今回は、遊戯王ZEXALの登場人物について軽く振り返ってみます。
トークン(神代璃緒)
このカードはトークンとして使用する事ができる。
璃緒:『このデュエル、受けて立ちます!』シャークの双子の妹の
神代璃緒です。
初めて登場したのはZEXALの第26話でした。痛々しい姿で入院している様子が描かれており、この時は「
シャークにとって大切な人」という事しか明かされませんでした。
エンディングのキャストでは「
病室の女性」と書かれており、声優は大室佳奈さんが務めていました。
そして第34話で初めて、彼女が
シャークの妹という事が明かされました。
第58話では入院する前の彼女の姿がIVの回想シーンで登場していましたが、後姿や口元やシルエットが映っただけであり、はっきりとした姿は出ていませんでした(ちなみに、この頃から既に後の神代璃緒と同じデザインでした)。
第61話では、シャークから「
リオ」と呼ばれている事が明らかになりました。
また、この頃のOPにもシルエット(上述の回想シーンのもの)が登場していました。
そんな彼女が本格的に登場したのは、遊戯王ZEXAL IIに突入してからでした。
メインキャラの一人シャークの妹「
神代璃緒」として、ZEXAL II放映に先駆けて雑誌等でその姿や名前の情報が出ていました。声優は潘めぐみさんになりました。
しかし、II開始当初は相変わらず入院しており、大分良くなったとはいえ顔の一部にはまだ包帯を巻いていました。
その頃のOPとEDの映像では、璃緒は登場はしているものの、顔がはっきりと写っていませんでした。
そして第78話にて、ようやく包帯が取れ、本格的に姿が出るようになりました。これ以降、OP・EDの映像でもちゃんと顔が写るようになりました。
しかし、後に自分がバリアン七皇の一人・
メラグであることを思い出し、遊馬達と離反してしまいます。
以下、彼女が作中で使用したカードの中で、OCG化されたもののまとめです。
効果モンスターオーロラ・ウィングガード・ペンギンブリザード・サンダーバードブリザード・ファルコンエクシーズモンスターNo.103 神葬零嬢ラグナ・ゼロ零鳥獣シルフィーネCNo.103 神葬零嬢ラグナ・インフィニティ零鳥姫リオート・ハルピュイア罠カードダイヤモンド・ダスト魚を中心とした水棲生物を使用するシャークに対して、璃緒は氷をモチーフとした鳥獣族モンスターを使用しています。
鳥獣族とという事は分からず、「氷がモチーフ」という事だけが分かっていた時には「もしかして氷結界を使用するのでは?」とも予想されたりしていましたが、
別にそんなことはありませんでした。
「水属性・鳥獣族」という組み合わせのモンスターは、璃緒が使用したカードによって初登場しました。
しかし、その一方で、
水属性に対するこの上ないメタカードであるダイヤモンド・ダストを生み出したのは許せません…。
以前コメントで頂いたように、今後このカードが規制でもされない限り、
水属性のデッキが環境トップに立てることは無くなったと言っても過言ではありません。
このカードのOCG化されて欲しくなさたるや、このカードが登場した第79話の放映直後に2chの水属性スレに「
絶対にOCG化されるなよ」と書き込みに行った程でした(笑
璃緒の使用した魔法・罠の中でこれだけがピンポイントでOCG化されたので余計にタチが悪いです。
あと、璃緒の作中の戦績です。
vsIV(回想) 中断?
vs愛華 ○
vsシャーク ×
vs鉄男 ○
vsベクター(ドルベとのタッグ) ×
この中で、デュエルがまともに描かれたのはvs愛華、vsシャーク、vsベクターの3戦です。
下の2戦はメラグとして覚醒してからのものです。
ちなみに、最後のドルベ&メラグvsベクター戦のデュエルは、僕が
遊戯王ZEXALの中で最も嫌いなデュエルです。
満を持して登場し、初登場当初は「完璧超人」ぶりを発揮していた璃緒でしたが、その後の扱いはどうもパッとしない感じだったと思います。
バリアンの襲来時などにそれを感知するような能力を持っており、時折謎めいた発言をする事がありましたが、
作中でそれが一体何だったのかは明言されませんでした。
それどころか、作中で誰一人として、謎めいた発言をする際の豹変ぶりや話の内容、「なぜそんなことを知っているのか」と突っ込む事すら一度もありませんでした。
遺跡のナンバーズの1体である
クリスタル・ゼロは、その名前や氷に関する点、DP神代兄妹編のパッケージ等から、「璃緒のカード」というイメージがあるかもしれませんが、作中で使用したのはシャークであり、璃緒は使用していません。
それでも設定上はメラグに纏わる遺跡のナンバーズという事になりますが、メラグ(璃緒)とクリスタル・ゼロとの関係は、はっきりと描かれませんでした。
ドン・サウザンドによる呪いの内容や、それが前世での彼女の死にどのよう影響をもたらしたのかすらも語られませんでした。
当然、遺跡のナンバーズであるクリスタル・ゼロでカオスオーバーハンドレッドナンバーズのラグナ・インフィニティを倒す事で呪いから解放される、なんて事もありませんでした。
彼女が何故どのような心境でバリアンに覚醒したのかもはっきりと描かれておらず、「ナッシュがバリアンになった時、どんな思いをしたことか」という台詞に対しては、「
お前が言うな」と突っ込まれる事もしばしばです(汗
何だか、後になるにつれて「シャーク(ナッシュ)のオマケ」みたいな扱いになっていってるような気がします…。
第79話での「放っておけば良くってよ。女性を部の飾り物としか考えていない人達の事は」という台詞が、製作者側の
メタ発言のように感じる程です(笑
漫画版では、シャークが
孤児という設定の為、
存在自体が無い模様です…。
カイトや八雲に「弟」に関するエピソードが掘り下げられている中で、シャークには「妹」を削ってしまったのは果たして吉と出るか凶と出るか…。
前回の記事で、二次創作について言及しましたが、今後もしその様なものを作る機会があれば「救済」してあげたいキャラです。
OCG化された下級モンスターも含めて、何だか中途半端感が否めないです。
余談ですが、上の画像はプロモパックに収録されていたトークンカードの画像です。
神代璃緒スリーブ付属のセパレーターは、表側(袋から見える側)には
クリスタル・ゼロ・ランサーのイラストが描かれていますが、裏側はこのカードと同じトークンカードになっています。
ただし、セパレーター版の方には「Replica」と表記されています。
氷系繋がりという事で、
ロイヤル・ナイトの
アイスコフュントークンに使ってみると良いかもしれません(笑
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テーマ : 遊★戯★王
ジャンル : アニメ・コミック