう(汗

「ヨルムンガルド」とは、「極星」シリーズの元ネタでもある北欧神話に登場する巨大な蛇の姿をした怪物との事です。
フレーバーテキストに書かれている「神話」というのはこの北欧神話の事だと思われます。このカードが海竜神と同じ海竜族ではなく爬虫類族になっているのも、この北欧神話に由来しているのでしょう。
また、5D'sで「極星」が登場した頃の公式サイトのワンポイントレッスンで、北欧神話について触れられた際に、このカードについても言及されていました。

イラストやテキストから非常にスケールが大きいように見えるモンスターですが、ステータスだけを見れば単なる弱小な下級モンスターでしかなく、そのギャップが何とも言えないカードです(笑

テーマ : 遊戯王OCG
ジャンル : ゲーム

氷帝家臣エッシャー

今回紹介するカードは、氷帝家臣エッシャーです。
ジャンプビクトリーカーニバル2014で配布されたプロモーションカードとして初登場し、その後ジャンプフェスタ2015 プロモーションカードを経てストラクチャーデッキR「真帝王降臨」で再録されました。


氷帝家臣エッシャー

氷帝家臣エッシャー
効果モンスター
星4/水属性/水族/攻 800/守1000
(1):相手の魔法&罠ゾーンにカードが2枚以上存在する場合、
このカードは手札から特殊召喚できる。



水属性の「家臣」モンスター。
水属性の「帝」モンスターである氷帝メビウスを意識してデザインされています。

相手の魔法&罠ゾーンにカードが2枚以上存在する場合に自身を手札から特殊召喚できる効果を持っています。
自分の場にモンスターがいない状況でも特殊召喚できる効果を持った水属性は少ないので、この効果は貴重です。
水属性にはサイレント・アングラーシャークラーケン等、特殊召喚しやすいモンスターは存在するものの、それらはいずれも自分の場に他のカードがある事が要求されます。それらの特殊召喚を満たす為に、通常召喚を行わなければならないケースも多いです。
それに対してこのカードは、自分の場の状況に関係無く特殊召喚できます。その代わり、おもいっきり相手の場に依存しますが…。

特殊召喚したこのカードは、アドバンス召喚のリリースやシンクロ素材やランク4のエクシーズ素材にできます。
このカードは水属性なので、ドゥローレングングニールのシンクロ素材、バハムート・シャークスノーダスト・ジャイアントのエクシーズ素材にもなれます。
手札から特殊召喚できるモンスターであるという点に加えてサルベージに対応しており、再利用しやすいのも魅力です。

悩みはやはり、特殊召喚が相手の場に依存する点です。
相手があまり魔法・罠ゾーンにカードを置かないタイプのデッキならば、このカードを特殊召喚できる機会は訪れず、手札に来ても単なる弱小モンスターでしかなくなります…。
魔封じの芳香を使えば、相手は魔法カードを使うのに場にセットせざるを得なくなるので、特殊召喚しやすくなるかもしれません。
また、特殊召喚の条件を満たす状況(相手の魔法&罠ゾーンにカードが2枚以上存在する場合)でもそれはそれで危険です。相手の場に伏せカードが沢山あればある程、その伏せカードによってこのカードや後続が妨害される確率が高いです。
特殊召喚の条件はあくまで相手の魔法・罠ゾーンのカードであり、相手のペンデュラムゾーンやフィールドゾーンのカードはカウントしない点にも気を付けたいです。

そしてこのカードの最大の問題点は、特殊召喚効果以外に効果を持っていない点です。
他の五属性の「家臣」が「自身を特殊召喚する効果を使用した後にエクストラデッキからモンスターを特殊召喚できなくなる制約」と「アドバンス召喚のためにリリースされた時に発動する効果」を持っているのに対し、このカードには「自身を特殊召喚する効果」しかありません。
これは、六属性の「家臣」の中でこのカードだけが一番最初に登場しており、他の五体の「家臣」は皆CROSのWP枠で登場したという出自によるものです。
このカードはアニメで登場していますが、作中での扱いを踏まえると、他の五体が「帝」や「家臣」とのシナジーを強め、【帝】デッキを底上げする為のサポートとして作られたの対し、悪い言い方をすればこのカードだけがアニメ作中でのかませ役としてデザインされたカードと言えます。
厳密にはこのカードがアニメに登場するよりも、このカードのOCGの情報が出た方が先でしたが、時期がそんなに離れていなかった事からも、最初からアニメに出す事を前提にデザインされていたという可能性は高いです。
沢渡が氷帝メビウスのシリーズを使用したのは、遊矢が使用したペンデュラムへのメタを意識しての事でしたが、それなら何故このカードの特殊召喚条件に肝心のペンデュラムゾーンのカードは関与しないんだ…。
【氷結界】では上級モンスターを出す為にアドバンス召喚を使う事も多いので、「もし水属性の家臣が他に効果を持っていたら、一体どんな性能になっていたか?」と考え出すと残念でなりません…。
一応、他の「家臣」にはある「自身を特殊召喚する効果を使用した後にエクストラデッキからモンスターを特殊召喚できなくなる制約」が無い点をメリットと取る事ができますが、その点が【帝】デッキで役立つのか、それを役立てる事ができるデッキがあるかどうかはまた別問題です。

余談ですが、氷帝メビウスを意識したデザインの下級モンスターは、厳密にはこれが初ではありません。
氷帝メビウスがアニメ遊戯王GXで出た際に、そのリリース要員となった氷騎士(アイスナイト)というモンスターが存在しています。これは現在OCG化されておらず、アニメGXのオリジナルカードです。
属性・種族・レベルがこのカードと同じで、氷帝メビウスを小型化した様な姿でした。ただ、このカードとは違い効果面では氷帝メビウスとシナジーがある訳ではなく、今のOCGで言えばニードル・ギルマンに近い様な効果でした。
ちなみに、これの雷帝ザボルグ版と言える雷騎士(サンダーナイト。同じくアニメオリジナルカード)は、フェイク・エクスプロージョン・ペンタのイラストに登場しています。

相手に依存するものの、自分の場の状況に関係なく特殊召喚できる水属性は貴重だと思います。
ただ、水属性で有用なカードが出て喜んでいたところ、他の属性(の「家臣」)はその一歩先を行ってしまったのには複雑な感情を抱かずにはいられません…。
このカードが初登場し時には氷帝だけ特別感がありましたが、他の属性の「家臣」が一斉に登場してからは悪い意味で浮いてしまいました(汗
水属性を主体としたデッキにおいて、召喚権を使わないシンクロ素材やエクシーズ素材要員として投入するのが現状では最も無難な使い方かもしれません。

テーマ : 遊戯王OCG
ジャンル : ゲーム

切り札

今回からアニメ遊戯王ARC-VのOP・EDが変更されるとの事がっだので、それを見るためだけに久々にアニメを視聴しました。
OP・EDの映像(特にOP)には今後の展開を予測するような映像が含まれている事があり、エクシーズ次元やそこで僕が最も望んでいるシャークの登場やシャークのデッキの強化に繋がる何かが映る事を願って…。

…結果は、別にそんなものはありませんでした
それどころか、OPの映像は未だにシンクロ次元関連の映像ばかりでした。ARC-V自体は久しく見ていないですが、ネット上での書き込み等を見る限りはもう長い事ずっとライディングデュエルやってるみたいですね…。
5D'sが終わった頃に頻繁によく見かけた「バイク無しのデュエルは考えられない」という声を真に受けたのか?
まあ、ARC-Vは5D'sと同じ監督の方が作られた作品という事で、ネット上での5D'sに対する「絶賛」を目にしたとしたら、どうしてもそれ寄りに作りたくなるのは分かりますが…。

これからはエクシーズ次元編に入るか、最悪また次のOP・EDが変わるかまでは再びアニメARC-Vとは無縁の状態で行こうと思います。
まあそれより先に、来月に発売されるブースターSP「ウィング・レイダーズ」関連で何らかの動きがあると思いますが。

あと、僕が初めてニコニコ動画で氷結界についての動画を上げてから、今日でちょうど6年になりました。
長いようであっという間だったような気もするこの6年間で、氷結界や水属性関連にしても本当に色んな事がありました。自分自身はそれ程変わったような気がしませんが、これからも細々と活動を続けていきたいです。

テーマ : 遊★戯★王
ジャンル : アニメ・コミック

【水属性フルモンスター】(ノーリミット型)

※当記事内では、リミットレギュレーション・制限改訂を無視したデッキレシピについて触れています。


リミットレギュレーションの度に弱体化していく僕の【水属性フルモンスター】デッキ…。緩和されているカードもありますが、それ以上に失うものの方が多いです。
別に新しいテーマを組んでいる訳でもないのに、自分が使っているデッキが弱体化してしまうというのは悲しいです。

改訂の度にどんどん後ろへと後退していく水フルモン…。どう弱体化したか考察すればする程どんどんネガティブな感じになっていってしまうので、いっその事開き直って、逆にこれ以上ない程前に進みきった姿を想像してみたいと思います。
すなわち、禁止・制限を一切無視したデッキレシピです。
禁止カードという「過去の遺産」に縋っている時点でおもいっきり後ろ向きな様な気もしますが、その辺の捉え方は人それぞれでしょう。

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テーマ : 遊戯王OCG
ジャンル : ゲーム

プロフィール

ザルトム

Author:ザルトム
(2016年7月17日 凍結)
6年と8ヶ月の間、ありがとうございました。

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