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DP15-JP028 ダイヤモンド・ダスト

今回は、【氷結界】にとって天敵となるカードを紹介します。


DP15-JP028 ダイヤモンド・ダスト

ダイヤモンド・ダスト
通常罠
フィールド上の水属性モンスターを全て破壊する。
その後、この効果で破壊され墓地へ送られた
水属性モンスターの数×500ポイントダメージを相手ライフに与える。



DP神代兄妹編で登場した、罠カードのダイヤモンド・ダストです。
水属性モンスターを全て破壊するという全体除去効果と、その枚数分×500ポイントのダメージを与えるバーン効果を持っています。
この効果は【氷結界】どころか、全ての水属性中心のデッキにとって天敵となります。

このカードの最大の特徴は、フリーチェーンの全体除去カードであるという点です。
罠カード故に発動にはワンテンポ遅れるものの、伏せた次の相手のターン以降ならばいつでも発動する事ができるのです。
この点は、汎用性の高い全体除去カードであるブラック・ホール激流葬にすら無い利点です。他にパッと思い浮かぶフリーチェーンの全体除去カードはというと、せいぜいつり天井位です。
しかも発動条件やコストも無く、手軽に撃てます。
つまり、水属性のデッキがこのカードが入っているデッキと戦う場合には、常にこのカードによる全体除去の恐怖におびえながらプレイしなければならないのです。
除去には自分のモンスターも巻き込んでしまうものの、水属性が入っていないデッキならば痛くも痒くもなく、こちらのモンスターだけが一方的に除去されてしまいます
裏側表示モンスターは破壊されないものの、水属性中心のデッキにとってはその除去能力はサンダー・ボルトに匹敵すると言っても過言ではありません。
シンクロモンスターやエクシーズモンスターを出して場を制圧しようにも、その前の素材を揃える段階で発動されてしまえばアウトです。
自分の場に水属性がいる時に、サイクロン等の単体除去で破壊しようとした相手の伏せカードがこのカードであろうものなら、チェーン発動されてこちらがアド損となってしまいます。
もちろんブラホや激流葬といった汎用の全体除去カードとの共存も可能であり、水属性のデッキは、いくつもの全体除去カードを掻い潜らなければならないのです。
モンスターを複数体並べる事で真価を発揮するものが多い氷結界にとっては、まさに天敵であるのは言うまでもありません。

このカードによる恐怖は、水属性専用の全体除去効果だけに留まりません。
全体除去に加えて、破壊され墓地へ送られた水属性モンスターの数×500ポイントダメージを相手ライフに与えるというバーン効果まであるのです。水属性デッキにとってはまさに泣きっ面に鉢です。
特にシャーク・ドレイク・バイスにとっては、自身が破壊されてしまうだけでなく、効果が発動できる状態の時にはこのカードによるバーンダメージが致死量となる事が多いため、相性は最悪です。
しかもこのバーン効果、「破壊の後にダメージの処理を行う」という裁定であるため、「破壊された時」に任意で「発動できる」効果を持つカードはタイミングを逃します。
よって、このカードによる全体除去に対して激流蘇生を発動する事はできません
魔知ガエル引きガエルの効果も、同様にタイミングを逃すため発動できません。
これらの点から、水属性にとってはブラホや激流葬以上にタチの悪いカードであると言っても過言ではありません。
せめて激流蘇生が発動できていれば、このカードへの対策やコンボに使えたのに…。同じ弾に収録されているのだからそれ位の気遣いをしてくれても良かったんじゃないかと強く思います。

このカードが初登場した時点での環境では【水精鱗】が環境トップの一角におり、それに対するメタとして、サイドデッキ要員として注目を集めています。
また、上記の「一部の効果の発動のタイミングを逃させる」バーン効果については、「メタカードとしての性能が高い」と評価される事があります。
その一方で、水属性使いにとっては、たまったものではありません…。
現に、このカードの登場以降【水精鱗】の入賞数が減ったと言う話をよく耳にし、このカード自体も神代兄妹編の収録カードの中でも人気が高い部類です。
確かに、水属性の中でも水精鱗は強力なテーマですが、逆に言えば、水属性にとって環境トップクラスに強いのは水精鱗しかありません
このカードの前では、環境トップだろうと中堅だろうとそれ以下だろうと、全ての水属性モンスターが一瞬のうちに全て吹き飛んでしまいます。
環境トップクラスの水精鱗にも刺さるのだから、氷結界をはじめとした他の水属性のデッキなどひとたまりも無いです。このカードが入ったデッキと戦う事自体が、中堅以下の水属性のデッキにとっては死刑宣告の様なものです。
今後、強力な水属性のデッキが台頭する度にこのカードの評価は相対的に向上し、サイドデッキに積まれる事でしょう。そう考えると、今後水属性のデッキが環境クラスになる事自体がもう無理なんじゃないかとすら思えてきます…。
他の属性に対するメタカードとしてマジック・ミラー猛毒の風が存在しますが、それらはいずれも永続カードであるのに対し、このカードは上述の通りフリーチェーンの全体除去であり対策が取り辛いので、余計にタチが悪いです。

対抗策は、自分の場に水属性がいない時に潰す事です。しかし、水属性がいない時に相手がこのカードを伏せるとは考えにくいです…。
破壊された時に効果を発動するものの中には、被害を最小限に抑えられるものも存在し(アビスリンデシャーク・ザ・クルー等)、このカードによる除去を逆手に取って戦略を立てる事もできます。
ナイト・ショット等チェーン発動を許さないカードで除去するのも有効です。
神の宣告魔宮の賄賂盗賊の七つ道具によって発動そのものを無効にする手もあります。
破壊を無効にする手段としてはスターダスト・ドラゴン我が身を盾にが存在し、水属性が2体以上いる時ならばスターライト・ロード大革命返しも使えます。
このカードと同じDPに収録されている水神の護符は、自分の場の水属性を破壊から守る効果を持つ永続魔法であり、このカードへの対策として有効です。
【氷結界】では、大僧正を出す事でこのカードの効果を受けなくなります
とはいえ、大僧正は上級モンスターなので事故要因になりやすく、通常召喚するにしろ特殊召喚するにしろ出すのには一手間掛かります…。
軍師などの効果で墓地へ送ろうとしたり、伝道師の効果で蘇生しようとする前に、それらのモンスターがこのカードによって破壊されてしまう事も十分にあり得ます。アドバンス召喚を行う前にそのリリース要員を破壊されてしまう事も考えられます。
デッキとしてのパワーは弱いものの、テーマの中に大僧正というこのカードに対する明確な対抗手段がある分、【氷結界】はまだマシなのかもしれません。

イラストではペンギン・ソルジャーが氷漬けにされています。
色違いモンスターにペンギン・ナイトが存在しますが、鎧の色からしてペンギン・ソルジャーの方で間違いありません。
ペンギン・ソルジャーはリバースモンスターなのでセットした状態で場に出す事が多いため、このカードによって破壊される事は少ないかもしれませんが、水属性なので破壊される範囲には含まれています。
ちなみに、ペンギン・ソルジャーが他のカードのイラストに登場するのは、アニメオリジナルのものを除けばこれが初めてです(このカードも元はアニメ出身ですが)。
初期から活躍している水属性モンスターが、このような変わり果てた姿になっているのは見ていて悲しいです…。

このカードはアニメで璃緒が使用したカードであり、初登場した時から「このカードだけは絶対にOCG化されて欲しくない」と思っていました。
このカードが登場した回に出たカードが収録範囲に含まれていたLTGYで、このカードがOCG化しなかった時には妙な安心感を感じた程です。
しかし、DP神代兄妹編とうたったこのパックにおいて、璃緒が使用した魔法・罠の中で唯一このカードだけがピンポイントでOCG化されました。これには、残念という感情どころか怒りすら湧いてきます。
アニメの展開に沿った、言うなれば「ご都合主義」な効果であり、神代兄妹が使用するモンスターにとっては、大抵の場合サポートどころかメタにしかなりません。何故よりにもよってこのようなカードをこのパックでOCG化しようと思ったのか、理解に苦しみます。
璃緒が使用した罠カードなら、アイス・チェーンをはじめ他にも色々あっただろうに…。

水属性の中でも特に氷結界が好きな身としては、「なぜ氷雪をイメージした名前を持つカードの効果で全滅しなきゃならないんだ」という気持ちで一杯です。
水属性使いとしては、最も嫌いな罠カードです。
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テーマ : 遊戯王OCG
ジャンル : ゲーム

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ザルトム

Author:ザルトム
(2016年7月17日 凍結)
6年と8ヶ月の間、ありがとうございました。

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