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世紀末

僕は以前、BFのゲイルの緩和が「もう脅威ではないのではないか?」と言われ望まれるようになった様を世も末だと思っていました。
攻撃力2600までのモンスターを対処できる上に永続的に攻撃力を半減できる効果を持っており、使われると(カードの処理的な意味やダメージ計算の面でも)非常に厄介なカードです。
チューナーなのでシンクロ召喚にも繋げられたりと至れり尽くせりです。
更に、自分の場にBFがいる時に特殊召喚までできるという充実ぶり。自身の場に同テーマのモンスターがいる場合に手札から特殊召喚できる効果を、「六武衆」においてそんな効果を持っていた真六武衆-キザンに肖って俗に「キザン効果」などと呼ばれたりしてますが、実はキザンよりも前に既にBFでゲイルやブラストが出ていたのです。
環境は変わりゆくもので、そんなゲイルも準制限カードに緩和されました。

シンクロ時代に環境トップに君臨していたBFすら、規制されていたカードが全て緩和され、更にリアルタイムで騒然となった、鬼に金棒どころか機関銃を与えるレベルの「作者の考えた最強BFカード」だった漫画版BFも、特にこれといった弱体化もなくOCG化され、それでも特に何とも思われていません。
それだけ、今の環境トップのデッキパワーが高すぎるという事でしょうが。
同じ5D's出身であるインフェルニティは、今もなお高いソリティア性を誇るデッキですが、非難されるどころかむしろ称えられてさえいます
これも環境トップではないからなのでしょうが、実際に【インフェルニティ】と戦うと、コンボ抜きにしても相当に心が折れます。追い詰めたと思ったところでインフェルニティ・デーモンを引かれた事が何度あったか・・・。
僕の中では【インフェルニティ】というデッキは、「ガチデッキ」や「環境トップ」や「中堅」、「ファンデッキ」「ネタデッキ」等といった格付けとはまた別の次元にいる存在という認識です。
そして、シンクロ期の環境トップデッキで最も猛威を振るったデッキと言えば、【シンクロアンデット】でしょう。当時の大会では実に8割の使用率を誇ったそうです
それ以来僕は、遊戯王OCGにおいて「アンデット族」と聞いただけ拒絶反応が出るレベルでした(神精霊はまた別の意味で拒絶反応を起こしそうな性能でしたが)。それでも今は【シンクロアンデット】にとって最高のチューナーだったゾンビキャリアは無制限、馬頭鬼も準制限カードに留まっていますが、今では完全に復帰を望まれている側のカードです。
最近になってアンデット族の新たなチューナーのユニゾンビが登場しました。ソリティア性のあるコンボが発見されたりしているようですが、一般には「すごいコンボだ、流石アンデット族だなぁ」程度にしか認識されていません。

しかし、それら過去の環境トップの脅威が完全に「過去のもの」として風化している一方で、同じく環境トップに君臨した事がある中で、今尚憎悪の対象となっているカード達が存在します。
それは、征竜です。今ではリミットレギュレーションにおいて下級の征竜が全て禁止最上級も全て制限という圧倒的な存在感を放っているモンスター達(「征竜」は厳密には「テーマ」や「カテゴリ」ではない)です。
環境トップになったという点では上で挙げたようなデッキと変わらないものの、征竜が特に嫌われている理由は、まだ記憶に新しいという点に加えて、ここのカードパワー自体が非常に高かった点や、「征竜」以外にも様々なカードが規制された(主にドラゴン族サポート。これらに関しては「征竜の巻き添えを喰らった」と言われている)。
特に「ドラグニティ」への巻き添え規制による批難が目立ちます。
しかし、征竜の全盛期に【ドラグニティ】と戦った時に、こちらが圧倒的に不利な状況で最後の悪あがきとしてブラック・ホールを放ったところ、返しのターンに異次元からの帰還(現在は禁止で、これも「征竜の巻き添えを喰らったカード」として名前を挙げられる事があるカードです)を使われてレダメブラスタータイダルテンペストレドックスを展開されて完膚無きまでに打ちのめされたのを僕は忘れません…。
そのイメージがあまりにも強いので、ドラグニティに対しては、シャークの言葉を借りて「被害者面するな!例え征竜の力を借りてやった事だとしても、俺はお前のやったことを絶対に許さない」と言いたくなります。
また、ドラグニティ相手にジリ貧に追い込んだと思ったら、相手の場に竜の渓谷があったが為に、相手がどんなカードを引いてもアドバンテージに繋がる(何を引いても捨ててドゥクスレギオンをサーチできる)という状況
それ以来、【ドラグニティ】と戦う際には多少相手の場に伏せカードがあっても、竜の渓谷を最優先して潰すようになった程でした。まあ、潰したところですぐに2枚前以降の渓谷が出てくるところまでお約束でしたが…。
当時は渓谷対策に「フィールド魔法中心のデッキを組んでやろうか」とさえ思った程ですが、現在はフィールド張り替えのルール自体が無くなったため、何の意味もありません…。そんな渓谷も征竜の影響で制限カードとなっています。
BFやインフェルニティやシンクロン等のように、アニメでおなじみの使用者がいない事も、征竜が「受け入れられない」原因でしょうか。僕は5D'sには何の思い入れも無いため、それらのテーマに対しては嫌悪感しか感じませんが、今遊戯王OCGをやっている中にはそんな人間はまずいない事でしょう…。

規制された今でも尚叩かれるのも頷ける程の圧倒的なパワーを持っていた征竜でしたが、その一方で、その恩恵を受けていたデッキも数多くあったというのもまた事実です。【ドラグニティ】や他のドラゴン族デッキもそうでしたし、水属性のデッキも例外ではありませんでした。
タイダルとストリームが無制限だった頃は、ディニクアビス竜騎隊もまだ無制限であり、それらの展開力、回転率の高さから、ジェネクスを使用しない【水精鱗】も普通に型として存在していました。もっとも、当時の環境トップだった【征竜】と【魔導】の二強があまりにも強すぎた為に、【水精鱗】自体が全然頭角を現せていませんでしたが。
これらが規制された(先にストリームが禁止、ディニクアビスが制限になった)事で、【水精鱗】等では再びジェネクスが必須カードとなり、水属性統一デッキは泡と消えました。
ストリームは確かに強力なカードでしたが、逆にストリーム程のパワーカードでもなければ水属性統一デッキは成し得ないというのもまた事実だという事を思い知りました。
でも、ここで「私はタイダルやストリームの緩和を望む」と書いたら袋叩きでしょうな…。
今や「ドラグニティやその他ドラゴン族を被害者として征竜を叩く」事こそが正義だという風潮すらありますが、その一部から恩恵を受けていた身としては複雑な心境です…。
自分が好きな「氷結界」が、DTのストーリーが語られる度に何かと「世界を滅ぼした元凶だ」「無能だ」といって叩かれ、酷い時には「叩かれて当然だ」とまで言われる事すらある点から、土俵は違えど「叩かれて然るべき」な風潮のある征竜には同情すら感じる程です。
それにしても、何を引いてもそれをアドバンテージに変えるサーチ力を誇る渓谷が環境トップで暴れて規制されては「規制は不当だ」「返せ」と騒がれる一方で、「氷結界」専用のサーチ効果を持った氷結界の紋章については「万能サーチを持っているのに環境に頭角を現せていないデッキがある」などと嘲笑されているのは、何とも勝手だなぁと思います。

もう僕の中では遊戯王OCGは2013年で終わった、そして水属性統一デッキはストリームが禁止、ディニクアビスが制限になった時に死んだ
そう思う事にしています。
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テーマ : 遊戯王OCG
ジャンル : ゲーム

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No title

過去から現在において、如何に万能サーチを持とうと
場に一度に並べる展開力がないと意味がないとくらい
製作陣が気づいていないはずがないんですけどねぇ・・・。

コンマイの制作スタッフの中に
水属性のデッキの愛用者っていないんですかね・・・?


それとも少年はドラゴンや機械にしか
ときめかないと思っているのか・・・。


No title

コメントありがとうございます。
氷結界には万能サーチはあるのものの単体でアドバンテージを稼げるようなカードが少ないので困る事がよくあります(汗
水属性関連コンセプトは、日の目を浴びる事自体が少ないですよね・・・。

No title

征竜は、その、「ドラゴン族または」の部分が完全にアウトでしたね……
これさえ無ければ(子征竜はちょい怪しいかも知れませんが)ほどよいパワーの有力な属性サポートだったろうに。
ええ、はい、つまりは。
私にとっては二重の意味で苦い思い出のカードです。

No title

コメントありがとうございます。
征竜は、本当にドラゴン族サポートの面が不味かったと思います。
そうれが無かったら、「有用な属性サポート」で落ち着いたのでしょうか…。
プロフィール

ザルトム

Author:ザルトム
(2016年7月17日 凍結)
6年と8ヶ月の間、ありがとうございました。

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