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No.86 H-C ロンゴミアント

今回紹介するカードはNo.86 H-C ロンゴミアントです。
使っている人には申し訳ないですが、敵対する立場から紹介します。


No.86 H-C ロンゴミアント

No.86 H-C ロンゴミアント
エクシーズ・効果モンスター
ランク4/闇属性/戦士族/攻1500/守1500
戦士族レベル4モンスター×2体以上(最大5体まで)
(1):相手エンドフェイズ毎に発動する。
このカードのX素材を1つ取り除く。
(2):このカードが持っているX素材の数によって、
このカードは以下の効果を得る。
●1つ以上:このカードは戦闘では破壊されない。
●2つ以上:このカードの攻撃力・守備力は1500アップする。
●3つ以上:このカードはこのカード以外の効果を受けない。
●4つ以上:相手はモンスターを召喚・特殊召喚できない。
●5つ以上:1ターンに1度、相手フィールドのカードを全て破壊できる。



No.とヒロイックの2つのカテゴリに属するエクシーズモンスターです。
戦士族の素材指定のあるランク4エクシーズで、2体以上(最大5体まで)を素材にでき、素材の数によって追加される5つの効果を持っています。

素材が1つ以上の時の効果は、戦闘破壊耐性です。
この時点で、アニメでのNo.の共通の戦闘破壊耐性を優に上回る性能を誇っています
素材が1つでもあれば追加される耐性の為、このカードは素材が1つも無い状態の時しか戦闘破壊できないです。

2つ以上の時の効果は、このカードの攻守が1500アップするというものです。
エクシーズ召喚は当然、2体以上のモンスターを素材にして行うため、エクシーズ召喚されたこのカードは、この効果までは確実に持っている事になります。
このカードの元々のステータスは攻守共に1500である事も踏まえると、このカードは最低でも2体の素材で出せる攻守3000のモンスターであると言えます。
2体の素材で出せるランク4としては破格の数値です。しかも、それで更に上述の戦闘破壊耐性まであります。
素材指定の有無はあるものの、素材3体で攻撃力2950で何の効果も無い覚醒の勇士 ガガギゴの立場がまるで無いのは言うまでもありません…。
ランク3で2体で出せて攻守共に3000のカードにアシッド・ゴーレムがいます。勝手に素材が剥がれていく点も共通していますが、アシッド・ゴーレムが常にキツいデメリット効果を持っていたのに対し、このカードには何のデメリットもありません

素材が3つ以上の時の効果は、このカード以外の効果を受けなくなるという効果です。
これは間違いなく、全モンスターカードの中で最高の耐性効果です。
奈落ブラック・ホールはもちろんの事、強制脱出装置月の書精神操作エフェクト・ヴェーラーブレイクスルー・スキルスキルドレインも、S・H・Ark Knight、カステル、ティアラミスからトリシューラに至るまで、全てが効かないのです。
それに加えて、上記の戦闘耐性まで併せ持っているため、素材が3つ以上あるこのカードを倒す事は不可能ですまさに無敵としか言いようがありません。
ただ一つ、ラヴァ・ゴーレムサタンクロース等の特殊召喚効果のリリース要員にするという処理法がありますが、それらのカードがそう都合よくどんなデッキにも入っているとは限りません

4つ以上の時の効果は、こちらの召喚・特殊召喚を封じる効果です。
これの前では、前述のサタンクロースやラヴァ・ゴーレムすらも通じなくなります。
攻守3000で完全な耐性を持っているだけでも強すぎるのに、更に召喚・特殊召喚まで封じて来るのです。これでは完全にお手上げです。
一応、モンスターをセットする事はできますが、このカードの攻撃に耐えられる壁モンスターなどそう存在しません。
もちろん、相手はこのカード以外にもカードを使い放題、召喚・特殊召喚し放題なのも忘れてはなりません。例えば、マシュマロンのような戦闘破壊耐性を持った壁モンスターを出したとしても、ハルベルトに殴られれば戦闘ダメージを与えられる上に更なるアドバンテージまで与えてしまいます。

5つ以上の時の効果は、こちらの場のカードを全て破壊するという起動効果です。
ノーコストでこちらの場のカードを更地にでき、そこへ攻撃力3000でダイレクトアタックを叩き込めるのです。
素材5つのこのカードの前では、最後の悪あがきである壁モンスターすらも通じないのです…。
ここまでやられたら、もう笑うしかありません

そんなこのカードにある唯一のデメリットは、X素材が勝手に取り除かれていくというものですが、そのタイミングはこちらのエンドフェイズ時と、相手にする側からすれば遅く感じます。しかも1ターンにつき1枚ずつしか減りません。
相手のターン中にこちらができる事など限られているので、弱体化したこのカードに対して手を打つには、相手のターンを凌がなければならない事になります。
クリスタル・ゼロ・ランサーの様に素材を取り除いて発動する効果でもあればまだ弱体化しやすかったのに、それすらもありません。

上記の様に非常に強力なこのカードですが、他のカードと組み合わせる事で更なる真価を発揮します。
同じヒロイックであるエクストラ・ソードを素材にすれば、攻撃力は4000にまで跳ね上がります。もはや「エクスカリバーいらず」状態です。
もちろん、複数体のエクストラ・ソードを素材にする事で更に攻撃力を上げる事も可能です。
素材を5つ以上持っている冀望皇バリアンの効果で墓地にいるこのカードの効果をコピーされると、本当に手に負えなくなってしまいます
このカードのエンドフェイズにX素材を取り除く効果よりも先に糞望皇バリアンのコピー効果を終了する処理を行う事で、素材を取り除くデメリットすらも無視できるのです。
5000以上の攻撃力で、戦闘破壊耐性に効果耐性に全体除去効果を持ち、更にこちらの召喚・特殊召喚まで封じて来る…こんなものを出された時点でもうこちらの負けは確定です。

このカードはX素材に戦士族の素材指定がありますが、出すのは非常に容易です。
元々レベル4の戦士族にはゴブリンドバーグフォトン・スラッシャートラブル・ダイバーオオルリ等、展開力に優れるものが多かったです。
それらに加えて、このカードが登場したのと同じ弾で、ハルベルトやサウザンド・ブレード、テラナイトといった、このカードの素材要員を展開するのに非常に相性が良いレベル4戦士族が多く登場しました。
これらの展開力を駆使すれば、3体以上の素材を持ったこのカードを出すのもお手の物です。
特に、テラナイトはただでさえ3体以上のX素材を揃えるのが容易な上に、アルタイルの効果を使ってからこのカードを出した場合でも、3つ以上の素材を持った時の耐性効果によってアルタイルが持っているデメリットを無視して攻撃まで行えるのです。

素材を3つ以上持ったこのカードを倒す手段はありません
強いて言えば痛み分けでリリースさせる事で攻略できますが、痛み分け自体の汎用性が非常に低いです。
対抗策としては、X召喚自体を未然に防ぐしかないです。
神の宣告神の警告昇天の黒角笛ライオウ等の効果を使えばX召喚を無効にできます。
エルシャドール・ミドラーシュサモン・リミッター等によって特殊召喚の回数を制限する事でこのカードのX召喚を封じるという手もあります。
相手がレベル4の戦士族を3体以上並べた段階で激流葬を撃つのも手です。奈落でも同じように妨害できますが、ゴブリンドバーグの効果によって素材を揃えられた場合はアウトです…。
あと、このカードではなく、このカードのX素材に干渉するという手段もあります。このカードのX素材を減らす事で、弱体化させる事ができます。
しかし、X素材に干渉できる効果を持ったカード自体がスペース・サイクロンバリアンズ・フォース等、ごくわずかしかありません。

僕の弟は戦士族のファンで、このカードが出る前から【ヒロイック】を使っていました。
そんな弟は、DUEAが出る前までは「戦士族には増援を始めとした強力なカードがあるから、強化されるとしても種族単位ではなくテーマ単位になるだろう。なので戦士族はもう種族として強化される事は無い」と、まるで口癖の様に嘆いていました。
しかし、実際には戦士族の素材指定でこれ程までに強力なカードが出ました。元々種族としては恵まれている方だったところにこんな切り札級のカードが出たとなると、戦士族としては万々歳でしょう。
当然、弟がこのカードの登場に大歓喜したのは言うまでもありません。自分が使っている種族やテーマにこれ程までに強力なカードが出たとなると、そりゃあもう笑いが止まらない事でしょう。

このカードのナンバーズの数字は「86」。「87」のクィーン・オブ・ナイツよりも1つ前です。
クィーン・オブ・ナイツはランク8とただでさえ重い上に3体もの素材を必要とし、効果もどれも重さとは不釣り合いで、存在意義自体が疑われるほどの性能です。
一方、その1つ前の数字であるこのカードは、素材指定があるとはいえ任意の素材枚数で出せるランク4であり、得られる効果も耐性・強化・展開封じ・除去と、それも、重さに相応しい強力さを持った効果です。
何故、このカードの強力さを少しでもクィーン・オブ・ナイツに分けてくれなかったのか…。

ネットでこのカード情報が初めて出た時、僕は「これ程までに強力なモンスターがあってたまるか」と思いました。
その後しばらくして「効果に間違いがあった」という書き込みがあったのを見て、「そりゃそうだろ」と肩を撫で下ろしたものです。
しかし、実際は最初に出回っていた情報が正しかった。一語一句として間違いは無かったのです。
この時、まさに「希望を与えられ、それを奪われる」という「悪夢のファンサービス」を味わいました。
これまで、自分にとって嬉しいような水属性や氷結界に関する「情報」はガセだった事が何度もあったり、弟が【ヒロイック】使いだったりするので、より一層「悪夢」でした。

これまで敵対する立場から紹介したカードは、どれも凶悪には変わりないものの、何らかの対抗手段や突破口が存在しました。
実際に相手にする際には、こちらの引き次第では「どうやって突破してやろうか」とどこかワクワクしたような気持ちで挑む事もありました。
しかし、素材を3つ以上持ったこのカードには全てが効かない。どうやっても突破できません。
これ程相手にしていてつまらないカードは無いです。
僕の弟のように、戦士族やヒロイックが好きな人が作った「ぼくのかんがえたさいきょうのカード」としか思えないような性能です。
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テーマ : 遊戯王OCG
ジャンル : ゲーム

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No title

本来ロマンで使いこなしにくい部類のカードのはずなのに…
テラナイトやソウルチャージ等周りに恵まれてるのは非常に大きいと思います
今では除去や止める手段が豊富なためか重めの切り札はこれくらいでもしないと強さが見合ってないのかもしれませんね
ロンゴミアントは切り札以前にあくまで選択肢なのがまた強みなのでしょうけど…

No title

ロンゴミアントの弱点を強いてあげるなら3000もある打点という意味不明さ
実際純ヒロイックなら手間に見合う強さなんですがテラナイトとかその他いろいろ混ぜるとぽんぽん出てきてこいつは本当にヒロイックのカードなのかとたまに思ってしまう

No title

コメントありがとうございます。
使う側からすればロマンかもしれませんが、使われる側からするとたまったものではありません(汗
重さに見合った強さとは思いますが、これまで出た重さに見合ってないカード達の事を考えると、どうも気にくわないです。
純ヒロイックで戦う際にもこのカードは脅威になっていますが、他のデッキでもよく見かけるのは何とも言えないですね。

コイツには魚族に来てほしかったですね
バリアンとの相性の良さもイマイチになってしまったナッシュのデッキにほしかった人材です
魚族ならエクシーズリモーラもいるので、素材の確保もしやすいですし

No title

コメントありがとうございます。
元々結構恵まれていた戦士族に、なぜこれほどまでに強力なカードを与えたんでしょう・・・。
魚族の様なマイナーな種族にもっと強力なカードを分けて欲しかったです。
プロフィール

ザルトム

Author:ザルトム
(2016年7月17日 凍結)
6年と8ヶ月の間、ありがとうございました。

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